Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

珍しい国のワインを楽しむ会

2015-09-26 23:59:58 | Wine
シルバーウィークですっかり風邪をひいてしまいました

連休明けは相変わらず仕事仕事で体調整えるヒマもなく、
鼻も喉も不調だったのですが、
前から予定に入っていた、いつもの仲間とのワイン会に出かけました。

この度のテーマは、ワイン産出国としてはマイナーな国のワインです

乾杯の泡はこちら。

旧ロシアのモルドヴァ産のブランドノワール。
タンニンというか苦みが強い。あとからほんのり洋梨の風味も。
エクストラブリュットって書いてあるけど結構甘み残ってた。
まあ、規格が欧州とは違うのかもしれないけど。

お次は中国。

雷司令って中国語でリースリングのことなんですって
お味は苦味とちょっと酸化した感じ。
ブショネだったかもしれない・・・?

おつぎはキプロス(ギリシャ)

品種はわからないんですけど、
苦味、オイリー、石油、南国フルーツって感じ。

お次はカナダ。

オンタリオのピノノワール。
樽の渋みと赤果実。

お次は南米ペルー。

樽が効いたシャルドネ。苦い、渋い、バニラ。

お次は陶器ボトルがかわいいこちら。

これまた旧ロシア・グルジアのワインです。
軽くタンニン、甘め。
お料理に合わせやすそう。

あと2本、
黒海に近いロシアで作られた、苦ーくて、オイリーな香りの白ワインと、
アゼルバイジャン産で、のり佃煮風味の赤ワインがあったんですが、
写真忘れです

最後、もう一つ、メジャーなワイン産地のこちら。

スペイン・リオハ産。
タンニン、厚み、甘味。
テンプラニーニョって感じ

すごいーおもしろかったー
なんかいつの間にかだんだん高くておいしいのばかり飲むようになっちゃって、
なかなかこういうのを買って飲む機会はないのですけど、
ワインラヴァーとしては広くワインについて知識と経験を持ちたいので、
こうして仲間とちょっとずつなら怖いものでも開けて飲んで語り合えるしね
ほんとによい体験になりました。

いつも楽しくて、ためになるひとときをありがとうございます


宮城沿岸、自転車の旅 ⑮ 新しい仙石線と旅の終わり

2015-09-22 14:43:41 | Travel
宮戸から野蒜駅に戻りまして、
駅周辺のまちづくり現場を眺めながら電車を待ちます。


3日半にわたる宮城沿岸自転車の旅でしたが、
鼻水鼻づまりと痰がらみ、気管の熱感などの症状が悪化してきたので、
残念ながらこれにて終了です。

せっかくお天気よいし、ここで切り上げるのもったいなくて、
これから塩釜までJRで行って午後から七ヶ浜ぐるっとまわってから帰ろうかとか、
やっぱり今日も泊まって、当初の予定通り明日、山元まで行ってから帰ろうかとか、
いろいろ考えたんですが、
連休明けにまた山のような仕事が待っていると思うとね・・・

この日の夜うちに札幌に着く特急に乗れるように、
野蒜から仙石線上り列車に乗り、どこかで東北本線に乗り換えなければなりません。

いつもなら仙石線の高城町駅で下車して
徒歩で東北本線の松島駅に移動して乗り換えていたのですが、
5月の仙石線全線開通を機に、
新しく便利な路線ができたそうです。

仙石東北ライン。
松島と塩釜の間辺りで仙石線と東北線の線路が切り替わるみたいです。
塩釜駅で仙石線と東北線の乗り換えができます。
仙台まで行かなくてもいいし、いったん高城町で改札出たりしなくてもいいので
ちょっと便利

