Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

東京寿司屋めぐり  @ 日本橋橘町 都寿司

2011-03-31 20:23:37 | Restaurant/Bar/Cafe
日曜夜、東京ツアー最後の食事は、
お気に入りの嘉瑞さんを予約していたのですが、
前日の土曜日に地震の影響で営業できないとのお電話いただきました。

さっそく、土曜の午後にネット検索。
どこか日曜日に開いてる鮨屋ないかな~。
かねさかは土曜夜に予約しちゃったしなあ・・・。
あ、あった!日本橋都寿司!
訪問リストにもあげていたお寿司屋さんだったので、さっそく電話。
「あ~明日日曜日はランチなら1名様大丈夫なんですが、
 夜はいっっぱいで・・・・。
 でも地震でキャンセル出てるので、明日また電話いただいたら空いてるかもしれません。」と。
ほかにめぼしい鮨屋も見つけられず、
都寿司がだめなら麻布十番のワインバーに行こうと腹を決めて、
日曜日、さわ田さんに入る前にまた都寿司に電話。
「5時から7時半までならおひとり様大丈夫です。」
げえ!
さわ田で2時まで食べ続けて満腹の後また5時から鮨かぁ・・・・
さすがの私でもムリムリと断り、さわ田へ。

しかし、思いのほかおなかに余裕がある状態でさわ田を後にして、
すぐにまたまた都寿司に電話して5時からの席をゲットしました

前置き長くなりましたが、そんなこんなで、
日本橋橘町都寿司です。



うるいのお浸しと日本酒でスタート。



カワハギを肝醤油で。


みる貝


平貝を漬け込んだもの


あん肝 甘く煮てある。


このわたの茶碗蒸し


さわら焼き


初めての店ではお酒は1合と決めているのですが、
こちらは器が素敵で、ついついもう1合頼んじゃいました。
伯楽星・・・・宮城のおいしいお酒。
蔵は全滅らしいです…と大将。

もう握りますか?もう少しつまみますか?と聞かれ、
お酒頼んだばかりなのでもう少しつまみます…とお願いしました。


〆サバ、大葉、小ネギをまいたもの。

で、握りへ。


鯛 


さわら・・・だったかな。


かすご


中トロ


お茶の器もかわいい。


アジ


金目鯛


またお茶の器が・・・・


ガリの器もかわいい


車エビ


ウニ


隣のお客さんが追加で頼んだひもキュウ、おすそ分けいただきました。


煮はまぐり


アナゴ すんごいふわふわだった。


アサリのお椀


玉子


ええっと、
総じて良かったです。
最近大将の杉田さんがテレビに出たり、食べログ的にも赤丸急上昇だったりと、
期待していた部分もあったんですが、
すごい古いお店だし、ネタケースもあって、ほんとに街の寿司屋って感じだし、
あんまり期待していなかったところもあり、
でも最終的にはなんだかすごく楽しかった。

シャリは赤酢、硬くもやわらかくもなく。おいしいです。
ネタは総じてフツウかな。
アナゴは炙っていなくてあまり期待していなかったのに
すんごいふわふわで感動しました。

このお店はやはり大将の気遣いが素晴らしいのと、器が素敵なのがポイントですね。
お鮨も銀座のぎらぎら鮨とは違う、なんだか素朴な感じで、
まあ、お気に入りの嘉瑞さんに通じるものがあります。

わたし、もともと田舎者なんで、
最終的にはこういうほうが落ち着くのかもしれませんね。

また行ってみたいお店です。
ご馳走様でした~。

って感じで今回の東京ツアー終了です。
地震の影響で予定通りになりませんでしたが、
それでも相当満喫しました。

今回行けなかったお店には次回リベンジってことで

東京寿司屋めぐり @ さわ田

2011-03-31 20:22:35 | Restaurant/Bar/Cafe
東京ツアー最終日の日曜日。
お昼に伺いましたのは、2度目の訪問になるさわ田さんです。

