Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

夏の焼酎

2014-06-30 23:55:50 | Spirits&Others
このところ毎週末、山に登ったりロードレース走ったりしてます。
で、月曜日は完全オフのご褒美デーにしているんですが、
この日は、
前日走った30キロのあとに体のどの部位に負担がかかっていたかを知るために
鍼治療に行って悶絶


帰りになんかごはん食べようと思って、
久々に焼酎飲みに行きました。
夏の焼酎出回ってるし、
そういえば馴染みの店から営業メールきてたなーと思って


さっそくこちらから。


紫尾の露 颯
鹿児島/芋



なついろむそう
鹿児島/芋



夏山吹の里
宮崎/芋



夏の泰明
大分/麦



夏のまんねん
宮崎/芋


夏の焼酎は軽くてちょっと荒々しい感じもしますが、
アルコール度数が低め設定でロックでおいしいので、
おつまみいろいろいただきながら
くいくい飲んじゃいました


きたひろしま30kmロードレース

2014-06-29 22:20:04 | Sports/Fitness
6月最終日曜日、
札幌のおとなり北広島市にて、30キロレースを走って来ました。

サイクリングロードを15×2周、
北海道マラソンを目指すには、この時期の30キロはとてもよい練習です。

特に私、
2012年2月にフルマラソン走って以来、
ハーフマラソン以上の距離を走っていませんのでね


どうなることやら。


脚に負荷かけたかったので、
4日前に20キロ練習して、軽く筋疲労を残した状態で挑みました。


当日は快晴、夏日予報。
給水なんかも含め、よい練習になりそうです。


会場到着し、入念にストレッチ。




で、スタート。



暑かったですが、
給水も3キロ毎にあったし、
風もあったので、そんなにひどくなかったです。


結果は、
2時間49分39秒。

5キロ  29分02秒19
10キロ 27分36秒82
15キロ 27分41秒60
20キロ 28分56秒01
25キロ 28分23秒39
30キロ 27分58秒70


平均28分ってところですかね。

思ったより早くは走れたのですが、
やはり22キロ過ぎくらいから
最近あんまり痛んでなかった右の腸骨付近、左の坐骨からハムストリングス、
そして左の足首から足背が痛みはじめ、
結構キツかった

特に足首の痛みは最後にフルを走った時以来で、
ハーフとそれ以上の距離との違いを実感しました・・・

2週間後にフルマラソンを走ることになっているんですが、
あと12キロも走るんだ・・・と思ったら、
ちょっと気が遠くなっちゃいました




まあ、何はともあれ、
よい練習、よい体験になりました。
ありがとうございました。


帰りは、
参加賞の「きたひろプディング」とクラシック



北海道の夏です



映画  変身 - Metamorphosis

2014-06-28 22:19:33 | Movie


変身 - Metamorphosis
2013年/日本
監督/脚本/撮影/編集/ナレーション 堀 潤


元NHKの堀潤さんが製作した、
日米の原発メルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画。

アメリカの事故については、
堀さんが2012年からUCLAの客員研究員だったときに取材した
スリーマイル島原発事故(1979年)と
サンタスサーナ原子炉実験場事故(1959年)、
が取り上げられています。

サンタスサーナのことは全然知りませんでした。
それもそのはず、
最近までその事故で放射能汚染が起こっていたことは
アメリカ国内でも全く知られていなかったのです。
周辺住民の中には乳がんは白血病が多かったのです。
みんな何も知らないでこの土地で子供を産み育てていたのです。
54年も経った今、
住民の闘いが始まったのです・・・・。

スリーマイルについては、
メルトダウン、レベル5、放射能汚染に関して、
「全然気にならないよ」「だって僕らはこうして生きてふつうに生活しているじゃないか」
という住民と、
放射能の動向とその環境への影響を事故以来ずっと調査している団体の人とのギャップが
印象的でした。

団体の代表者は、
「僕たちがもっと、情報が多くの人の目に触れるよう努力していれば、
 福島の人たちをもっと救えたかも知れなかったのに、
 すまないと思っている」
といったようなことをおっしゃっていました。

また、UCLAの研究者が福島のSPEEDIのデータをビジュアル化して、
こういう情報に住民がアクセスできていれば、
線量が高い方高い方へと避難したりはしなかったでしょうね・・・と
おっしゃっていました。