さて、野蒜駅に電車が来ました。

前の日に東名駅までは行ったんですが、
東名から高城町駅までの間は初めて。

またまた電車最前車両に乗り込みまして、
わくわくの鉄子ちゃんです

山側に移設された東名駅から海沿いの陸前大塚駅に向かう線路は、
下りの鉄橋をブレーキかけながら、海に向かって行く感じ。

わーい

その先はきれいな松島湾をしばし眺めながらの電車旅でしたが、
海側にたくさん乗客乗ってたので写真撮れず残念

陸前大塚、陸前富山駅を過ぎ、

小さなトンネルを通ると・・・


今度は田園地帯。
もう稲刈りのシーズンですね。

さて、松島海岸を過ぎて、
陸前浜田駅からしばらくの間、仙石線と東北本線が並走するんですが、
そこで線路が切り替わるみたいですので注目しておりました・・・。


お!これか!
すごーい!おもしろい
(わかる人にだけ分かればいいんです)

ということで、塩釜駅にて東北本線に乗り換え、
そのあとはひたすら北に向かいます。

内陸なんで、もうずっと田園風景です





でも、この時期の田んぼの黄金色と稲を干してる感じが好きなんですよねー

盛岡駅にてちょっと時間に余裕ができました。
ずっと自転車で荷物になるからとおみやげも買えなかったのですが、
なんと便利なことに盛岡駅にも仙台銘菓「萩の月」が売っているのでゲット

そして、風邪ひきさんではありますが、
自転車の旅を無傷で終えてホッと一息・・・


そして、ちょっと遅いお昼ごはん。

黒ビール入りのカレーと赤ワイン入りのハヤシのハーフ&ハーフ

サンマのコンフィとかいうのもあって、
今回サンマに飢えていたのに1回も食べられなかったから注文しようかと思ったけど、
北海道産って書いてあったからやめた・・・

ということで、
自転車の旅、終了です。
パンクや転倒がなくてほんとによかった

過去にトライアスロンなんかやっていた時代には、
太ももも今より太くて心肺機能も強かったから、
坂なんかガッシガシと上っていたんですけど、
今回ほんとに、わたしって自転車ヘタクソだなーって実感しました
こんなに筋力無いんだもん、そりゃあマラソンだってタイム出ないよね・・・。
風邪まで引いて、体力の無さを実感
なんか根本的に考え直さなきゃなりませんね・・・。

自分のことはさておき、
今回、なかなか行けなかった小さな地域を見てまわることができてほんとによかった。
2年ぶりの大好きな北上川や雄勝、3年ぶりの宮戸、
毎年行ってるけど変化があったところや
はじめてのところもいくつかありました。

岩手出身なんで、やはり岩手に何度も行っちゃうんですが、
宮城や福島の各地も、
年に1度、最低でも2年に1度は様子をうかがいに行きたいなと思っています。

それでは、ありがとうございました、宮城。
またね。

おわり。



宮城沿岸、自転車の旅 ⑭ 宮戸

2015-09-22 10:42:03 | Travel
自転車の旅4日目。

体の痛みは和らいでいますが風邪症状はやや悪化。
なかなか行く機会がない宮戸までは今日なんとか行ってきて、
そのあとは連休あと一日を残して北へ帰ることにしました。

そうと決まれば、朝御飯食べて早々にホテルを出まして、
矢本駅7時発車の仙石線で野蒜へ。


旧野蒜駅向かいのここが入口。


まっすぐ行くと野蒜海岸に突き当たります。


ここにも陸前高田みたいな土を運ぶベルトコンベアがあったんですよね。


堤防の工事で海には近づけませんが、あの向うに海岸があります。
右に曲がって宮戸島に向かいます。

宮戸訪問は3年ぶり2回目。
野蒜海岸も2年ぶりかも。
お天気もいいし、すっごく楽しみです


野蒜海岸に沿って南下。
左側、堤防で海が見えませんね・・・・。


右側にはかんぽの宿。
日本郵政は再開する気はなくて、売りに出されているみたいです・・・。
まだ周り一帯工事中だしね
誰か買ってくれて再開したら泊まりに行こうっと


海が見えてきました。


こっちのほうはまだ工事が進んでないのかな・・・。


あの仮橋を渡ると宮戸島です。




ここもいつまでたっても仮橋のまんまですね・・・。

宮戸島に入りました!

