日曜日。
この日はウイスキー検定対策講座というのを受けました。
日本におけるウイスキーの第一人者、
スコッチ文化研究所の土屋さんが講師だったんですが、
国営放送の朝ドラマ「マッサン」の監修もされているとのことでその裏話とか、
本当の竹鶴さんの話とか、
かなり脱線しちゃってました
フツウにおもしろかったんですけど、
検定対策になったかどうかというと、
「7割はスコッチ出します。
蒸溜所100くらいあるけどテキストには50しか載せてないから、それ全部覚えて。」
という言葉が全てと言っても過言ではない内容でございました
最後に25問の模試みたいなのやったんですが、
奇跡的に全問正解しました
まあ、これまでやってきたように、
スコッチのモルトの名前とその蒸溜所の情報を覚えるという方針は
間違っていなかったみたいなんで、
これからもひたすら飲んでそれについて勉強することにします
ということで、
帰りにまた竹内さんにお邪魔しました。
まだ飲んでないオフィシャルモルトをいただきました。
まずはスペイサイドから。
<グレンフィデック>
ウイリアム・グラントが20年勤めたモートラック蒸留所を辞めて、
1887年に創業。
フィデック川の谷にあることから名付けられた。
当時から家族経営を続けている。
当初はグランツなどのブレンドようだったが、
1963年に当時は珍しいシングルモルトとして世界に売り出すことを決定、
周囲の嘲笑をよそに人気が高まり、
現在は年間100万ケース以上を販売しシングルモルトの売上げ世界一。
ポットスチルは初留10基、再留18基でスコットランド最多、
年間生産量も1300万リットルでスコットランド最大。
テイスティング:
香~樽、麦、スモーク、はちみつ、ミント、海
味~甘い、フルーティー、軽く塩味、ライトボディ
<ストラスアイラ>
蒸留所名は「アイラ川流域の広い谷」の意。
キースの町はかつてリネン産業で栄えたが18世紀後半に衰退。
地元の起業家がリネンに変わるものとして1786年に創業、これはスペイサイド最古。
当初はミルタウン、ミルトンと名乗っていた。
シーバスリーガルのキーモルトで、シングルモルトとしての出荷は極めて少量。
テイスティング:
香~バター、黒糖、オレンジ、
味~黒糖、クリーム、まったり甘い、カカオ、余韻長い
<グレンエルギン>
1898から1900年にかけて
グレンファークラスの元所長と地元の起業家の共同出資で創業。
現在はディアジオ系列。
ホワイトホースのキーモルト。
仕込水はミルビュイズ湖付近の泉。
テイスティング:
香~樽、花、スモーク、柑橘、
味~洋梨、はちみつ、ドライ、塩味
ハイランドとかスペイサイドが好きなんでそっち系にかとよりがちなのを反省し、
アイラもガツンといってみました
<アードベック>
ゲール語で「小さな丘、岬」の意。
1815年にジョン・マクドーガルが創業。
家族経営を続けていたが、20世紀には何度もオーナーが変わった。
生産も不定期になり、一時生産休止にもなったが、
1997年にグレンモーレンジ社が買収し復活。
現在はモエヘネシールイヴィトン社が所有。
麦芽フェノール値はもっとも高く55~65ppm。
仕込み水は蒸留所の北にあるウーガダール湖とアリナムビースト湖の水。
非常にピート色の強い水でコーヒーのような色。
生産は130万リットルとアイラでは最小。
75%は自社のシングルモルトとブレンデット用、
残りはシーバスリーガルやバランタインの原酒用。
テイスティング:
香~歯医者、スモーク、ヨード、クリーム
味~塩味、クリーム
<ラフロイグ>
ゲール語で「広い入り江の美しいくぼ地」の意。
1815年にジョンストン兄弟が創業。
50~70年代にかけてはベッシー・ウィリアムソンという女性が所長を勤めた。
スコッチの歴史の中でもはじめてのケースで、
彼女は「ラフロイグの中興の祖」と呼ばれる。
現在はビームサントリー社の傘下。
フロアモルティングを行い、
独自のピートボグ(湿原)からのピートで麦芽を乾燥し、
フェノール値40~50ppmの自家製麦芽を作る。
ポートエレンから購入した35ppmの麦芽に自家製麦芽を2割ほど混ぜている。
樽はファーストフィルのバーボン樽のみ使用。
チャールズ皇太子の愛飲酒で、
シングルモルトとしては唯一
プリンス・オブ・ウェールズ御用達のワラントをもっている。
テイスティング:
香~薬品、柑橘、ヨード、乳製品
味~塩味、だし、甘味、ゆで豆
エピソード的なのは覚えやすいんだけど、
この蒸留所はどんな形のポットスチルだとかいうの、
がんばって覚えなきゃ・・・。