前回はかなりの衝撃を受けて、
さわ田さんのおかげでこんなに江戸前鮨にハマったといっても過言ではありません

しっかりとかなり強めのシャリなんですが、食後に塩感が舌に残るということもなく、
また、ネタの熟成感なんかは、
あまりうまい鮨に出会っていなかった当時の私をノックアウトしたのでした。

こちらは前日の土曜日にお店からお電話いただき、
「あ~さわ田も休業か・・・」と思ってでたら、
店はやるんですがキャンセルのお客様が多いので一応確認の電話・・・ってことでした

予約の12時に伺うと私のみ。
すぐ後にアジア人の常連おひとり様が来て、
お客さん、2人だけでした。
こんなに空いてるさわ田さんを体験できたのは意外とラッキー。

こちらは撮影禁なので、
文字のみでご紹介。

前回は握りのみのコースでかなり満腹でしたが、
今回はつまみからにチャレンジです。

日本酒を1合頼んでスタートです。

まずはカウンターに南天の葉とわさびの葉が置かれます。
そしてマイクロトマトとワサビ。

ワサビの葉におつまみやお刺身が置かれていきます。

茹でそら豆
ヒラメ その縁側
アオリイカ
蒸しアワビ
煮タコ
子持ちの白魚の酒蒸し
サバ
ばちこ
巻物(カスゴと菜の花、キュウリ、茗荷、ゴマ)
大トロ炙り(土佐清水204㎏、水曜に揚がったもの)

ここまで、もちろん全部おいしかったんですが、
特に印象に残ったのは、
とても甘くてふわふわだったアワビ、
塩気がちょうどいいバチコ、
そして揚がって4日とは思えない濃厚な大トロ。
このマグロは、全然違う魚を狙った網にたまたまかかっていたもので、
その網にマグロがかかることはかなり珍しいことだったらしく、
「いま思えば魚たちは地震を感知していつもと違う動きしてたのかも」と大将。

ワサビの葉と南天の葉が取り除かれ、
ここから握りです。

ヒラメこぶ〆(2時間)
スミイカ
赤貝
アジ(脂が甘い!)
ヅケ
中トロ
中大トロ
大トロ
小肌 (最初「あま締め」と思うのですが後からキューンとコクのある酢、そして余韻もじわじわ)
煮はまぐり (少し塩味が強い)
車エビ
サヨリ(1時間締)
カツオ (ちょっと弱かった)
子持ちヤリイカの印籠づめ
ミル貝 (ちょっと温度が冷たかったけどそれも打ち消すぐらいの旨さ)
ウニ (歯舞だそうですが、ちょっと弱かった)
アナゴ 塩と詰め
玉子 (相変わらずのねっとり感!)
ほおずき。


2回目だからか、地震の影響か、はたまた時期的なものなのか・・・・・
と思わせる、ちょっと絶頂感不足な感じでした。
特にカツオは、口に入れた瞬間にアレ!?物足りない・・・・と思って、
それが顔に出たのか、
「あ、すいません。いつもカツオは燻してから1日ぐらい置くんですが、
 これは今朝あわてて燻したからちょっと弱いかもしれません」と大将。
なるほどね・・・

握りの数も18貫と、さわ田さんにしては少な目だったし、
女性だからということで気を使っていただいてシャリ小さ目だったし、
なんか前回並みの満腹を想定していったわりにはおなかに余裕あり、
追加しようかな~と思ったんですが、
お値段がどうなるかビビッて頼みませんでした

しんとした中で食べるといった印象のさわ田さんですが、
今回はお客が2人ということもあり、
終始和気藹々なムード。
外人さんとの英語で寿司トークも楽しかったし、
札幌の寿司屋について大将と話したりと、
とても楽しいお食事でした。

