Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

日曜日の晩ご飯① 群馬県の郷土料理・お切り込み 

2010-09-26 20:55:22 | Food
おきりこみ = 群馬県のほうとうです。

ほうとう作りチャレンジできればよかったんですが、
山梨のときと同様、
平打ち茹でうどんで代用です。

山梨のほうとうはカボチャが入っているってイメージなんですが、
群馬のはよくわからず、
まあ適当に



なんだか懐かしい味がした。
おいしくいただきました。
温まったし、
はんぱ野菜をぶち込んだので
食材ぎゅうぎゅうの冷蔵庫と冷凍庫に少し隙間ができました

日本酒  尾瀬の雪どけ 純米吟醸生詰め ひやおろし

2010-09-26 20:00:36 | Sake


尾瀬の雪どけ 純米吟醸生詰め ひやおろし
龍神酒造株式会社  群馬県


館林城築城の名匠により土蔵酒蔵をつくらせ酒造業を開業。
創業は慶長2年(1597年)。
全製品の原料米を平均で半分以下になるまで精米し、
麹米には酒造用の最高級米山田錦を使用した
こだわりのお酒を造っています。


原材米:兵庫県産山田錦一特米
精米歩合:50%
日本酒度:+ 2
酸度:1.6
アルコール度:17.0


<テイスティング>
外観:輝きがある、ほんの少し黄が入っているがほぼ無色透明
   粘性中等度
香り:ハーブ ユリの花、芍薬 アルコール
味わい:アタックはシャープで
    苦味とピリッとしたアルコールの刺激がある。
    テクスチャーはぴりぴりした刺激の中にも滑らかさがある。
    甘さはほんのりわずかに感じる程度で、
    すぐにキリッとした厚みのある酸が口内に広がる。
    苦味や渋みも強めでハーブや木樽のようでやや舌に残る。
    その刺激の奥からやや厚みのある旨みがじわっと出てくる。
    フレーバーには瓜のような香りや
    ヨモギのようなハーブ・薬草の風味があり、
    余韻はアルコールの温かい甘みとまったりした酸味、
    そして舌に残る渋みがやや長めに感じられ、
    はっきりとした切れが無く
    ゆっくりとフェイドアウトする。
サンプルの特徴:
    香りの華やかさとは裏腹に、
    かなり男性的な強い酒質。
    甘みは少なく、酸味と苦味、アルコールが際立つ。
    香りもフルーティで甘味を思わせる香りというよりは、
    凛とするような植物の香りのほうが強い。
    アルコールが強くさらりとしているので
    爽酒のような飲み口でもあるが、 
    旨みは厚みがあり醇酒の要素もある。
    温めることで醇酒としての印象が強くなるであろう。   
適したシーン:
    甘みが控えめで酸味・苦味・アルコールが強いことから、
    どちらかというと男性的な酒質といえよう。
    男性同士が仕事帰りにカジュアルな飲食店で
    軽く語り合いながら酒を酌み交わす場面に最適。
    しっかりした食事というよりは酒肴をつまみながらの語らいに
    向いていると思われる。
    ただし強い酒質のため、日本酒のビギナーには向かない。
    日本酒を飲みなれた中年男性が最適。       
引用温度:40~45℃
     酸味、苦味、アルコールが強くバランスが悪いので、
     温めて酸味と苦味の刺激を和らげるのがよいだろう。     
適した器:男性的なお酒を温めての飲用なので、
     厚みのある陶器がよいだろう。
     気軽に酒肴をつまみながらということであれば、
     あまり小ぶりの器よりは
     手のひらサイズのやや大振りなものが望ましい。
     蕎麦猪口などで豪快に飲むのもよいかもしれない。
相性のよい料理のイメージ:
     温めることでバランスが取れて旨みが前に出れば、
     旨みの要素を持つ酒肴とあわせて飲用したい。
     和食:マグロ(赤身)のお造り(たまり醤油)、たこわさ
        焼き鳥(塩)、焼肉、もつ鍋、
        アタリメ(マヨネーズ+七味)、蕎麦
     洋食:カラスミ+ペコリーノチーズ 
        セミハードチーズ 生ハム
     中華:餃子 ザーサイ 



