Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

盛岡でおいしいお酒

2013-12-30 23:54:32 | Life
釜石を出て2時間ほどで盛岡に到着。

妹と合流しまして、
ちょいと盛岡で飲み処を新規開拓です。



珈琲 洋酒 パノニカ
1年ほど前にオープンしたばかりのジャズバーです。
真空管アンプでジャズを聴きながら、
珈琲や洋酒、軽食をいただけるお店です。


以前伺ったスコッチハウスのオーナーさんが教えてくれて、
妹が先に何度かお邪魔していたんですが、
今回初めて2人で行ってみました。

で、いきなりウイスキー三昧です(笑)


バーボン(IWハーパー)を牛乳をチェイサーにして。
これイイ!



スコッチ飲み比べとか・・・



山崎をロックで。

2人でチビチビと。
強いお酒ばかりですが、
こうしてちびちび飲むと全然酔わないんですよねー

週末は昼から通しでやってるみたいなんで、
へんな時間帯に時間をやり過ごすにはピッタリ!
あー札幌にもこういうお店ないかしら。



そしてもう1軒。


BAR IZAYOI

こちらもスコッチハウスで教えてもらったお店。
スコッチにも詳しい女性オーナーさんが
ワインも出すお店です。

晦日なんであんまり積極的に商売する気はなかったみたいですが、
ムリヤリ押しかけてしまいました


妹がブルゴーニュ好きなんでこちらをバイザグラスでいただきました。


ラドワが本拠地のドメーヌみたい。
09だしセラーから出して開けたばかりだし、
最初全然開かなかったんですが最後のほうでやっと開いた感じでした。
妹がもう酔っぱらってきたので
この日は1杯だけで終わり。
また今度、通常営業の時に伺おうと思います

晩ごはん食べてないんですけど全然酔っぱらわないなー。
と思いつつ、実家に深夜着

親不幸です


今年最後の三陸訪問 ⑤ 釜石でお買いもの

2013-12-30 18:01:29 | Travel
鵜住居から釜石の中心街に戻ってきまして、お正月の買い物をしました。




二つの仮設商店街で、お酒やらお茶やらこまごましたものを。


そのあと少し散策。

こうして津波のあとを残しつつも、
釜石市街地はどんどん建物が増えています。
仮設商店街に入っていた店舗が元々あった場所に新店舗を立てて戻っていたり。



そして来春にはイオンもできるみたいです・・・。
これは地元商店街にとってはあんまり喜ばしいことではない気もしますが、
まあ雇用を生むという意味ではよいのかも



さて、この日は朝ご飯まだ食べてなかったので
11時頃お腹が空いてきて、軽食タイム。

大町ほほえむスクエア。
釜石キッチンカーが屋台村のように並んでいます。



よつばやさんのアボガドベーコンバーガー、
ベックさんでホットワインをゲット。
バンズが柔らかくておいしかったー

このあとハピスコーヒーさんでコーヒーいただきました
そしてコーヒー豆も買いました。

ハピスコーヒーの店長さんがポーズ
いつもありがとうございまーす!


この日はあいにくの雨模様でしたが、たくさん買い物できてよかった。


駅前に移動して、またお買いものしたら、
ちょっと小腹が空いてきたので、
駅前の仮設飲食店街でラーメンいただきました。



「こんとき」さんの釜石ラーメン。
うまーい


ということで、たくさん経済活動しまして、
実家に帰るため、盛岡行きの電車に乗りました。


釜石から遠野に向かう車窓の景色がステキ。




まるで版画みたい。


ということで、今年も三陸の町にたくさんお邪魔しました。
毎月1~2回、岩手から福島まで。
再訪した町では復興への道のりを確認して
今年になってはじめて行った町もあって・・・。