きれいに整備されましたね。




ここの小さな入り江、けっこう好きなんです

少し走ると、大高森の入り口に到着。

大高森は、日本三景の一つ松島をよりよく堪能できる「四大観」のうちのひとつです。

自転車をチェーンロック2本で観光案内板の柱にくくりつけて、
大高森に登ります









四阿と展望台が見えてきました。

そしてそこからの眺め・・・。

ポコポコ浮かぶ島々がかわいい
松島や、ああ松島や松島や・・・。

振り返ると・・・

さっき通ってきた野蒜海岸。


あれは宮戸島の先端にある嵯峨渓かな・・・。


そしてはるか向こうには、昨日行った牡鹿半島・・・。

お天気に恵まれてほんっとに良かった

いつまでも景色を眺めていたいのですが、そろそろ下りますか・・・。
そしてまたまた自転車に乗って島の先端の方にも行ってみましょう。

まずは島の南端、月浜へ。



ここは海水浴も再開されていて、テレビなんかでも紹介されてましたね。


月浜から、その東にある大浜に向かいます。


新しい住宅がたくさん立っていました・・・。


大浜。
ここはまだ海水浴禁止区域ですが、結構人が来てるみたいです

そしてちょっと離れたところ、島の東側にある室浜へ。



なんだか工事だらけです


ここも遊泳禁止区域だからしかたないんですが、
荒れた感じですね・・・。


向うに見えるのは景勝地、嵯峨渓。
3年前に一度、遊覧船から見たのですが、曇りでもキレイだった・・・。
この日みたいなピカピカの天気の日には最高の景色でしょうね

こうして美しい景色を眺めていると、
やっぱり帰るのやめて松島巡りでもしようかしらなーんてちらっと思っちゃいましたが、
いざ自転車こぐと鼻水鼻づまり痰がらみが出てくるので、
やっぱり帰ろうかな・・・と

さて、そろそろ野蒜に戻りますか・・・。

同じ道を戻るのですが、紹介しそびれていたところをいくつか・・・


宮戸には里浜貝塚あり、そこからの出土品などを展示した、
「奥松島縄文村」があります。

先の震災の大津波で、東北の多くの貝塚が津波をかぶっておらず、
縄文人たちは安全な場所を知って定住していたと言われていますが、
この里浜貝塚もやはり津波の被害を免れました・・・。

ここもゆっくり見たかったんですがまたまた今回はパス

大高森の近くの入り江。

のどかな松島の風景、
名残惜しいけど・・・また来ます!


野蒜海岸にもしばしのお別れを・・・。
また来ます!