つぶやき

あんまり好みじゃないお酒はコメントも伸び悩みますね、はは

これ、青森の桃川とか岩手のあさ開と同じパターンですね。
純米吟醸なのにいい香りしないしバランスもよくない。

真澄もだったし。
あ、真澄は香りしないだけでお酒はおいしかったですが。

でも温めたら飲みやすくなりましたよ。
冷えてるとブショネのワインかと思う変な味とにおいです。
劣化してるのかなあ・・・・。
でもあっためたら問題ないし。

なんか、日本酒もワインと同じで、
ひやおろしなんて中途半端に熟成させてるからこんな味だったけど、
実はあと半年置いといたら化けるかも・・・的なのってあるのかしら。
などとあれこれ考えているうちに夜は更ける~


このお酒、なかなか売っていなくて、
ゲットするまで大変苦労しました。
ひやおろしが出てきてようやっと市場に出てきましたね。
なのにイマイチだったからちょっと悲しい

群馬県には他に、
水芭蕉、
群馬泉
などの銘柄があります。


日本酒 真澄 純米吟醸 辛口生一本

2010-09-26 19:58:07 | Sake


真澄 純米吟醸 辛口生一本
宮坂醸造株式会社  長野県


蔵元は長野県諏訪市にて寛文2年(1662)の創業。
諏訪市内の「諏訪蔵」と
八ヶ岳山麓の「富士見蔵」の2蔵で醸造しています。
なお、この「富士見蔵」は日本で最も高地(標高960m)にあり、
山々から湧き出る清冽な水で仕込みます。

また、協会7号酵母を生んだ蔵として有名です。
信州産の美山錦を厳選し、ハイテクと人の技を融合させて、
安定した品質を保っています。

酒名は諏訪大社のご宝物「真澄の鏡」からいただいたそうで。

この真澄の黒ラベルは蔵を代表するお酒だそうです。

ここでちょっとお勉強♪
生一本 ~ 単一の酒蔵で醸造した酒の呼称。
      江戸時代の初期、名声の高かった伊丹酒や灘酒の
      偽者の横行を防ぐための表記であり、
      灘の生一本などの刻印を受け、
      他の地域の酒ではないという証明が生一本の表記だった。
      (日本初の原産地証明書とも言われます)
      現在使用される生一本は、
      純粋で混じりけの無いものを意味し、
      単一の酒蔵で醸造した純米酒だけに表記できる。

今はドメーヌなんていうくらいだから
単一の蔵で醸造してる酒はざらにあると思いますが、
この蔵元は上記の通り2つ蔵を持っているので
あえて生一本と表記しているのかもしれませんね。


使用米; 麹米=長野県産 美山錦 掛米=長野県産 美山錦
精米歩合: 55%(全て自社で精米)
酵母: 9号系酵母
アルコール分: 15度
日本酒度: +5前後
酸度: 1.4前後
アミノ酸度: 1.6前後


って・・・

ええ~!?!?!?

7号酵母発祥蔵なのに、
9号使っているのかいっ


<テイスティング>
外観:艶のある無色透明 粘性中等度
香り:控えめ アルコールの揮発 米由来の香り、穀類
味わい:アタックはマイルドでさらりとしたテクスチャー。
    厚みのある甘さと酸が口内に染み渡るように広がり、
    それがいったんきりりとした苦味によって軽く引き締まるが、
    またふくよかな旨みがじわじわと広がる。
    アルコールの温かみも口内に常に存在している。
    炊いた米の甘さのようなフレーバーを持ち、
    余韻は中等度の長さで米の甘み、軽い苦味と続き、
    アルコールの温かさや甘さがしばらく残りフェイドアウトする。
サンプルの特徴:香りは控えめで原料の米由来の香りが主。
        味わいも米のふくよかさやコクが
        バランスよく現れている。
        しかしコクのあるお酒によくある
        重たさはさほど感じない。
        米由来の特徴が主でコクもあるお酒なので
        醇酒として提供したい。
適したシーン:米の風味が出ているお酒。
       華やかさよりは芳醇さが立つお酒なので
       男女を問わず、
       日本酒が好きで普段から飲んでいる人に勧めたい。
       コクのあるお酒なので、秋から冬にかけて、
       しっかりとしたお料理出すセミフォーマルなお店で
       じっくりと飲みたい。
引用温度:18~25℃ 
     常温の試飲で5味のバランスが取れていて
     香りにも味わいにも爽やかさの要素は少ないので
     冷やすことのメリットはあまり無いように思える。
     温めることで酸味や苦味がマイルドになり
     旨みが厚くなる可能性があるが、
     甘みも強い酒質なので引き締める要素がなくなり
     マッタリと重たくなってしまうかもしれない。
     常温での飲用が一番安定しているように思われる。
     常温>>8~15℃>40℃ といったところか。
適した器:米由来の風味が強いお酒なので
     和のテイストが生きる陶器を選びたい。
     コクがあるお酒ではあるが
     常温で飲む限りは口当たりがさほど重たくもないので、
     焼締よりは施釉陶器がよいのではないだろうか。
     常温でじっくり飲むことを考えると、
     手のひらサイズのやや大ぶりな器でよいと思われる。
     形状はさほど選ばなくてもよい。
相性のよいお料理のイメージ:
     5味のバランスよく特に旨みを楽しむことができ、
     さほど重たさも感じない酒質から、
     あっさりとした食材に旨みの出る調理を施した料理か、
     旨みのある食材をシンプルに調理したものを合わせてみたい。
     軽やかさと旨みを持つお酒なので
     1杯目の爽やかなお酒の次から食事の後半まで
     通して飲用できると思われる。
     和食:揚げだし豆腐 茶碗蒸し 野菜の炊き合わせ 筑前煮
        鯛のあら炊き 水炊き
     洋食:アクアパッツア エスカベッシュ ブイヤベース     
     中華:八宝菜 白身魚のザーサイ蒸し



