Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

遅ればせながら・・・・

2007-08-31 23:46:45 | Sports/Fitness
うちにもビリーがやってきました。
ぶふっ。
早速やってみましたよ。
基本編。
腹筋がやばいね~。
腕と足は大丈夫かな、今のところ。
あとは早い動きがこんがらがってうまくできなくて
ちょっとショック

しばらく楽しめそうです。

お食事会

2007-08-30 22:16:26 | Career
今日は、病院の院長、看護師長、事務長、私の4人で
お食事会でした。
8月はじめに院長がこの4人で食事したいとのたまいまして、
みんなの都合が合うのが今日だったってわけです。

ごくまれにこういう呼びかけがあるらしく、
でも話す内容といったら
院長が研修医だったころの経験談とか自慢話だと聞いていたので、
あまり期待もしていなかったのですが、
いざ参加してみると・・・・
やはり噂どおり、まったくもって院長の独壇場。

関心(?)したのは看護師長。
2~3歩引き気味の私と事務長をよそに、
看護師長はものすごい相槌で院長を「ヨイショ」。
病院を出るまでは
「行きたくなーい。あの院長ほんとムカつく。」とか言ってたのに、
いざ会が始まるところっと院長を立てる側に。
大人だな~・・・ある意味。
逆に言うと、すごい2重人格。

おいしいご飯をいただいてきっかり2時間で開放されたので
ま、いっか!

復調の兆し

2007-08-29 22:06:12 | Life
今週は毎日朝4km駅までジョギングしてます。
しばらく弁当を作る元気がなかったんだけど、
今日は弁当作って背負ってジョギング。
お盆に実家で太った2kg、今日で元に戻りました。
なんかいいかも~。
この調子で体調整えていきたいものです。

晩ご飯 チーズ2種

2007-08-27 23:14:59 | Food
フィリップ・オリヴィエさん、
有名なチーズ熟成師です。
彼のチーズ、お店では余り売ってなんですが
なんとたまたま見つけちゃいました。
 

右はAOC(血統証つき)のカマンベールチーズを
カルヴァドス(りんごのブランデー)で洗って
パン粉をまぶして熟成したもの。

左はボーフォール・アルパージュといいます。
ボーフォールはフランスのアルプス地方で作られる 
『山のチーズ』のひとつ。
6月から9月まで
アルプスの山に放牧することを「アルパージュ」と言い、
この時期に作られるボーフォールが最も珍重されます。



カマンベール・カルヴァドスは臭いけどクリ-ミー。
赤ワインによく合う。
ボーフォール・アルパージュは
栗とか芋とかみたいにほっくりした感触があるハードチーズ。
濃厚でうまい。
6月の青々とした草を食べた牛のミルクで作ったんですもんね。

りんごとライ麦パンを添えて・・・。

映画 キサラギ

2007-08-26 23:03:29 | Movie


製作 日本 2007年

喪服(にも見えるアンサンブル)を着ていったら
1000円で見れました。
なぜかというと、
自殺したアイドルの1周忌についての映画だったから。

Movie Walkerの「観てよかった映画ランキング」で
結構長いこと1位になっているこの映画。
気になってましたが、
日本映画だし・・・と観るのをためらってましたが
妹が絶賛していたので喪服割引利用してみることにしました。

1年前に死んだアイドルの
ファンサイトのユーザーが1周忌を機に結集。
故人の思い出を語るための会合が思わぬ方向へ・・・
見たいなストーリー。

映画っていうより舞台みたいでした。
撮影の場所が1箇所だから。

笑いあり、サスペンスありのエンターテイメント。
テンポが小気味いい、観ていて飽きない映画。

最近娯楽性の高い作品を見てないせいか
正直「これが観てよかった映画第一位なのね・・・」
って感じの後味でしたが、
これをもし映画より舞台で見たらもっと満足度が高かったかも。

映画 Sicko

2007-08-26 22:44:15 | Movie


原題 Sicko
製作 アメリカ 2007年

おなじみマイケル・ムーア監督の
「アメリカを斬る」シリーズ。

アメリカは先進国で唯一の国民皆保険制度を持たない国。
ドラマ「ER」なんかでも
保険を持たない人が運ばれてきて
お金を払えないからって
患者がそのまま帰っちゃうシーンがありましたね。

結構アメリカ事情に詳しい私、
医療保険を持っていない人が多いことは知っていましたが、
保険があっても決して納得がいく医療を受けられない人や
ちゃんと治療してもらったがために借金を抱えている人が
こんなにいるなんて驚いちゃいました。