調べてみると、
実に多くの国で原子力の事故が起こっています。
しかし情報は十分公開されず、
私たちもそれを求めようとはしてこなかった。

そういう時代遅れなことは
もうこの福島第一の事故で終わりにしたいですね。

スリーマイルの活動団体の方はこうも言っていました。
原子力の事故はいつ起こったかはわかるけど、
決してこの日で終わりという風にはならないのだ・・・と。

そう、決して終わらないのです。
だからだんだん風化して忘れられてしまう・・・。


監督の堀さんはこの映画を
カフカの有名な同名の小説から「変身」と名付けたそうです。

「変身」の主人公はある朝突然、自分が虫になっていることに気づきます。
主人公は突然降ってきた災難によって自分はどうなるんだろうという不安を抱えながら、
家族のために自分は息をひそめていようとします。
周囲からも、はじめはかわいそうに思われていますが、
だんだんに疎まれ、放置されていきます。

これが、福島をはじめとした原子力事故とどこか重なるのではないかという思いを
タイトルに込めたのだそうです。

カフカの「変身」の主人公は最後には死んで、
家族は「なんか清々しいわ」みたいなこと言って終わるんですが、
原子力の事故には決して終わりはないのです。
汚染の影響は何十年、何百年と続くのですから。


福島第一の収束作業のずさんさも、
この映画では取り上げられています。

多重構造の雇用形態で、
詳しいことを知らされないまま福島に移動させられて、
原発で働いたことがありますとか現場の経験がありますみたいなウソの経歴を書かされて、
低賃金無保証で高線量区域で作業されられる人々・・・・。

誰かが片付けなければならない。
遅々として進まない作業。
現場で作業を経験した人が言っていました。
あんな状況では、
今この瞬間に生まれた子どもの中でも
20年後とかにこの片づけの続きをする人がいるんだろうな・・・と。

そんな情けないことってありますか・・・。

映画は、原発再稼働反対のデモの様子を映して終わります。



この日は映画終了後、
監督の堀潤さんを迎えて、ワークショップ形式のトークイベントがありました。


映画のこと、NHKの裏話、福島のこと・・・
時間がいくらあっても足りない感じの興味深い時間でした。

日本のメディアにこういう方がいることを頼もしく思います。

この映画をたくさんの方に見てもらいたいと
心から思います。

沖縄の日

2014-06-23 22:18:27 | Food
6月23日、沖縄慰霊の日です。

昭和20年4月1日に読谷、北谷に米軍が上陸してから2か月弱、
多くの沖縄の人たちが犠牲となった地上戦は、
6月23日未明に軍の指令官らが自害して、一応の終結をむかえました。


それから69年。

沖縄に思いを寄せて晩ごはん。


オリオンビールとゴーヤチャンプルー。

何品も作る元気なかったんで、
わたくし的必須食材のレバーをチャンプルーに入れてみました
悪くない感じでしたよ

久々の東京鮨屋めぐり 日曜の昼の部

2014-06-22 17:17:18 | Restaurant/Bar/Cafe
日曜日、雨です。

午前中は
ジョギングしようかなーとか、
大好きな明治神宮に行ってみようかなーとか思っていたんですが、
雨降ったんでなんとなくホテルでゴロゴロ


そしてお昼は、田園都市線に乗ってお鮨屋さんへ。

すし喜邑さん。

今までもちょっと気になっていたお店でしたが、
こっち方面はお隣の用賀で嘉瑞さんに通ってたり、
そのあといちかわさんに行ったりしてたんで、
なんとなく後回しになっちゃってました・・・・。

入店するとすでに2人ひと組(一見さん)が始まっていて、
その隣にわたくし、
あとから常連さんお一人入店の4名営業でした。


お昼は握りのみのおまかせだけ。
日本酒のリストをいただき、
「南部美人」をいただきながら、スタートです。



スミイカ



アマダイ



サワラ



小鯛



金目鯛



アジ



煮アワビ



カツオ



ウニたくさん出てきました
食べ比べ。
左から壱岐赤ウニ、美国ムラサキ、利尻バフン、久慈ムラサキ
おもしろーい!
壱岐、濃厚。
美国と利尻が意外に弱かった。
久慈はやさしいけど余韻が長い。