つぶやき

あー分かりにくいお酒でした、これ。
たかがこれだけのテイスティングコメント書くのに
2合以上飲んでしまった

吟醸香全然しないなあ・・・
9号ともあろう酵母が7号の生みの親・真澄の手にかかって
なぜこんなにしっとりしちゃうのかしら。

セールスコメント見る吟醸香するって書いてあるから、
自信なくなっちゃうなあ。    
ま、でも今までも吟醸香しない順銀は何本もあったので

ワインが終わったら7号使った真澄を飲んでみよう。
っつか、高いんだろうなきっと


長野県には他に、
大信州、
明鏡止水
七笑
御湖鶴
などの銘柄があります。

日曜日の昼ごはん 長野県の郷土料理 お焼き

2010-09-26 13:53:40 | Food
いよいよ切羽詰ってお昼ごはんまで郷土料理です

長野県のおやき。


3色作ってみました。
左から、カボチャ、野沢菜(長野産)、ナス。

実は、焼いている間にブログ更新なんぞしていたら、
すこし焦がしてしまいました
が、なんとかごまかせるレベルでセーフ

いや、おいしかったです、マジで。
素朴な感じ。
軽食にぴったり

土曜日の夕飯②  鳥取県の郷土料理・シロハタ寿司

2010-09-25 19:25:04 | Food
シロハタ=はたはた、です。

そしてこのお寿司は、
なんと酢飯の代わりに酢おからを使うのです。

戦時中は米不足だから、こういう寿司が多かったらしいです。

なんと作っちゃいました、シロハタ寿司!



あははー
なんかウケる!

火曜日にしょっつる鍋やったとき、
1尾だけこれ用に仕込んでおきました。
ビビリだから1尾だけ

背開きで内臓掃除して、
塩して一晩、洗って甘酢漬けにして一晩、
甘酢を振りながら炒ったおからを魚に詰めて上からもおからをかけて
重石をして冷蔵庫にて熟成すること3晩・・・。

1ヶ月も置けばなれ寿司みたいになるようですが、
3日で十分

まあおっかなびっくり作ったワリにはおいしかったです。
骨も柔らかくなっててもぐもぐ食べました

土曜日の夕飯① 香川県の郷土料理 ぼっかけ 

2010-09-25 19:21:17 | Food
教科書的に香川の郷土料理は「ぼっかけ」となっています。

でもねー、
「ぼっかけ」で検索すると、
福井のぼっかけとか、関西のぼっかけとか、愛媛のぼっかけのみ。
香川のぼっかけは引っかかりません!