また来る年もちょろちょろお邪魔します。

沿岸の皆様が良い年を迎えますように・・・。

おわり。

今年最後の三陸訪問 ④ 解体が始まった鵜住居防災センター

2013-12-30 10:00:14 | Travel
11月にも訪問した鵜住居防災センター、
12月のはじめから解体が始まりました。

次に鵜住居に来るときは更地になっちゃってると思っていたのですが、
ゆっくり作業が進んでいるのか、
まだなんとかかろうじて外観をとどめているようでした。




近づくと重機が何台か見えますね。





側面から壊してるんだ・・・・。



正面はまだ残ってる。


あーなんか寂しいですね。

建物の外からお参りしました。

忘れないように、しっかりと目と心に焼き付けて。


つづく。

今年最後の三陸訪問 ③ 宮古から山田、釜石へ

2013-12-29 23:59:37 | Travel
田老からバスで都に戻りました。

すぐにまた南下するバスに乗りつぐつもりだったのですが、
そのバスが土日祝運休だと判明し、
次のバスまで1時間

宮古にはお気に入りのカフェがあるのでそこで時間をつぶすことにしました。

土屋商店。


ブレンドコーヒーいただきました。


ゆっくりしすぎちゃいまして、
バス停行ったらもう列ができてました

この路線はいつも混んでいるんです。
JR山田線が震災以降運休になってるものだから・・・。


1時間ほどで山田町の道の駅に到着。

15分ほど余裕があったのでちょっと買い物しました。


ここで釜石行きのバスに乗って、
1時間で釜石着。





ホテルにチェックイン後、駅前にある仮設飲食店街へ。

馴染みの店、咲家さんでまったりと





かわはぎの塩焼き








こちらはいつもつい長居しちゃうのですよねー

ごちそうさまでした!
また来年もお願いします


つづく。

今年最後の三陸訪問 ② 田老

2013-12-29 15:38:37 | Travel
宮古からバスで30分くらい北上し、田老駅前に到着です。
1年何か月かぶりに来ました。




無人駅なんで、ホームにも上がってみました


国道に出るとすぐに防潮堤の起点がありました。



立ち入り禁止ですが少し歩いて行ってみます。



この防潮堤は田老のシンボルでした。
過去に何度も津波の被害にあっているこの町では、
長大な2本の防潮堤がエックス型に町と海とを隔てていましたが、
今回の津波はそれも超えて町を飲み込んでしまいました。



下に降りてみると、
防潮堤があるがために向う側の海が全く見えず、
波が越えてから初めて津波に気が付いた人も多かったと言います。


町はいまだにこんな状態です。







田老町は震災前から防災の町宣言をしていましたが、
このたびこの被害を踏まえて、
また防災について学んで伝えていこうという試みが始まっています。



「学ぶ防災」。
破壊されながらもある程度町を守った長大な防潮堤と、
震災遺構として保存されることが決まった「たろう観光ホテル」を見学するガイドツアーです。

今回わたしはツアー申し込まず個人でまわりましたが

また防潮堤に上ってみます
ここはちょうどエックス型の防潮堤の交差する部分なので、
堤の全容や町の様子が見渡せる場所なのです。







海側の防潮堤はこのように壊れちゃっているんですが、
今後はこれを再建する計画のようです。
向う側にみえる白い建物が「たろう観光ホテル」。
また防潮堤を降りて、
壊れた防潮堤沿いをホテルまで歩いてみましょう。












ホテルに到着しました。





このホテルを震災遺構として保存するための初期費用が
国費で賄われることになりました。
津波の猛威を後世に伝え、観光面の効果も期待できることから
宮古市が国に支援を申請していたのが認められたものです。
復興庁はまちづくりとの関連性や住民の合意があることを認め、
さび止めや補強など保存に必要な工事費の支援を決めました。
震災遺構保存に国費が投入されるのはこれが第1号です。

こういった動きには賛否両論ありますよね・・・・。
特に国費投入となると、どうなのかなって気もしますが




上に行けそうでしたが、ツアー参加者のみって書いてあったのでやめました


すぐ裏に山があったので登ってみました。





またてくてくと街の中心部のほうまで歩いてお買い物タイム。

物産センターができていました。



再開しているお店もありました。



田老産の海藻と、
お隣の岩泉町のクルミを買いました。
お年寄りが手作業で剥いているそうです。


久しぶりの田老、これからどういう風に変わっていくのか感じることができてよかったです。
また来ます


つづく。

今年最後の三陸訪問 ① 宮古へ

2013-12-29 11:33:28 | Travel
年末年始は実家のある盛岡に帰省するんですが、
今回お休みが長く、ずっと実家にいるんでは間が持たないので
実家に行く前に沿岸をまわることにしました。

今回はいろんな都合により、
盛岡→宮古→釜石→盛岡のルートで1泊の旅です。

盛岡から宮古はJRも運行していますが、本数が少ないので、
今回はバスで向かいました。




2時間ちょっとで宮古到着。



少し街を散策しました。



津波の浸水のマークを辿りながら、
年末の商店街をうろうろと30分ほど歩きまして・・・・

さて、10時半。
こちらのお店がオープンとなりましたのでさっそく入店しました。

「中華そば たらふく」さんです。

シルシルミシルさんデーというテレビ番組の
『全国ローカル線の旅 地元民が選ぶベスト5発見ツアー』
という企画で、
あまちゃんロケ地の北三陸が取り上げられ、
1位 のだ塩ソフトクリーム
2位 北山崎 サッパ船アドベンチャーズ
3位 浄土ヶ浜
4位 龍泉洞
5位 たらふくの中華そば
だったそうで、
このたらふくの中華そばだけ未体験だったのでこの機会に食べに行きました

メニューは中華そばしかないので「ひとつください」と注文しまして待つこと5分くらい。
来ました。

創業以来60年、ほぼ変わらない自慢のスープは煮干しダシが香るあっさり醤油味
麺は、スープに良く絡む自家製の平手打ち麺。
夕方には売り切れてしまうこともあるほどの人気メニューだそうです。

ほんとにあっさりでした。
薄すぎるんじゃないっていうくらい(笑)
麺はかんすいっぽさが少なく、小麦の風味がのこる素朴なお味。

ラーメンっていうよりは中華そばという呼び方がしっくりくるって感じです。

ごちそうさまでしたー

さて、
おなかも満たされたところで、
次はまたまたバスに乗って、同じ宮古市の田老地区に向かいます。

つづく。

馴染みの店に年末のごあいさつ。

2013-12-28 22:51:09 | Restaurant/Bar/Cafe
この日は夜行列車で帰省することにしていたので、
列車に乗る前に晩ごはんを食べに行きました。