ここでもう1杯、福岡のお酒(銘柄失念)をいただきました。



カワハギ 肝かませ



イワシ(下にシャリ)



カジキ漬け



〆アジ



穴子
左が対馬、右は明石だったかな。
こちらも食べ比べ。
対馬のほうがふっくらしていて塩で出している理由が分かります。



かんびょうと玉子(プリンタイプ)


以上でございました。

こちらは「熟成鮨」とか言われていますが、
コテコテかと思いきやわたし的にはちょうど良い感じでした。
シャリも好みの感じだし、
温度やシャリネタバランスもちゃんと考えられていて、
安心していただくことができました。

大将と常連さんとの鮨バカトークも楽しく、
またぜひ、夜に伺いたいなーと思いました。

ごちそうさまでした!


今回は2連敗で、
苦行を強いられておりましたが、
最後にとてもよい修行をさせていただけそうなお店と出会えて、
ひさびさの東京鮨屋めぐり、救われました

またそう時を開けずに修行に参りたいと思います・・・
と、気持ちよく空港に向かいました

久々に馴染みのワインバー

2014-06-21 23:59:33 | Wine
あーやっちまったー
満足感を得られないものに高額支払ったあとの敗北感とともに、
とぼとぼと電車に乗り西麻布へ。

向かいましたのは、これまたお久しぶりのこちら。



あーどうもお久しぶりですー、とオーナーさん。

以前は年に3~4回来てましたが、
今回2年半ぶりですかね。

まずは、口のなかをさっぱりさせたかったので、
キリッとした白ワイン。


ワインをいただきながら、
実はこの度はウイスキー狙いでもあったので、
ウイスキーのリストをじっくり眺める(笑)

基本、ボトラーズ・ブランドばっかりです


ウイスキーボトルは客の後ろに所狭しと並んでいるんですが、
「行って自由に手に取ってみていいですよ」
とオーナーさん。


お言葉に甘えて、あれこれ奥の方から引っ張り出したりして。


ようやく決まりました。
なんとなく飲み比べができるようにこんな感じで

マックギボン社プロヴェナンスシリーズ の ポートエレン。
右は1976年蒸溜、2001年瓶詰めの24年もの、
左は1982年蒸溜、2002年瓶詰の20年もので、
業界の重鎮ジョン・ミルロイ氏が厳選したカスク。

20年物のほうが若いしカスクストレングスなんで
すっごく強いんですが、だんだん空気に触れて優しくなってくると、
ものすごい深みであります。



もう一組。


ゴードン・マクファイル社コニサーズチョイスシリーズ。
右はグレンバーギー(スペイサイド)1960年蒸溜
左はトマティン(ハイランド)1964年蒸溜
どちらも相当な古酒なんで飲みやすい中に深みがある・・・。
わたしはグレンバーギーのほうが好きでした


ちょっと背伸びしてボトラーズを飲んでみましたが、
聞いたことがあるシリーズがあっても、知らない蒸溜所が多すぎて、
まだまだありがたみが分かんないですね
でもポートエレンは操業停止しているので、
見つけたらできるだけ飲もうと思ってます


最後にオーナーさんおすすめのモルトを、とお願いしました。


ロイヤル・ブラックラ 12年

こちらも知らない名前・・・・・。
でもスコッチファンは皆知っている有名なものらしいです

蒸溜所としてははじめて王室御用達となり
「ロイヤル」を冠することを許されたところなんですって。
コニサーズチョイスなどのボトラーズのほうが多く見かけられるようで、
このオフィシャルボトル、しかも80年代に流通したオールドラベルは
結構レアみたいです・・・(あとから調べて分かった

何にもわからない私にこんな貴重なのを勧めてくださり・・・・、



本まで出してきて勉強させてくださって、オーナーさんに感謝

いつかは
「お勧めを何か」ってお願いして出てきたものに対して
「おお、これは!」みたいな反応できる人になりたいものです・・・なんてね

ということで、
大変勉強になりました。

またよろしくお願いします

久々の東京鮨屋めぐり  土曜の夜の部

2014-06-21 22:15:59 | Restaurant/Bar/Cafe
お昼も結構食べたんですが、
夕方までにはおなかが空いてきちゃうのがお鮨 (わたしだけ!?)。