ということで、野蒜駅から帰路に着きます。

つづく。


宮城沿岸、自転車の旅 ⑬ 仙石線と野蒜・東名

2015-09-21 18:40:03 | Travel
5月30日に再開した仙石線、はじめて乗ります


矢本までは今までと同じ。
矢本から先、鹿妻、陸前小野と国道に沿って進みます。

つながるって、うれしいですね


陸前小野を過ぎて、鳴瀬川を渡る鉄橋へ。


そして今回山側に移設された線路に突入・・・。


新しい野蒜駅に到着です


山を削って作った線路なので、周辺はこんな感じ・・・。


はるか向こうにうっすら海が見えます・・・。

島式ホームで、駅舎には階段上って跨線橋渡っていきます。


駅を出たところに、周辺がどんな状況になっているかの図があったので、
今まで知っている道とどんなふうに繋がるのか確認・・・。



なるほどなるほど・・・。
ということで、自転車組み立てて、野蒜と東名を散策です


新しい野蒜駅の外観。


駅アクセス道路。


この辺には住宅も建つのかな・・・。


この上を線路が走っているのですね・・・。


旧野蒜小学校前に出ました。
ここから先は前から知っている道路です。


旧仙石線の線路跡・・・。


そして東名運河沿いの道へ。


旧野蒜駅に来てみた。
ここは保存されるみたいですよね。


旧駅舎はコンビニと交流センターとなっています。
JR駅としての機能はないけど、「JR野蒜駅」って書いてあるのがなんかいい感じ


中には震災時の野蒜周辺の様子がわかる展示室がありました。

さて、今度は運河沿いを東名方面に進んでみましょう。



毎年走っていた松島ハーフ、
今年は出られなくてとっても残念・・・


食堂や物販をしている奥松島・希望のあかり。


夕暮れの東名運河。
少しずつ護岸工事も進んでいるようです・・・。

東名の跨線橋から元東名駅があった場所を望む。

今は建築資材とか置いてあったり会社のプレハブが立っていたりで
駅の面影まるで無くなりました。


ここをずーっと線路が走っていたんですね・・・・。

宮戸島方面を望む。



この辺りはしばらくの間、ぜんぜん水が引かなくて、
いつ見てもグジャグジャの泥んこで、
ずーっと排水作業してました・・・。


今まで東名運河のこっちの端っこは見たことがなかったな・・・。


東名水門。


松島湾。
きれいな夕暮れです・・・。

さて、この日の宿はさっき通過してきた矢本にあります。
東名の駅からまた仙石線に乗って移動しましょう。

東名の跨線橋のすぐ下あたりから何やら新しい道路を作るような工事してました・・・。
さて、矢印に従って東名駅へ。


おや、ここは以前線路が通っていたところですね・・・。
むこうに小さなトンネルも。


駅こっちだって。


これが東名の駅アクセス道路ね・・・。


松島っぽい岩・・・


あの上を線路が走っているのですね。


お、こんなところに駅に通じる階段が!
上ってみましょう。


駅周辺には新しい町ができるのかな・・・。


そしてこちらが東名駅。




さっき階段上らずにまっすぐアクセス道路進んだら、ここに出たのですね。


東名駅前で自転車たたんでいたら、
お散歩中のお母さんに声かけられました。
東松島の人は、なんかみんなお散歩してますね。
そして皆さんフレンドリーで、声かけてくださいます


さっきの野蒜駅には快速も停まるんですが、東名には各停しか停まんない
電車が来るまでちょっと時間があります・・・。


夕焼けでも眺めましょうか・・・。


そしてようやく電車が来て、再び鳴瀬川を渡り、


矢本駅へ。



代行バスの時は何度ここで乗降したことか・・・。
仙石線が全線開通して、矢本に降り立つことはもう無いだろうと思っていたのに・・・

またまた駅前で自転車を組み立てて、
ちょっと駅から離れているホテルへ。
このときも、そして、ホテルの前でまた自転車たたんでいるときも、
お散歩中の中高年の皆さんに声をかけられました・・・。
ほんとに東松島の人はお散歩好きでフレンドリーです

ということで、
自転車の旅3日目終了。
バスや電車の移動が多かったので30キロぐらいの走行でした
前日のアップダウン100キロがこたえたか、
この日が身体の痛みのピークで、
太ももの筋肉痛はまあ何とか耐えられるんですが、
下りの時にほっといたら50km/hとか出ちゃうんでブレーキかけてて、
ふだんそんなに長く何かをぎゅっと握ることないせいか、
手のひらと前腕が筋肉痛
あと坐骨が痛くてサドルにお尻をのせるのがつらい

風邪症状も全然よくならないし
翌日は宮戸島に行きたかったので、
この日もさっさと晩ごはん済ませて、自転車のメンテナンスして、早めに寝ました。

つづく。






宮城沿岸、自転車の旅 ⑫ 石巻

2015-09-21 15:39:05 | Travel
ということで、バスにて牡鹿から石巻に戻りました。

バスは市街地から離れた魚市場付近も通過するんですが、
朝、牡鹿への往路で同じ道を通った時に、ふと思い出しました・・・
「そういえば、魚市場のなかになんだかおいしいって評判の食堂あるんだっけ・・・」
バス停からも結構歩くので、
いままでなかなか行く機会がなかったのですが、
今回は自転車あるし、ちょうど牡鹿から戻るのはお昼どきだし、
1日目も2日目もサンマにありつけなかったけど、
魚市場だしもしかしたら旬のサンマ定食とかあるかもしれないし、
最初で最後、行ってみようかな・・・。

ということで、魚市場最寄りのバス停で降車して、
自転車組み立てて、市場内をぐるぐるまわってやっと見つけました!