しょうがないので教科書に書いてある通りに作ります。

ポイントは、

煮干のだし汁、魚を入れる、野菜と一緒に煮込む。
それを温かいご飯にかけて食べる。

味付けは同じ四国の愛媛のぼっかけを参考に少し甘辛くしました。

そして、
なぜか教科書には載っていないのですが、
香川といえば讃岐うどんなので、
ご飯じゃなくて讃岐うどんにぼっかけしました。



普通にウマイ。

日本酒 悦凱陣 山廃純米酒 無ろ過生 讃州雄町

2010-09-25 19:20:14 | Sake


悦凱陣 山廃純米酒 無ろ過生 讃州雄町 21BY限定品
有限会社丸尾本店   香川県


江戸末期に創業した酒蔵と酒造りの伝統を
明治18年に初代当主がそのまま受け継いだ。

幕末には桂小五郎や高杉晋作が潜伏していたこともある由緒ある蔵です。

明治となっても、創業当時の店主と親交の深かった勤皇の志士たちに
こよなく愛された蔵。

悦び凱陣という銘柄名は、
日清・日露戦争の頃につけられたもので、
両戦の戦勝の祝いにちなんでつけられた名前。


使用米:讃州雄町100%
精米歩合:65%
酸度:1.9
アミノ酸:
日本酒度:+11
使用酵母:熊本9号
alc.:18~19度


<テイスティング>
外観:輝きのあるレモンイエロー 粘性中等度
香り:いよかん 洋梨 米由来の香は余り感じられない。
味わい:アタックはシャープでぴりぴりとしたアルコールの刺激がある。
    テクスチャーはとろりとしている。
    洋梨のようなふくよかな甘みがあり
    生クリームのような深みも感じられる。
    厚みがある酸は広がりも早いが
    きりりとしたハーブのような苦味が酸を引き締める。
    引き締まった口内に厚みのある旨みがじわじわ広がる。
    フレーバーは柑橘の甘酸っぱさと苦味
    そして生クリームの風味もあり、
    余韻はやはり柑橘系の甘みと苦味、ほんのりと生クリームの風味、
    そしてアルコールの温かさがやや長めに残るが、
    アルコールの揮発とともに
    すっきりとドライにフィニッシュを迎える。 
サンプルの特徴:
    厚みのある木生り果実の香りと生クリームの風味、
    はっきりとした酸と苦味とアルコール度数の高さ、
    どの要素もはっきりとしているがバランスが取れていて、
    このサンプルにコクと厚みを与えている。
    華やかな香りを楽しめる醇酒として提供したい。
適したシーン:
    爽やかな果実系の香りは女性に楽しんでもらえるだろう。
    ただ、生クリームのような厚みもあるため、
    日本酒を飲みなれていない人には
    やや重たく感じるかもしれない。
    普段から日本酒を好んで飲んでいる女性同士の集まりで、
    比較的重めの食事を取りながらじっくりと時間を過ごす場面に
    このサンプルは適していると思われる。
    季節は秋から冬にかけて、セミフォーマルなレストランにて
    しっかりと味のついた料理を囲む場面で提供したい。
飲用温度:8~15℃  40~45℃
     酸味、アルコールが強めなので、
     軽く冷やしてこれらを押さえることで飲みやすさを出したい。
     余り冷やすと苦味の刺激が強くなる可能性があり、
     また華やかな香りが消えないように
     余り冷えすぎない上記の温度帯で提供したい。
     温めることで苦味が押さえられ、
     飲みやすくなる可能性があるが、その場合、
     香りや他の要素のバランスが崩れない程度ぬる燗が望ましい。     
適した器:冷酒での提供を考えると爽やかさを演出するために
     ガラスか磁器を選びたい。
     女性がターゲットということで、
     切子のやベネチアンのような目にも楽しいグラス、
     美しい模様の入った磁器が良いであろう。
     温度が余りあがらないうちに飲みきれるように
     指3本で持てるような小ぶりサイズのものが良いであろう。
     冷やすことでやや押さえられるであろう香りを
     少しでも広げられるように、
     ラッパ形に口が広がった形状が良いかもしれない。
     燗での提供の場合はやはり磁器で、
     大きさは中ぶり程度のもので
     ゆっくり味わうのが良いであろう。
相性が良い料理のイメージ:
     酸と苦味がやや強めでコクがある酒質から、
     食事の前半というよりは中盤以降に、
     比較的濃厚な味付けや
     クセのある素材との相性がよいと思われる。
     また、生クリームの風味もあることから、
     乳製品を使った料理との相性もよいであろう。
     アルコールも高いので濃厚な料理でも
     口内をさっぱりさせる効果があると思われる。  
     和食:しめ鯖、なれ寿司、サバの味噌煮
        白身魚の西京漬け焼き、鶏肉の粕漬け焼き 
     洋食:牡蠣のクリームグラタン ブルーチーズのニョッキ
        ツブ貝のブルゴーニュ風 ブランダード
     中華:酢豚 回鍋肉 麻婆豆腐