次の店のお鮨を想像してると胃がギュイギュイ動いちゃうんだと思います。

いったんホテルにチェックインし、
夜の部は赤坂へ向かいました。


豊川稲荷でお参り。






その近くのこちらが夜の部会場。

はしぐちさん。


長めのカウンターに8席。
席と席の間は結構広いです。

大将とおかみさんだけでやってます。

この日は、3人ひと組がすでに始まっていて、
次はわたし、
30分ぐらいずつ開けて2人ずつ2組の入店でした。



こちらは写真撮影禁止です。



女将さんに日本酒をお願いすると、
4種類くらい口頭で銘柄言われ、全部純米です、と。
長野の岩波というお酒をお願いしたら、
「純米吟醸ですね?」と言われ、
逆に「あ、純米吟醸なんですね、はいお願いします」みたいな(笑)

いや、全部純米って言われて勝手に純米酒だと思ってしまって・・・
実際その岩波以外は純米酒でした。


お召し上がりは?と大将に聞かれ、
おつまみから全部おまかせします、とお願いしました。


磁器の長方形のお皿にツマが置かれます。
大根や貝割れなどいくつか野菜が混ざったツマと海藻、そしてワサビ。


お刺身が来ました。

マコガレイ :身は肝醤油で、縁側はワサビ醤油で、と奨められました。
しまあじ
ミル貝 :大きい!
アジ :小ネギと醤油で和えて小鉢で出されました。
蒸しアワビと肝 :にきりが塗ってあります。

もう少しおつまみ作りますか、握りにしますかと。
そうですね、あと少しだけ、とお願いしました。

赤イカ(剣先イカ)の耳とウニの和え物 :ふつうにイカウニです。
これがまたちょこっと来るかと思ったらけっこうな盛りできました

つまみが終わった時にお皿につまが残っていたら、
それを海苔に巻いて手渡してくれているようでしたが、
わたしはいつも、つまを食べきるようにしているので
手巻きつま、なしです(笑) 




で、握り。

お皿は長方形の陶器に取り替えられました。

新生姜のガリのスライスが添えられます。


マコガレイ昆布締め
赤イカ :細切りをそろえて握る
マグロ漬け :ネタが薄すぎてシャリとのバランス悪し
コハダ :好みの〆塩梅

ここで、私のお酒が無くなってしまい、
大将かおかみさんが気が付いてくれるかなーと
お鮨にも手をつけずにしばらく待ってたんですが、
いっこうに気づく気配ないので
「すいません」と呼んで一ノ蔵をお願いしました。

小柱軍艦 :小柱が冷たかった。
中トロ
大トロ
〆アジ :おいしかった。
アサリ軍艦 :小さい煮アサリが3つのってます。
車海老 :こういった高級店では珍しく、茹で置き。
     まず頭のほう1/3がエビだけで登場。冷たい。
     次、残り2/3が握りで登場。やはりシャリより温度が低い。
     しかもシャリ小さいのにエビは2/3で、さらに冷たいので、
     いつまでも海老だけ口の中に残ってます。
うに軍艦 :バフンウニです。おいしかった。たぶん積丹。
穴子 :ツメで。
    ふわふわでおいしかったんだけど、
    今度はアナゴが柔らかすぎて先になくなりシャリだけが口の中に残る。


これでひと通りです。
あとは巻きものか、同じネタをお出しすることになります、と。

巻きものは何ができますか?と聞いたら、
なにがいいですか?と逆質問(笑)

うーん、
かんぴょうにしようかなーとも思ったんですが、
穴子がおいしかったんで、
穴キュウお願いしました。
おいしかったです。

あと玉子。
片方だけ焼面で焦げが香ばしい。
黄色い部分はフワフワとかカステラとかプリンとか今まで知ってる玉子とはまた違った、
なんだか固い感じでした・・・。
エビが入っているのかさえもいまいち判別しきれなかった(笑)    


以上でございました。


シャリはやや大きめでしたが、
たくさん空気を含んでいるので米の量としては多くないかも。

米の炊き加減は絶妙だと思いました。
とても軽く、
一瞬柔らかいのかなと思うけど芯も絶妙に残っている。

米酢ですが旨みはわりとしっかりしてます。
が、どちらかというとやさしいシャリです。

巷のうわさ通り、確かに沈んでましたが、
まあ、でも、そんなに珍しいわけでもなく

シャリが軽く柔らかい感じなのに対して
ネタはやや硬い、もしくは柔らかすぎで、
温度もやや冷たいものが多く、
だいたいがネタが最後まで口の中に残る感じ。
バランスがあんまりよくありませんでした