前回6月訪問時のひざ掛けはアジサイ、
今回3月はチューリップでした。
また来年、月を変えて訪問して、ひざ掛けコレクターになります

お会計は他の銀座の鮨屋と比べて2倍です。
なかなかいけません
ははは~。





またまた西麻布にてまったりと・・・・

2011-03-31 20:22:08 | Wine
はい、西麻布の夜も最終日になりました。
かねさかでのお鮨ディナーの後、またまた伺いましたのはいつものワインバー。

もう通って3日目なんで、大抵のものは飲んじゃってる状態でしたが
まあ白から始めましょうかと、こちらから。


ピュイイ フュイッセ レ クレイ ヴィーユ ヴィーヌ 2009
ダニエル エ マーティン バロー家          
たっぷりとした果実味と優しいミネラル感。

次、ジュブ・シャン開いたんで、それを飲むことにしたんですが、
開けて間もないからもう少し待ったほうがいいと。

待ってる間にこちらを飲むことにしました。

コート デュ ローヌ ラ ピアラード 2006
ラヤス家                             
ローヌ地方の伝説的な生産者。
南仏のブドウのたっぷりとした甘さが染み渡る。


そしてジュブ・シャン。

ドニ・モルテ 
ジュブレイ シャンベルタン アン シャン V.V. 1995
こちらは北のしっかりしたミネラル感もありますが、
VVの奥深い味わいの中にしっかりとした果実の甘みも。


そして本日のメイン。


マディラ。
ブランディーズ社 セルシアル 1940

木曜日から、今回はこれがおすすめと言われづつけておりましたので、
飲まずに帰るわけにはいきません。
酒精強化とはいえ、こんなに古いワインを飲むのは初めてです。
素晴らしい香り。いままで白の酒精強化ってあまりおいしいと思ったことなかったんですが、
やはり熟成のなせる業。
ナッツやカラメルのような香ばしさ。
何かこれに合う甘いものを・・とお願いしてでてきたガレットとともに。
これがまたすごく合ってました。


この日はやはり前日の地震についての情報、特に原発についての東電の会見やらを見ながら、
「やばいやばい」とみんなで話しつつ、
私は、おとといの続きの「のだめカンタービレ」を10巻まで読み進みました。
漫画に集中するとワインがあまり進まないので、
安く上がりますね・・・なんて

そして最後にサービスの1杯。

モレ サン ドニ ラ リオット 1995
ユベール リニエ家                     
すごい若い。
1995年と考えても、開けてしばらくたってると考えても、この若々しさにはびっくり。
普通にブドウを皮ごと口に入れてかじったみたい。

ってな感じで、今回も満喫しました。
ありがとうございました~。

東京寿司屋めぐり  @ 鮨かねさか

2011-03-31 20:21:34 | Restaurant/Bar/Cafe
すっかり更新ご無沙汰しちゃってますが、
東京シリーズのアップをなんとか3月中に終わらせちゃおうかと

地震翌日の土曜日のディナーは、
前日、予約していたのにもかかわらず、地震の影響でありつけなかった 鮨かねさか。

前日にお話しした職人さん、私が入店した瞬間に、
「あ~、昨日の!来てくださったんですね。ありがとうございます。」と。

日本酒1合頼んでスタートです。





白エビと生ガキ


焼きたち(タラの白子)


子持ちヤリイカ


アジ うまい。


あん肝と蒸しアワビ
アワビは肝くさかった。


太刀魚

ここから握り。

ヒラメこぶ〆


春子・・・だよねこれ?