斎太郎食堂さん。
すごい並んでますけど


すごい並んでます・・・。
メニューとかないのかな・・・
サンマ定食がなかったら帰っちゃうんだけどな・・・。


あった!
日替わりC定食、生サンマ塩焼き

やっとサンマにありつける!
そりゃあ北海道でもサンマ食べられますけど、
せっかく三陸に来たんだからここでもサンマ食べたい!
サンマ食べたら風邪が治る気がする

すんごい待ちました・・・
列で20分くらい、席に着いてから40分くらい・・・。
でも、並んでる時に向うに運ばれていったサンマ定食、サンマ2本のってたし、
あれ、食べられるなら待てる

ようやく私の食券番号呼ばれて、
はりきって「はい!」って返事しました。
「 C定食です」って目の前におかれたのは・・・

え?なにこれ?
「えっ、C定食ってサンマじゃないの?」
「ああ、カツオに変わりました」
って、さっさと店員さんいなくなっちゃいました・・・
「え・・・
しばし固まっちゃいました。
情けなくて涙出そうでした。
あんなに楽しみにしてたのに、
「カツオに変わったんだけどなんか文句ある?」的な扱われようで・・・
カツオだったら1時間待たなかったんだよね、貴重な旅の時間なのに・・・。
食べないで出ようかなとかいろいろ考えたんですが、
結局、ご飯3口で食べ終わるくらいの勢いで、さっさと食べて店を出ました・・・。

もうねー、一刻も早く石巻から出ていきたい気持ちになりました。

自転車で駅に向かう途中、

旧北上川の河口をまたぐ日和大橋の入口。
実は、この橋をいつか自転車で渡りたいと思っていたんですけど、
これまでの自転車の旅の疲労と風邪症状に加え、さっきの精神的ダメージも大きく、
今回は断念しました

ということで、

ふつうに内海橋を渡って駅前に戻りました。

途中の商店街はあんまり変わってないような気がしたな・・・。
まあ、5月に来たばっかりだし

そういえば、
駅のすぐ近くに、市立病院の建設が始まっていました。

以前は北上川の河口すぐ近くにあって津波をもろにかぶりました。

そんなこんなで、
今回の石巻はこれにて終了。

これから5月30日に全線再開した仙石線に乗って、
新しい野蒜駅と東名駅を見に行きます。

つづく。





宮城沿岸、自転車の旅 ⑪ 牡鹿

2015-09-21 12:37:34 | Travel
自転車の旅、3日目の朝。

石巻駅へ。
ここからバスに乗って牡鹿半島先端の鮎川に向かいます。
牡鹿も2年ぶりです。

バスは万石浦を通り、





サンファンパークを通って、
いよいよ牡鹿半島へ。


桃浦港。


道路は港へ向けて下ったあと山を上り、
また次の港が近づくと下って行きます・・・。


月浦。
サン・ファン・バウティスタ号が出港したとされる港があるので、
慶長遣欧使節・支倉常長の像が立っています。
2年前はここでバスを降りて港まで行ったんですが今回はパス


バス停のすぐそばに住宅が建てられていました

次は・・・

荻浜港。


ガシガシ工事中。


小網倉。


大原。





十八成(くぐなり)浜。






そして鮎川に到着しました。

なんか2年前とあんまり変わっていないような・・・
むこうの山の上、もう少し半島の先端のほうに行くと、
金華山が見える展望台があるので行きましょう!


よいしょ、よいしょ


途中の展望台。
キレイ

もう少し上に公園があるので行きますか!