客さばきもあんまりいいとは言えないので、
わりとしーんとした中で、次の料理をわりと待つ感じです。
まあそういう朴訥とした感じがよいというのもありますが
大将の鼻が高いなーとか手が大きいなーとか
そういうのがやたら印象に残りました


ということで、
夜の部、終了です。
ごちそうさまでした。

久々の東京鮨屋めぐり 土曜の昼の部

2014-06-21 22:15:08 | Restaurant/Bar/Cafe
この週末は久しぶりに東京にお鮨食べに行きました。

なんか、オバマ大統領がすきやばし次郎に行った前後から
巷ですし特集の雑誌とか出てたりして、
なんとなく行ってみたくなりました。

以前は金曜夜から日曜夜まで鮨5回とかやってましたが、
今回は控えめに土曜の昼から日曜昼までの計3回です

久しぶりなんで新規開拓というよりは
以前よく行ってた頃のお気に入りを再訪したいと思っていたんですが、
どこもいっぱい

ということで、
今回はすべて新規開拓です


土曜のお昼はこちら。

すし処宮葉さん。

こちらの大将は一部で「最後の江戸前職人」とか言われているそうですが、
高齢で、最近はお昼は時々しか出ていなくて、
夜は常連ばかりでものすごく高額になるみたいなんで、
「時々昼に出ている」大将に、
握ってもらえなくてもいいから、
常連さんに握っている姿だけでも拝見できればと思い、
伺いました


が、結論から言うと、大将は現れませんでした・・・。
まあ、そんなもんです

ということで、
お弟子さんの握りをいただきました。

まずは冷酒を注文。

こちらはお昼はお決まり(ランチセットメニュー)があります。
お弟子さんの握りだし、お決まりでいいかな・・・と一瞬気持ちが定まらず、
そのセットが出されたんですが・・・、


多分もうここに来ることはないと思うから、
やっちゃえ!と思って、
スミマセン・・・やっぱりつまみ少な目で夜のおまかせみたいな感じでできますか?
とお願いしました。


で、お造り。

真子ガレイ、カスゴ(小鯛)、グジ(甘鯛)昆布〆
マコは煎り酒とワサビで、と奨められました。

おいしいお刺身です。

あと稚鮎を焼いているのでその間握りを出していきます、と。



マグロ漬け
宮崎産。深海もので肉質が滑らかでしょう?・・・と。
確かに。
っていうか、シャリ大きめですね・・・。


トロ
中トロと大トロの中間の霜降り、と。



カンパチ


で、稚鮎来ました。


一夜干しなのかな、焼きすぎなのかな・・・
なんだかスッカスカで、たで酢も薄かった

食べ終わった頃、
握り再スタート。



白キス
おぼろをかませてあり、上には生姜。



小肌
この時期の小肌は川が硬いから、皮を引いて裏返して握るんです、と。
昆布シート乗ってます。
かなりすっぱかった。



アジ
おいしい。



お椀
固くしまったカツオがうどんのつゆみたいな汁のなかに。



カツオ



アオリイカ
イカが固く、シャリと合わない。



函館のムラサキウニ



赤貝
丹波産。これも貝が固くてシャリと合わないし、
シャリが緩すぎて手で持った時に崩れた



軽く炙ったとり貝
んーこの前和喜智で食べたののほうがおいしかった・・・。


ここであと何貫ぐらい食べますかと聞かれたので、
んー5貫ぐらいかな?とテキトーに答えちゃいました
「あと穴子でひと通りなんですけどいいですか」とかいうふうに聞かれたら
「はいいいです」って言ったと思うんだけどな・・・



いくら軍艦
えー?
季節外れのイクラを出すなんて、すきやばし次郎か!?みたいな。
そして次郎と決定的に違うのはイクラに冷凍庫のにおいが付いてました・・・・



牡蠣
鳥海山の伏流水で育った牡蠣だそうで。



シャコ
江戸前のシャコだそうです。
それはなかなかレアですね。
お味は淡白。



はまぐり
これこれ!握ったハマグリに煮汁をかけていただく。
江戸前の仕事だそうです。
柚子が効いてます。



穴子
デカい!よそでは半分に切ってくれたりするけどね
江戸前だそうです。
皮が軟らかくてふわっふわ。
全然臭くない。おいしい!