つぶやき

日本酒度+11・・・!?
+2くらいだと思っていた

って、一つ前の日置桜もそんな感じでしたね
最近日本酒度分からなくなってきた

それよりも今一番悩んでるのが、
燗つけていい酒と悪い酒の基準。

もちろん教科書的なことは分かっているのですが、
もっと実践的なことで・・・。

例えば・・・・
教科書には、
「酸味は冷やすことで爽やかに感じられシャープさが増し、
 温めるとぼやける、膨らむ」
と書いてある。
ひとつ前に飲んだ日置桜もこの悦凱陣も
酸度は1.9で同じなのに、
あっちは温めたら酸味が広がっちゃってまずくなったけど、
こっちはバランスよくなって酸が旨みに変わった。
この違いは何なのだろうか。
他の要素とのバランスなんだろうけど、
そこを考えていると時間がなくなってしまうのでした

お~また持病「考えすぎ症候群」発症してきましたかね

香川県には他に、
川鶴
金稜
などの銘柄があります。

日本酒  日置桜  純米酒

2010-09-25 19:20:06 | Sake

日置桜 純米酒
有限会社 山根酒造場 鳥取県

蔵元は因幡の國の最西端に位置し、
北に日本海、南に中国山地を望む田園の一角、
その昔、日置郷と呼ばれた土地に、明治20年創業。
冬、雪深い土地ながら、旧正月の頃満開となる桜の名木があり、
春を待つ心に酒を酌み交わす意を込めて「日置桜」と名づけたそうです。


使用米:玉栄(因幡の酒米)
精米歩合:60%
日本酒度:+8
酸度:1.9
アミノ酸:1.3
使用酵母:協会9号
仕込み水:石清水
alc.:15~16度


<テイスティング>
外観:艶のある薄いゴールド 粘性やや高め
香り:香りは控えめ うっすらとオレンジ色の柑橘類の香り ハーブ
   米由来の香りは余り感じられない。
味わい:アタックはマイルドでとろりとしたテクスチャーを持つ。
    甘みは柑橘のような爽やかでさらりとしたもので、
    厚みのある酸味と柑橘の皮のような爽やかな苦味のあとに
    ふくらみのある旨みと
    アルコールの軽くピリッとした刺激が広がる。
    フレーバーはオレンジの皮のような風味と
    微かに炊いた米のような風味も感じられる。
    余韻は軽い苦味とオレンジのような甘み
    そしてアルコールの軽い刺激が中等度の長さ続き、
    ゆっくりとフェイドアウトするようにフィニッシュ。
サンプルの特徴:
    原料の米を感じさせる要素は余り無く、終始、
    南国の太陽を浴びたオレンジ色の果実のような香りと味わい。
    だが、吟醸香といえるような華やかな香りではなく
    かなり控えめなものであり、
    またテクスチャーが濃厚で
    酸味や旨みの広がりがあることから
    コクのあるお酒と位置づけられるのではないだろうか。
    比較的爽やかに飲める醇酒として提供したい。
適したシーン:
    柑橘の風味から、
    春や初夏のような爽やかな季節の飲用も良いが、
    コクがある醇酒ということで、
    日本のみかんの季節、冬に飲用するのも良いであろう。
    控えめだが温かみのある柑橘の風味は女性に好まれるであろう。
    女性同士の食事会または
    家族の団欒にみかんを食すように
    家族が揃った際の食事会などに提供したい。
    セミフォーマルなレストランで、
    食事の始めから終わりまで通して飲むことができるお酒。
引用温度:8~15℃
     暖かい風景をイメージさせる酒質なので
     余り冷やさずに10℃前後、もしくは常温に近い温度での
     飲用が適していると思われる。
     やや冷たくすることで、厚みのある酸の広がりを押さえ、
     爽やかに飲用することができる。
     温めるとまろやかではあるが厚みのある酸が
     マッタリと重くなる可能性がある。
適した器:みかんを思わせるきれいな薄い金色が映えるように
     透明なガラスの器か白い磁器を選びたい。
     花冷えから常温の飲用ということで、
     温度変化によるゆっくりと旨みの広がりを楽しみたいので
     指5本で持つような中ぶりのサイズで、
     形状はさほど選ばない。
相性の良い料理のイメージ:
     軽やかな甘みと厚みのある酸味、
     柑橘の風味が特徴のお酒なので、
     軽めの素材に旨みと柑橘の風味を加えられるような
     料理とあわせたい。
     食事の前半から中盤、余り濃い味付けのものでなければ
     後半まで通して飲用できる酒質と思われる。
     和食:白身魚のお造り(柚子胡椒で)鶏の幽庵焼き
        茶碗蒸し(柚子の皮を散らして)
        白身魚の塩焼き(酢橘を搾って)
     洋食:ホタテとオレンジのカルパッチョ、
        かにとグレープフルーツのサラダ、
        鴨のオレンジソース 鶏のコニャック煮
        ブイヤベース ムール貝のワイン蒸し
     中華:鶏とカシューナッツの炒め 
        鶏のから揚げレモンソース
        エビチリ