2年前はここの道、
半分崩壊していたんですが、きれいになりましたね


展望塔も工事中だったけど、整備されてます

そして金華山。

相変わらず美しい・・・。
前に来たときは、
震災時の崖崩れで茶色い山肌が露わになっている部分が結構あったのですが、
だいぶ緑に覆われてきた感じがします・・・。


女川からフェリーに乗るとあの間を通るんですよね・・・。
来年こそは行けるかな、金華山・・・。


反対側の海には網地島。


そしていまバスで通ってきた牡鹿の入り組んだ地形・・・。

ここもなかなか来れないので、
こんなにお天気にも恵まれてきれいな海と金華山をできるだけ長く見ていたい・・・と、
時間の許す限りのんびりと過ごしました。

名残惜しいけどそろそろ行かなくちゃ・・・。

さっき上ってきた道をぴゅーっと下り、


鮎川の町に戻ってきました。
なんかねー、2年前とあんまり変わってない気がするのは気のせいかしら・・・。
ちなみに2年前の旅の記録はコチラ


これから6mの防潮堤が建つのですね・・・。


ここも前と変わってない・・・。


かろうじて土は盛ってあるけど・・・。


仮設商店街。
荷物増やさないためにお買いものナシです、スイマセン・・・

奥のほうに新しいお店発見!

ヤマザキショプ東洋館とRin Cafe、
今年6月にオープンしたみたいです


カフェにてミックスべりーのソフトクリーム、いただきました
この日は最高気温27度予報で、じりじりと肌に焼けつくような日差し
ビールとか飲みたい気分だったけどまだ朝10時


なんかこの日はオートバイのイベントかなんかあったのかな。
たくさん人がいました。

さて、ちょっと港のほうにも行ってみましょう。

鮎川港のバス停に自転車置きっぱなしにして、
港をウロウロ






ここからも金華山いけますね!

あ、バスが来ました・・・。

自転車担いでバスに乗り込み、
もう鮎川をあとにしなければなりません・・・

いつか石巻から自転車でここまで来たいなー、なーんて
自転車で来るなら女川から半島の真ん中を縦断しているコバルトラインを走ったほうがいいかな?
金華山にも行きたいし。

とにかく、また来ますねー

つづく。





宮城沿岸、自転車の旅 ⑩ 女川

2015-09-20 18:35:59 | Travel
女川に入りました。

ここからまだまだアップダウンとカーブの道が続きます・・・。


指浜あたり・・・。


2年前にもここを自転車で走ったんですが、
その時に路肩が落ちちゃってたところが直されてましたが、
まだ通行不可で片道交互通行になってました。

2年前に「震災から2年経ってるのにまだ壊れっぱなし・・・」と思いましたが、
今回、補修されてよかったと思う反面、
あれからさらに2年経ってるのにようやく直したのかっって感じもしまして・・・


女川の町が見えてきました!


まだまだ復旧工事が終わらない道をよいしょよいしょ


なんだか魚市場のあたりでイベントあったみたいで、
音楽かかったり、車がたくさん出入りしてたりしてました。

そして、

16時過ぎ、女川市街地到着!
5月に来て以来です。
女川病院の高台に上って街の様子を見てみましょう。


駅周辺にはたくさん建物が建っていますね!


港と魚市場方面。


港とフェリー乗り場方面。


あ、前回通行止めだった、きぼうのかね商店街方面に行く道路が
再開しているようですね・・・。

さて、駅のほうに行ってみますか!



駅前プロムナードの両側は建築ラッシュ!


プロムナードの先にはひっくり返った交番。


すでに営業しているお店もありますね。


テレビでも紹介されてた水産業体験館「あがいんステーション」。




すごい!町が少しずつできていますね

洋品店兼カフェ的なお店がありました。

婦人服のダイシン&カフェさくら。
きぼうのかね商店街からこちらに移って来たようです。

この日はお昼ごはん食べるヒマもなく、
自転車こぎながらエネルギーバーを食べていただけだったので、
なんか甘いものでもいただこうかなーと・・・

あんみついただきました
あー生き返った
汗臭い感じでお邪魔しましてすいませんでした

女川駅に行ってみたら・・・

さっきのイベントはこれだったんだ・・・。
さんま、食べたかったな・・・
夢に出てきそうだ、サンマ

この日はお隣の石巻に宿をとっていて、
これから自転車で行く元気はもう残っていなかったので、
JR石巻線で
次の汽車までまだ時間があったので、
自転車たたんでから駅併設の温泉「ゆぽっぽ」入ろうかなーと思ったら、
連休だからかすごく混んでいたので断念し、駅前の足湯に入りました