ランチセットのデザートまで出ました
スイカのゼリーだそうですが、スイカ感無しです


以上でございました。

シャリは甘い甘いと聞いていたので、
すんごく砂糖甘いのを想像してたんですが、
そこまでではなかったです・・・。
まあ塩とか酢が弱いんで確かに甘いんですが
そして米の炊き方が柔らかいです。

なんか知らないけど全体的にワサビが辛かったー

そして全体的に残念な感じでした。
これ、夜に大将が握ったら全然違うのかなあー。
うーん、うーん・・・

まあいいや。
ごちそうさまでした。


夜の部までにすこしおなか空かせなきゃならないんで、
アクティビティの時間(ローカル番組「おにぎりあたためますか」風

汐留で陶器の展示やってるのを見に行こうと思っていたんですけど、
なんかお鮨が残念で、気持ちの勢いがなくなりましたので、
ぼさーっと歩いてたら東京タワーが見えて、
増上寺にでも行ってみようかなーとフラフラと・・・







なんか夜のイベントのリハーサルやってて、
一青窈さんの生歌聞きながら、
「やっちまったなー」「いやこれも修行だ、鮨道修行」
などとしばし反省しました

ワインの仲間とバースデー会

2014-06-19 23:59:21 | Wine
バースデーワイン会、
この度はわたくしの誕生日をお祝いしてくださるということで、
週末は山だマラソンだとあちこち飛び回っているわたくしの都合で、
平日にも関わらず、みなさまお集まりいただき、感謝感激です

今回は参加者少なめでこじんまりと

しかもブドウ酒にとどまらずいろんなお酒が集まりました

まずは泡で乾杯。

ブラインドで出されました。
ちょっと暖かい感じがする。
でも新世界ほどでもなく・・・・
スペインにしては苦みがないし・・・
うーん、降参!


シャンパーニュでした!
が、ブドウはシャルドネではなくピノグリ。
なるほどー



お次はこちら。
ブルゴーニュワインのようなボトルでコルク栓ですが、
「純米酒」って書いてあります(驚)

榮万寿 純米酒 2013生酒
群馬県の蔵で出しているそうです。
日本酒の世界進出に伴って、こういうのも出てきているんですねー。
結構酸味がしっかりしていてドライな日本酒でした


次は私が持って行ったこちら。

陸前高田かんだわいん。
ゴールデンウィークに現地で買ってきました。
マスカットサイダーでおなじみの神田葡萄園のワインです。
いまは山形のワイナリーにブドウを運んで醸造してもらっているようですが、
来年あたりからは自社で醸造するとか。
すごい分かりやすいナイヤガラです


お次は北海道のワイン。
なんとビンテージ違いで飲み比べ。



田崎正伸 ツヴァイゲルトレーベ 2008 2010
こちらもきれいなツヴァイゲルト。
ヴィンテージの違いもしっかり分かりやすい。


お次はこちら。

ねむりうめ。
京都の丹波ワインの梅ワインです。
京都青谷産の梅をワイン酵母で発酵させて、
ワインのような作り方で醸造しているので、
いわゆる梅酒とは違います。
おいしかったー 


そしてこちら。

ロイ エステート カベルネ ソーヴィニヨン ナパヴァレー 2009
濃厚ガッツンを想像していましたが、
意外と飲みやすかった


そしてケーキタイム。

しっとり焼けていました


これに合わせてお店から1本・・・。
ブラインドで出ました

ん?
これはブドウじゃないよね?
米?日本酒?

答えはこちら。

シェーヌ・ダルゴンヌ2004  Henri Giraud × Masuizumi
シャンパンハウスのアンリ・ジロー社がワインの熟成に使用した木樽で
満寿泉(富山県)の特別純米大吟醸をねかせた日本酒。

すごいレアアイテムです

骨格がしっかりしているんだけどさらっとして飲みやすい感じです。

濃厚お抹茶のケーキのお供が日本酒だったり梅ワインだったり。
ワインも日本のものが多く、
ジャパーンな感じの夜でした

楽しくおいしいひととき、ありがとうございました