うちの相方もひどい目にあってます。
腎臓の検査ではじめは保険で支払われるはずだったのに
当初予定していた方法ではうまく行かないと
検査が始まってから医師が判断して
日帰り検査のはずが一泊することに。
保険会社はその方針変更を却下、
検査は保険でカバーされないことになり
彼は数百万の借金を背負う羽目になりました。

それはさておき・・・

こんなアメリカの医療事情を
マイケル節炸裂で面白おかしく描いてます。
「医療を国が管理するなんて社会主義の国のやることだ」
という理屈でアメリカ政府は国民皆保険に否定的。
でもカナダ、フランス、イギリスなどでの突撃取材で
その理屈を覆していく様はほんとに見ごたえがあります。

アメリカにとって仮想敵国のキューバも
皆保険制度を持ってます。
マイケルが、
映画に登場した「アメリカ保険制度の犠牲者」たちを
キューバに連れて行くシーンがあります。
アメリカでは120ドルの薬が
キューバでは1ドル以下で買えることを知った女性は
「何なのこの不公平は!」と怒りの涙を流してました。
ハバナの病院ではキューバ国民でもない彼らを入院させて
検査や治療を無料で提供してくれました。
「こんなに手厚い治療をしてくれて無料なんて・・・」
と感激とアメリカ人としての情けなさで涙する患者達。
この辺のシーンでは私も涙が出ちゃいました。

多分世の中で一番クレイジーな
弱肉強食の国だと思います。
アメリカは。

前知識がないと難しいかも知れませんが
ぜひ多くの人に見てほしい映画です。
そしてこんなアメリカのいいなりにばかりなっている
わが国に疑問を持ってほしい・・・。

ランチ@ hofe(ホフ)

2007-08-26 22:05:43 | Restaurant/Bar/Cafe
映画の合間にプチ贅沢ランチを
hofeというカジュアルフレンチレストランで。
2100円のランチコースをいただきました。

前菜

かつおと水ナスのサラダ。
カツオが新鮮でうまい。
ゆず風味のドレッシングがまだ激ウマ。

スープ

ビーツの冷製スープ。
これはまた激ウマ!
甘くもなく塩辛くもなく、
ただ素材の味を生かしているって感じ。
どうやって作るんだろ・・・。

メイン。

和牛ほほ肉の白ワイン煮込み。
肉が柔らかい~。アニスの風味で大人の味。
肉の下にあるかぼちゃと思われるペーストが
肉の煮汁とともに肉とからまってうまい。

デザート。

チョコレートのムースと生姜のアイス。
これまた大人の味。
チョコムースもアニスの風味。
重くなりがちのチョコ系デザートも、
アニス風味&生姜のアイスで
とってもおさまりのいい感じになってます。

ここはかなりうまいと思う。
今年いろいろ食べ歩いてますが、
いままでで一番かも。
いっぱい食べたいものがあったからまた行きます。

映画 街のあかり

2007-08-26 21:39:46 | Movie

英題 Lights in the Dusk
製作 フィンランド 2006年

「過去のない男」のアキ・カウリスマキ監督の作品。
この監督の映画はほんとに地味なんですけど
なんか気になる。

学歴が低くて強面、
なぜか会社の同僚からも無視or馬鹿にされ、
街角で人にただ「こんにちは」といっても無視される。
そんな主人公は孤独だけど静かに前向きな人で、
起業セミナーを受けたりお金を貯めたりして
いつかのし上がろうと希望を持っている。

でも、孤独な心の隙間をギャングのボスに見透かされ、
まんまとだまされて仕事を失い、
終いには濡れ衣で1年も投獄されてしまう。
出所してようやく見つけた仕事も
またそのギャングの仕業でクビになり、
その上ボコボコに殴られ・・・・。
それでも主人公はもうろうとした意識の中で
「こんなところでは死なないぞ・・・」と。
そんな彼のそばには唯一の彼の理解者が静かにたたずんでいた。

主人公は自暴自棄になってもおかしくないくらいの不運な男。
でも不思議なくらい不屈の精神で
誠実に生きる道を模索する。

一生懸命にやっていればいつか報われる、
そんなきれいごとを・・・と思いがちですが
地味で坦々と進むストーリーの中の
地味だけど確かに感じるやわらかい一筋の光は
一生懸命も悪くないかもな・・・と思わせてくれます。