お湯の中で足首ストレッチ。
けっこうふくらはぎもぱんぱんです

そして駅2階の展望台へ。

すごい、海もほんのりピンク色・・・。

この日は道を間違ったりあちこち寄り道したりしたんで走行距離100キロになりました
あー疲れた疲れた。

それでもお天気に恵まれ、パンクもせず、
朝日から夕暮れまでいろいろな色に包まれながらのすばらしい自転車旅でした

女川をあとにして石巻へ。
すっかり暗くなっていましたがまた自転車組み立て、ちょっと駅から離れたホテルへ。
そしてまたホテル前で自転車たたみ、チェックイン。

いつも石巻では美味しいお料理とお酒で夜の部も満喫するのですが、
今回は時間も自分の状態もどんな感じで石巻入りするか予想できなかったので、
お店は予約しませんでした・・・。
どこか入れそうなところに食べに行こうかなーとも思ったんですが、
疲労と風邪症状で繁華街のほうまで出かける気になれず、
なんかあったかいもの食べてさっさと寝ようということで、
ホテル前のファミレス入ってキムチチゲ食べて終了

少し風邪よくならないかな・・・。

翌日は牡鹿に行く予定。
自転車で行くことも考えていたんですが、
この日の100キロ走行で、自分の筋力・体力が全然足りないことを実感し、
牡鹿半島のあのアップダウンを行く自信がなかったので
バスに乗っていくことにしました

ということで、

つづく。




宮城沿岸、自転車の旅 ⑨ 雄勝

2015-09-20 15:34:57 | Travel
旧北上町をあとにしまして、旧雄勝町へ。

北上と雄勝の間には釜谷峠があります・・・。

あの山の向こう側へ・・・
よいしょ、よいしょ・・・
もう結構太もももお尻もぱんぱんに張ってますから・・・。
やっと峠を上りきって、ながーい釜谷トンネルを抜けたら雄勝です。

雄勝の海のこの静けさが大好きです


雄勝の総合支所や仮設商店街があるエリア。
ここでランチでも・・・って思っていたんですが
あまり時間に余裕がなかったので、っていうか、
体力的に消耗していて、この先結構時間かかっちゃうかもしれないという不安から、
先を急ぐことにしました
スイマセン、また来ます


海抜低いですよね・・・。


雄勝も2年ぶりなのですが、
この辺りは壊れたまんま、全然変わらないですね・・・。


海の青に山の緑が移って何とも言えない色に・・・。


深く入り込んだ静かな雄勝湾、


深い青と緑・・・。


ようやく外洋が見えてきました。

リアスブルーラインを呼ばれる道路を上ったり下ったりしながら・・・

雄勝をあとにしまして女川へ。

つづく。



宮城沿岸、自転車の旅 ⑧ 北上町

2015-09-20 14:33:18 | Travel
南三陸町から石巻市(北上町)へ。


のどかな漁村風景を眺めながらの自転車旅・・・。

小指漁港あたり・・・。


相川にある十三浜産直センター。


相川漁港あたり・・・。


大室漁港と新小室橋。
ほんっとにきれい


昆布干してました・・・

白浜を過ぎたら、北上川(追波川)の河口が見えてきました。

追波(おっぱ)川という名前、なんとなく好きです。
海からの波が川に向かってくる光景と「追波」という名前がぴったりですよね


北上川はそもそも真っ直ぐ南下し石巻湾に注いでいたのですが、
氾濫が多かったため、
明治から昭和初期にかけて23年もの歳月を費やして治水工事が施され、
もともと支流だった追波川を拡張して北上川本流とし、
石巻湾に流れる川は旧北上川となりました。


こんなに大きな河口です。
津波が来たらどうなるか想像できそうなものですが、
残念ながらこの河口付近には役所や学校など重要な建物がたくさんあって、
すべて波にのまれてしまいました・・・。