この日はウイスキー検定対策講座というのを受けました。
日本におけるウイスキーの第一人者、
スコッチ文化研究所の土屋さんが講師だったんですが、
国営放送の朝ドラマ「マッサン」の監修もされているとのことでその裏話とか、
本当の竹鶴さんの話とか、
かなり脱線しちゃってました
フツウにおもしろかったんですけど、
検定対策になったかどうかというと、
「7割はスコッチ出します。
蒸溜所100くらいあるけどテキストには50しか載せてないから、それ全部覚えて。」
という言葉が全てと言っても過言ではない内容でございました
最後に25問の模試みたいなのやったんですが、
奇跡的に全問正解しました
まあ、これまでやってきたように、
スコッチのモルトの名前とその蒸溜所の情報を覚えるという方針は
間違っていなかったみたいなんで、
これからもひたすら飲んでそれについて勉強することにします
ということで、
帰りにまた竹内さんにお邪魔しました。
まだ飲んでないオフィシャルモルトをいただきました。
まずはスペイサイドから。
<グレンフィデック>
ウイリアム・グラントが20年勤めたモートラック蒸留所を辞めて、
1887年に創業。
フィデック川の谷にあることから名付けられた。
当時から家族経営を続けている。
当初はグランツなどのブレンドようだったが、
1963年に当時は珍しいシングルモルトとして世界に売り出すことを決定、
周囲の嘲笑をよそに人気が高まり、
現在は年間100万ケース以上を販売しシングルモルトの売上げ世界一。
ポットスチルは初留10基、再留18基でスコットランド最多、
年間生産量も1300万リットルでスコットランド最大。
テイスティング:
香~樽、麦、スモーク、はちみつ、ミント、海
味~甘い、フルーティー、軽く塩味、ライトボディ
<ストラスアイラ>
蒸留所名は「アイラ川流域の広い谷」の意。
キースの町はかつてリネン産業で栄えたが18世紀後半に衰退。
地元の起業家がリネンに変わるものとして1786年に創業、これはスペイサイド最古。
当初はミルタウン、ミルトンと名乗っていた。
シーバスリーガルのキーモルトで、シングルモルトとしての出荷は極めて少量。
テイスティング:
香~バター、黒糖、オレンジ、
味~黒糖、クリーム、まったり甘い、カカオ、余韻長い
<グレンエルギン>
1898から1900年にかけて
グレンファークラスの元所長と地元の起業家の共同出資で創業。
現在はディアジオ系列。
ホワイトホースのキーモルト。
仕込水はミルビュイズ湖付近の泉。
テイスティング:
香~樽、花、スモーク、柑橘、
味~洋梨、はちみつ、ドライ、塩味
ハイランドとかスペイサイドが好きなんでそっち系にかとよりがちなのを反省し、
アイラもガツンといってみました
<アードベック>
ゲール語で「小さな丘、岬」の意。
1815年にジョン・マクドーガルが創業。
家族経営を続けていたが、20世紀には何度もオーナーが変わった。
生産も不定期になり、一時生産休止にもなったが、
1997年にグレンモーレンジ社が買収し復活。
現在はモエヘネシールイヴィトン社が所有。
麦芽フェノール値はもっとも高く55~65ppm。
仕込み水は蒸留所の北にあるウーガダール湖とアリナムビースト湖の水。
非常にピート色の強い水でコーヒーのような色。
生産は130万リットルとアイラでは最小。
75%は自社のシングルモルトとブレンデット用、
残りはシーバスリーガルやバランタインの原酒用。
テイスティング:
香~歯医者、スモーク、ヨード、クリーム
味~塩味、クリーム
<ラフロイグ>
ゲール語で「広い入り江の美しいくぼ地」の意。
1815年にジョンストン兄弟が創業。
50~70年代にかけてはベッシー・ウィリアムソンという女性が所長を勤めた。
スコッチの歴史の中でもはじめてのケースで、
彼女は「ラフロイグの中興の祖」と呼ばれる。
現在はビームサントリー社の傘下。
フロアモルティングを行い、
独自のピートボグ(湿原)からのピートで麦芽を乾燥し、
フェノール値40~50ppmの自家製麦芽を作る。
ポートエレンから購入した35ppmの麦芽に自家製麦芽を2割ほど混ぜている。
樽はファーストフィルのバーボン樽のみ使用。
チャールズ皇太子の愛飲酒で、
シングルモルトとしては唯一
プリンス・オブ・ウェールズ御用達のワラントをもっている。
テイスティング:
香~薬品、柑橘、ヨード、乳製品
味~塩味、だし、甘味、ゆで豆
エピソード的なのは覚えやすいんだけど、
この蒸留所はどんな形のポットスチルだとかいうの、
がんばって覚えなきゃ・・・。