中トロ


大トロ


ヅケ


スミイカ


車エビ


小肌


さより


赤貝


煮はまぐり


ウニ


アナゴ 塩と煮詰め


玉子

前日の鮨さいとうの大将の出身店で、
グループで仕入れしているので仕入れ元同じなんです。
だからなんとなくネタはかぶっているし、
シャリも赤酢でまあ似た感じなのですが、
それにしても
「ん~♪」
みたいな絶頂感はないんですよね。

何が違うのか特定は難しいのですが・・・・。

でも、鮨さいとうが☆☆☆、こちらの鮨かねさかが☆☆であることに納得した次第です。

フリーで入ってきたアメリカ人女性一人と、私と職人さんの3人で
前日の地震やアメリカの鮨について話しながらの和やかなお食事になったのですが、
感心したのは、お店のスタッフがみんなある程度の英語ができるってことです。
まあ、久兵衛もそうなんですが。

お客さん少なかったせいもあって、ゆっくり鮨バカトークをしながら
楽しいひと時でした。

ご馳走様でした。

東京寿司屋めぐり @ 小笹ずし

2011-03-18 06:21:14 | Restaurant/Bar/Cafe
3月12日土曜日。
朝からメールしたりテレビやネットで地震情報収集したり大忙し。

同じ日程でアイアン・メイデンのライヴのために上京していたワイン友からメール。
「こっちのライヴ、キャンセルになりました~。
 sympaさんのコンサートは?」

ああ、そうそう!
私の上京の目的はこの日の午後の辻井伸行のコンサートだった!
ネットで確認するとやはりキャンセル


ため息つきながらホテルを出て、ダイヤが乱れつつも動いている地下鉄で銀座に向かいました。

この日のランチも鮨予約していたのですが、
店から連絡来ないし、やってるのかなあ~と思いつつ、
まあ銀座のスタバで時間つぶすか~と早めに出かけたのですが、
スタバ閉まってるし
多くの店が閉まってましたね。

しようがないので日当たりのよい駐車場のガードレールに腰かけてメールしたりして時間つぶす。

とりあえずこの日の夜に予約していた鮨水谷は臨時休業との連絡あり

前日地震でありつけなかった鮨かねさかにダメ元で電話。
「本日営業しております」と。
さっそくその日の晩の予約をしました。

やった~!
かねさかグループ比較という目的はかろうじて達成できます。

そんなこんなでお昼の予約時間となり、
伺いましたのは銀座の「小笹ずし」。


電気ついてる!
やってるんだ!うれしい!

12月に神泉にある「小笹」にうかがったのと、地元の鮨屋さんの息子さんがここに修行に来てたこととか、
私のバイト先の店主が勧めてくれたこととか、もろもろの理由で訪店となりました。



ヒラメ


たち(白子)ポン酢


こはだ
優しい感じ。


刺身のつまはこんな感じで別盛りです。


カワハギを肝醤油で。


アナゴの雉焼き
お味はいいけどアナゴが固い。


タイこぶ〆


かわはぎ


きす


はまぐりの吸い物


こはだ おぼろとともに。


ヅケ 浸けた煮切りをペーパーなんかで拭かないで握るのでかなりつゆだく(笑)
それでも持った時握りが崩れないのがすごい(爆)


大トロ これもつゆだく。


煮アワビ 


ブリ


煮はまぐり


スミイカ


赤貝


アナゴ


玉子

はい、ごらんのとおり古典的な江戸前寿司です。
東京で古典を食べたのは初めてかな。
ある意味勉強になりました。

つまみと握りのネタがかぶりがちなのは地震による仕入れ困難の影響かしら?

全体的につゆだくで、皿がつゆだらけになりがちなんですが、
一回も拭いてはくれませんでしたので、ますますつゆだくです。

こちらは前日の地震の後も営業していたそうです。
予約のお客さんのほどんどが来なかったけど来るお客さんがいるかもしれないからと。
この日もだいぶキャンセルがあったみたいですが、
しっかり営業してらして。
すごいありがたいですね。

ごちそうさまでした。


地震のショックと体の疲れをワインバーにて癒す @ 西麻布

2011-03-18 06:20:54 | Wine
地震のあと、電車が止まっているので、渋谷から西麻布のホテルまで歩き、
そのあと予約していた鮨屋がやっているのかどうか確認したいけど電話もつながらない。
悩んだ挙句、銀座まで歩いてみた。