これから新しい堤防を作るんですね・・・。


隣に新しい道路が作られていますね・・・。


新北上大橋が見えてきました・・・。


橋はこちら側の一部が津波で流出していて、
現在は仮橋から本橋に繋がっていますが、
お隣に本橋建設始まってますね・・・。


このあたりは葦原が有名。
そして川の向こう岸には大川小学校が見えてきました・・・。


仮橋からくねっと曲がって本橋へ・・・。


上流を望む。
美しい川です。
岩手県のわたしの実家方面に源泉があるので、故郷の川って感じで大好きです、北上川。

そして、大川小学校へ。

不適切な避難誘導により74名の児童が死亡・行方不明となりました。


約2年ぶりにお祈りに来ることができました。

ここは保存されるのかな、どうなのかな・・・。
建物は確実に傷んできています。

また来ますね・・・。

ここから河口のほうに行くと長面地区があり、
いつも行ってみたいと思ってて、
今年4月に地元の方がカフェをオープンさせたというので
今回行ってみようと思っていたんですが、
さっき道を間違えて結構時間を使ってしまったので、今回は諦めました

これから雄勝地区に向けて峠越えです

つづく。




宮城沿岸、自転車の旅 ⑦ 戸倉

2015-09-20 12:41:45 | Travel
南三陸町志津川をあとにしまして、同町戸倉に向かいます。

戸倉から旧北上町の間は初めてのエリアなのでワクワク
途中神割崎という景勝地もあるので寄ってみたいなー

しばらく国道45号線を南下して、
BRT戸倉駅のところから国道398号線に入ります。

・・・って頭ではわかっていたんですが、
何回もBRTに乗って通っているから「ここ、わかってる」っていう思い込みからか、
なんとわたくし、
398号に入りそびれて延々と45号線をひた走ってしまいました
戸倉駅を通過したのも覚えてないんです・・・
ただなんか入り組んだ工事現場みたいなわき道に逸れるところがあったなーとは思ったんですが・・・。

45号線をひた走ると、内陸側の隣町、登米市に繋がります。
登米と南三陸の境目は横山峠で、
とにかくその時は、目の前にある峠と対峙することに集中しておりまして、
「こんなに海が見えないもんかしら」と、うっすら思いながらも、
ひたすら峠を上り、
反対側から私同様ロードバイクに乗って峠をぴゅーっと下って行く人も何人かいて、
その人たちと手を振りあったりしていましたら、
突如、私の目に飛び込んで来たのは「登米市」という看板・・・・。
あれ?なんで?
わき道に入っておもむろに地図を開く。
ああ・・・まちがっちゃった・・・
峠のてっぺんでようやく間違いに気づきました・・・

しかたないので今ひーひー言いながら上ってきた峠をビューっと下り、
BRT戸倉駅が見えたときには、
「なんでさっきこれが目に入らなかったんだろう・・・」と
ということで、
すんごい回り道しましたが、ようやく国道398号にのっかりまして、
当たり前のように海が見えました


折立漁港。


志津川湾。
むこうには袖浜も見えますね

しばし青い海を眺めながら、
志津川湾の南、戸倉のアップダウンをギコギコと



きれいですねー、青と緑・・・。

それにしてもさっきの登米の峠で相当グリコーゲン使いました
前日の筋肉痛もあって、ちょっとの上りもキツくて、
ギアは前も後ろも一番軽くしちゃって

なんとかんとか、戸倉の半島の先端、神割崎に到着

チームでロードバイクツアーしている人たちがランチ休憩していました。


わたくしも枯渇したグリコーゲンを補うため、
手持ちのエネルギーバーやゼリーを口にしながら、
海のほうへと下って行きました・・・。


神割崎。
例年2月中旬と10月下旬にはちょうど岩の間から日の出を望むことができるとか。


この岩には伝説があって、
ある日この浜にクジラが打ちあがって、
ここを挟んで隣同士の2つの村の人々が、そのクジラはウチのものだって争ったんで、
神様が怒って岩もクジラも真っ二つに分けてしまったとか。
それで、ここはいまでも石巻市との境界になっているんですって・・・。


神様は相当怒ってたから、こんな荒々しい岩の裂け目になったのかなーなんて
波も相当荒々しくて、しぶきがかかっちゃいます

さて、トイレも済ませたし、
先に進みますか!

あ、ほんとだ、すぐに石巻市(旧北上町)に入りました。

ここから北上川(追波川)の河口を目指して走ります。

つづく。