つぶやき

これね、
最初、ローヌの白ワインみたいでした。
マルサンヌ&ルーサンヌみたいな。

最初あんまり酸を感じなくて、
飲用温度書き始めたくらいから
キューンと酸が立ってきて、
あれって、商品情報見たら酸度1.9って。
そりゃ酸っぱいわ!
いや、オレンジみたいな酸っぱさだからおいしいんですけどね。
しかも日本酒度+8って・・・・
+2くらいだと思った

日本酒度はさておき、
この酸を始めから感じるのとそうでないのでは、
飲用温度の設定が変わってくるわけ。
それが変わると器も料理も変わるわけ。

私の感度が悪いのか、
日本酒もやはりワインと一緒でだんだん開いてくるのか・・・。

ちょっとこの問題、クリアしないとやばいかも

鳥取県に他に
鷹勇
諏訪泉
などの銘柄があります。

金曜日の晩ご飯② 大分の郷土料理 オランダ とり天 うれしの

2010-09-24 23:34:44 | Food
教科書的には「頭料理」が大分の郷土料理。

あたまりょうり・・・の画像。

魚の内臓やら何やらを塩茹でしたりして三杯酢なんかで食べるらしい。

いや~どうしよっかな、これ。
どの魚ならどの部位が大丈夫とかよくわかんないしな~。
鮭なら大丈夫か。でもこの前あら汁食べたしなあ。
アンコウならあちこち食べれるって知ってるから、
アンコウ鍋セットとかあったら買って
頭料理作ってみるか~と思っていましたが、
あんこう鍋セット見つけられず。
2週間ぐらい前にどっかの魚屋で見たんだけどなあ・・・・。

まあしょうがない。
そして内臓とかいじる気がなくなった

で、
頭料理はあきらめて、なに作ろうかな~大分・・・と、
こちらのサイトを検索。

いくつか作れそうなものを見つけました。


オランダ。
ゴーヤとナスの味噌炒め。
何でオランダって言うんだろ?
郷土料理と意識せずに何気に作ってしまいそうな料理ですが
これがなんだかすごくおいしい。
ちょっと砂糖入れるのがポイントかなあ。


とり天。
大分県は鶏肉の消費量日本一なのですってね。
これもまた、なんか知らないけどすんごく美味かった。
見た目ザンギっぽいんですがね、全然違う。
これも砂糖がポイントかな。

結構いろいろ砂糖入れますね、九州。

もうひとつは鯛を使ったこちらを作ってみました。

うれしの。
胡麻ダレ漬けにした鯛のお茶漬けです。
これ一回食べてみたかったんだ~
昨日捌いた鯛を使って。
うまいです~


そしてどんだけ食べるんだーって、もう一品・・・・。
郷土料理とは関係ないですが、

鯛の兜煮。
昨日捌いた鯛ちゃんの頭カチ割って炊きました。
当然ウマイ。

金曜日の晩ご飯① 新潟の郷土料理・のっぺ汁

2010-09-24 23:09:13 | Food
新潟の郷土料理、日本酒の教科書にはのっぺい汁と書いてありましたが、
ネットで見ていると、
のっぺい汁と新潟ののっぺは別物だ、との新潟人の悲痛(?)な叫び。

新潟ののっぺ汁は汁物ではなく汁だくの煮物で、
トロミがついているところは同じだけど
でんぷんでつけたトロミではなく里芋の粘りから出る自然なもので、
上にイクラをのせたり冷やしたりして食べるそうです。

で、こんな感じにしてみました。

普通にウマイ。
イクラのアクセントが効いてます。
福島のときに作った「こづゆ」にちょっと似てる。
隣の県だものね。