鮨屋さん、
5時過ぎまでやる気でいたんだけど、
余震は続くし、ビルがガスを止めるっていうしで、
さっき今日は休業って決めたんです。
何度か連絡したんだけどつながらなくて・・・と。

ああそうですか。
じゃあまたの機会に。
大変ですね。
では。

と、また西麻布まで歩く。
寒いし足痛いしおなかすいたし・・・・
途中、開いてるごはん屋さんに入ろうかなと思ったりもしたけど、
ここで座ったらたぶん西麻布まで歩く気力がなくなると思い、
頑張って歩いてホテル到着。

PCにていつものワインバーがグラスの一つも割れずに元気に営業と確認し、
歩いて3分にて到着

この機会に、懸案でもあった、「エレヴァージュでごはん」デビューをすることにしました。


メニューを見てしばらく考えましたが、
もうまったく何を食べたいのか何を食べるべきなのかも考えられないくらいの精神状態だったので、
「もうわかんないです。テキトーにお願いします。」とオーナーソムリエ一任プレイ(爆)

まずはお疲れ様のシャンパンから。

ピエール ペテルス ペルル デュ メニル ブラン ド ブラン NV
レコルタン・マニピュラン。
「サロン」と同じ村の、メニル・スール・オジェ村を中心に、ブレンドされているそうで。
ブランドブランなのに骨格がしっかりしていて飲みごたえがある。 

そしてお疲れ様のスープ。

8時間煮込んだ地鶏のスープ。
すごい勢いでなくなった(笑)


タラの芽、ふきのとうのてんぷら。
さっくさく!

これに合わせて出てきたワインはこちら。

ボノー・デュ・マルトレイ
コルトン・シャルルマーニュ1999

コルトン・シャルルマーニュを代表する作り手。
まだまだ若い。ハーブ、ミネラル感と山菜の天ぷら、合う!
しっかし、ブルゴーニュのグランクリュと天ぷらって・・・・贅沢!



焼き鳥セット。
串から外してあって食べやすい。


クジラのカルパッチョ。
マグロみたいな柔らかいクジラ肉。

これと併せて出てきましたのは、前回も飲んだこちら。

アンドレ・ブリュネル
シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006
きれいなヌフパプ・・・・。


はあ~だいぶ落ち着きました。

この間、店の大型スクリーンにて地震の報道をみる。
津波の映像や気仙沼の火の海映像・・・・。

この店がなかったらホテルで一人でこのテレビ映像を見て涙流していたんだろうなとふと思う。


周りにはヘルメットかぶって到着したお客さん、
ありえないくらいワインオタの外国人、
ワインやおいしいものに詳しいおねえさん、
そしてこれまたありえないくらいいろんなことに詳しいオーナーさん。

ワインオタの外国人といっしょに
ワインと寿司のマリアージュについて語りながら、
地震の映像を見て、
温かい食事とおいしいワイン・・・。
はあ~よかった。

おなかも落ち着いたところで、
本日の目玉ワインを2ついただく。


ドンペリニヨン・ロゼ 1996
ドンペリって硬くて、何がおいしいのか全く理解不能だったのですが、
1~2日置いて開いたこれはかなり厚みが出ておいしかったです。


ボランジェ・グラン・ダネ 1975
またでた!熟成シャンパーニュ。
これはなかなかの複雑さ。
香ばしさ、タンニンのやわらかさ、酸味のバランス、
骨格がしっかりしているのにやわらかく広がる複雑なフレーバー。

なんだかこの夜はずっとここで過ごしたい気分でしたが、
夜遅くになってメールがつながり始め、
ものすごい数の携帯メールを発信受信していたらバッテリーもなくなり、
家族から重要メール来たら困るし、ってことで帰りました。