ススキノへ。


いつものイタリアンバールです。

鉄分補給を意識してお料理頼みまして、
ワインはオーナーソムリエさんおまかせで。


昆布森産 生ガキ
ワインはトスカーナのSB、Chとあともうひとつなんかの混醸でした。



えぞ鹿のポルペッタ(ミートボール)と白いんげん豆のトマト煮込
ワインはネレッロマスカレーゼ。



最後はワインを先に選んで、お料理をソムリエさんに選んでもらいました。


テルチッチ・マティアズ メルロ 2009
果実味たっぷり。
イタリアのメルロー大好き。

お料理はこちら。

真狩産 ゆり根のラビオリ カルボナーラソース  
卵とメルローの甘みが合う!


おいしくいただきました。
ごちそうさまでした。

また来年もよろしくお願いいたします


スコーンを焼きました

2013-12-23 21:52:06 | Bread/Sweets
休日のティータイム、
紅茶飲むんならこれでしょ。
ってことで、
これまた久々にスコーンなんか焼いてみました




というか、
今回のこの流れ、
実はスコーンが先だったのです

正確には、
先日ブッシュ・ド・ノエルを焼いたときに
生クリームがほんのちょっとだけ(大匙2くらい)余り、
それでなんとなくスコーン食べたくなったのでした

生クリームとマスカルポーネで“クロテッドクリームもどき”を作りまして、
あとはジャムとはちみつで。

おいしかった・・・・



久々にきちんと紅茶を・・・・

2013-12-23 21:50:34 | Tea/Coffee
「北欧フェア」で紅茶を買いました。

スウェーデン王室御用達のティーハウスのものです。


2種類買いました。

セーデルブレンド と サージョンスペシャル。


この日はサージョンスペシャルをいただきました。


ラプサンスーチョン、キーマン、ユンナンを松の木で燻し、
バラやジャスミン、レモンピール、ベルガモットオイルなどをブレンド。

疲労回復の効果があるそうです。



スモーキーでエキゾチックな香り。
好みが分かれれますよね、中国紅茶。


華やかなのもいいけど、
こういうのも落ち着きます。


ワインとかアルコール類にハマる前はお茶関係一切勉強してました
紅茶、コーヒー、中国茶、日本茶などなど。

道具もいろいろ持ってるんですが、
茶こしとか銀メッキのものは、しばらく使ってなくて変色
久々に紅茶を飲むためにまずは銀磨きが必要でした

せっかく磨いたからしばらくは紅茶を楽しみます

映画 架け橋 きこえなかった3.11

2013-12-23 19:24:56 | Life
雪がずーっと降っている祝日、
映画を見にいってきました。


久々の蠍座。
人気作品のリバイバルや社会派作品を上映しているミニシアターです。


今回はこれを見に来ました。

架け橋 きこえなかった3.11

自身も聴覚障がい者である監督が、
ろう者や身体に障害のある人々が震災をどのように知り、避難したのかという
知られざる事実を取材したドキュメンタリー。

震災直後の2011年3月から12月にかけて4回にわたり
被災地を訪れて製作された「架け橋」シリーズ4作品
「東日本大震災 宮城の被災ろう者は今」
「東日本大震災 一ヶ月の被災ろう者」
「地域の絆」
「前へ進む力」
を1本にまとめた劇場公開版です。


津波警報が鳴っていることが分からなかった、

近所の人が教えてくれたから逃げた、

水が引いてからうちに戻ったらウチが跡形もなくなっていた、
教えてくれる人がいなかったら津波にのまれていただろう・・・

避難所では配給などの情報は放送で
聞こえない人たちは知らずにもらえないままになってしまうから、
みんなが立ち上がってどこかに行く様子とかいつも気を張って見ていなければならず、
気が休まる暇がない・・・・

中には戦時中に教育を受けられなかったろう者もいて、
字が読めないからさらに情報から疎くなる。

聴覚障がい者は見た目で障がい者と分かりにくいから
知らない人ばかりの場所では放置されてしまいやすい・・・・

建物に入れないとか乗り物に乗れないといった
目に見えやすいバリアでさえまだまだたくさんある世の中。

命の守るための情報が平等に発信されていない・・・
なんという残酷なバリア・・・・。


せめてもの救いは、
たくさんの人がこのドキュメンタリー映画を見に来てくれていたこと。
震災関連ドキュメンタリーは結構ガラガラだったりするから、
ちょっとうれしい驚きでした。


もっと多くの人に見てほしいな。
自主上映会とかでまた北海道でやってくれないかな・・・。




(余談)

映画館から駅に向かって歩いていてふと見ると・・・

ふるさとの詩人、石川啄木。
ここに啄木の下宿があったんですって。
20年もこの街に住んでてすぐそこの大学に通ってたのに、
はじめて知った・・・