あ~知ってるお気に入りの居心地がいいお店があってほんとに助かりました。
ありがとうございました。






東京寿司屋めぐり @ 鮨さいとう

2011-03-18 06:20:31 | Restaurant/Bar/Cafe
3月11日金曜日のランチは、昨年6月にも訪れました、星が3つついたお店、赤坂の鮨さいとう。

この度は、正月に行ったすし屋真魚(☆)と、この日の晩に行く予定の鮨かねさか(☆☆)とともに、
いわゆるかねさかグループの比較をしようと思って、さいとうさん(☆☆☆)も再訪となりました。

越乃景虎1合いただきながらスタートです。


白魚


タコの桜煮と蒸しアワビ


白エビ


子持ちヤリイカ


平貝の磯辺焼き


あん肝
ゆずが効いていてうまい!


のどぐろ
間違いない!

ここから握り。

 
ヒラメこぶ〆


小肌


ヅケ


中トロ


大トロ


スミイカ


車エビ


サバ


アジ


煮ハマグリ
ゆず味でかなりうまい!


ウニ


アナゴは塩とツメで。
ツメのがかなりうまかった!


かんぴょう巻と玉子



今回すごい楽しめました、鮨さいとう。
前日の新橋ががっかり系だったからか、それとも前回訪問時は さわ田→水谷→さいとう という順番でそれが悪かったのか、
とにかく前回よりもかなり楽しめたし、いままでこんだけすし屋回ってきた中でもかなりハイスコアな印象です。

とにかく鮨が美しい。
手数も少ないのにほんとにきれいな握りです。

お魚もおいしいし、シャリもバランスいいし、
煮切りやツメの量とか柚子や薬味の使い方まで繊細な印象を受けます。

そしてなにより、大将のサービスが素晴らしい。
すべてのお客さんに名前で呼びかけて話しかけるとか、
皿についた煮切りをいちいち拭ってくれるとか、
まあそういったちょっとしたことなんですけど、
ちゃんと目配りされていて気持ちがいいです。

欲を言えば、
やはり玉子が好みではないこと、
お弟子さんがちょろちょろしていることなんかが気になりますが、
でもお弟子さんも前よりだいぶ動きがよくなってました(笑)

あ~大満足!
また行こう!

で、渋谷に向かい、絵画鑑賞をしている最中に地震が来ました。

西麻布にてまったりと・・・・。

2011-03-18 06:20:08 | Wine
木曜深夜、新橋でのお鮨の後に定宿にチェックイン、
そして向かいましたのは定宿から歩いて3分のワインバー。

お久しぶりです~。

今日は前もって宣言していた通り日本酒飲みますよお~。
でもその前に飲んでおいたほうがいいワインがあったら・・・・。

で、出てきたのはこちら。

ジョセフ・ドルーアン
ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ 2000
酸味とミネラル、やさしいけどしっかりした樽が若々しい。
素晴らしいバランス。


コント・ラフォン
ムルソー デジレ 1994 
サービスでいただいちゃいました。
上品なバター菓子、柔らかさと力強さのバランス。

 
ここから日本酒。


田酒 純米大吟醸 "斗壜取り" 2009BY            
繊細ながらもたっぷりとした厚みのある田酒


梵 超吟(長期氷温熟成純米大吟醸・2010BY)           

福井県産。
これは、精米歩合21%と、米をギリギリまで削り、
さらにマイナス8度で瓶詰後5年間熟成させるという、
全くもってクレイジーとしかいいようのない作り方をしています。

21%まで削ってこのたっぷり感!信じられないうまさ!
お値段もお高いですが(汗)



石田屋
オーナーが納得いく味わいではなくて売るのをやめたそうで
これもサービスでいただいちゃいました。
うん、確かに弱いけど、比較とかしなかったら普通に飲めるし美味い。


二左衛門
これ、前回(12月)に来た時にも飲ませてもらって、
ガッチガチだったんですが、
今回はかなり飲めるようになってました。
でもオーナー的には納得いかないようで。



ジョセフ・ドルーアン
シャンボール ミュジニー 1988

これもサービスでいただいたんですが、
底のほうの滓付きなのに全然渋くない。 



シャンパーニュ
ヴァンデール・グヒト 1966

わー、私より古いシャンパン!
これも残り物で泡はもうなかったですが、はちみつやキャラメルの風味。


これらを飲みながら、
あれやこれやとオーナーさんと話をしたり、
「のだめカンタービレ」を読んだりと、
すっかり自宅並みのくつろぎようで
3時くらいまで居座っちゃいました。


明日もまた来て、のだめ、6巻から読みますから~と宣言して帰りました。
この時は12時間後に大地震が起こるとは露知らず・・・・。


東京寿司屋めぐり  @  第三春美鮨

2011-03-18 06:19:42 | Restaurant/Bar/Cafe
3月10日木曜日の夜、東京入りです。

空港から直行しましたのは、新橋にある「第三春美鮨」。
いつも参考にしている食べログのレビュアーの人がここをべた褒めなので、
行ってみることにしました。




日本酒は1種類のみ、梅錦の本醸造、樽酒です。
「冷酒で」と言ったら、「ぬる燗がいい」と言われ、
「ではぬる燗で」とお願いしました


突き出しは、子持ちヤリイカと子持ち昆布


スミイカ、ミル貝、さより(かんぬき)
初めてみる貝をうまいと感じた。
一応塩も出してくださいますが、醤油で食べてほしいと言われました。


サヨリの皮


焼きアナゴ
コリコリ、プルプルとしたアナゴらしからぬ食感。
うまかった。


ミル貝の舌を焼いたもの。
これもうまかった。


隣の客の握りの順番に合わせられて煮アナゴからスタート


ヒラメ こぶ〆


えんがわ


小柱


車エビ


ヅケ


大トロ


車エビの頭を焼いたもの


小肌


ウニ


白キス


ネギトロ巻


玉子
箸で小さくして食べようとしたら、一口で食べろと言われた。


大きな梅が入ったお吸い物


葛のデザート付き

えーっと・・・・

煮アナゴと車エビは茹でたて蒸したてだったので温かかったのですが、
ほかのネタはすべてキンキンに冷たかったです。
大トロも。
冷たすぎで熟成日数予想できなかったけど、6日だそうです。

シャリは結構べチャッとしてました。
味は優しい感じ。

そして、握りがデカい!

ん~。

大将は寿司ネタの本とか出してるくらいネタ通なので、
さすがに刺身は美味しかったですし、
ミル舌なんて初めて食べたからうれしかったけど、
お鮨はわたくし的には微妙でした。

でも大将とたくさんお話できてよかったです。
ごちそうさまでした。



晩ごはん @ いつものイタリアンバール

2011-03-17 22:49:33 | Restaurant/Bar/Cafe
この日は、ワインの試飲会があったので昼の仕事休んで、
13時からがっしがしとワインを試飲しておりました。
もちろんテイスティングしてぺっと吐いていましたが。
そして試飲会の前にラーメン食べたのも良かったのか、
まったく酔いが回らず、体調も万全!

翌日から東京鮨ツアー予定で、冷蔵庫に食材残したくなかったので、
外でご飯食べて帰ろう!
で、ひと月くらいとんとご無沙汰のイタリアンバールへ。

白ワインいただき、赤ワインも。

メルローとフラン。
フリウリのワイン。フルーティ。

そしてお料理も。


シカのもも肉のカルパッチョ。


ほうれんそうとほっき貝のリゾット。

ワインが白赤どちらも少しずつ残っていたので、
どっちにも合うお料理を追加で!
といったら、これが出てきた。


砂肝とレッドムーンのソテー。
ワインとぴったり!

この日も大満足でした!