Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

日本酒  楯野川 純米吟醸 本流辛口+8

2010-09-05 23:35:21 | Sake


楯野川 純米吟醸 本流辛口+8
楯の川酒造株式会社 山形県


山形のお酒、数本キープしてるんですが、
とりあえず今日はこれ。
いっぱい銘柄あるからね、山形。
「これ山形」って覚えにくいのから飲むことにしました



自社精米、蓋麹法など手造りで醸す山形の銘酒。
精米歩合も高く、特定名称酒に力を入れこだわりの製法で醸し、
量よりも質を重視。


使用米:出羽燦々100%
精米歩合:50%
日本酒度:+8 
酸度:1.5 
alc.:15~16%


<テイスティング>
外観:清澄度、透明性高く健全。
   薄いレモンイエロー、粘性低い。
香り:控えめ りんご ハーブ かすかにミルクキャンディーの香り
味わい:アタックはマイルドでスムーズなテクスチャー
    甘みはほんのりと米の甘さを感じる。
    きりりとした酸が際立つ。
    爽やかな苦味に隠れてさらりと軽やかな旨みを感じる。
    ほんのりと米の風味のフレーバーを感じる。
    余韻は中等度の長さで、ほんのり桃の甘さを感じるが
    それを打ち消すようなぴりぴりとしたアルコールの刺激が続き、
    ドライフィニッシュを迎える。
サンプルの特徴:
    香りは控えめで口当たりは柔らかくほんのり米の風味を感じる。
    フィニッシュはキレのよい辛口。
    何か一つの要素が際立つタイプではなく、
    どれも控えめながらお互いを補完しあって
    バランスの良い酒質となっている。
    すなわち広く料理にあわせやすいお酒と言える。
    敢えて分類するなら薫酒であろう。
適したシーン:
    華やかで爽やかな印象があるので
    春から夏にかけての印象が望ましい。
    バランスのよい酒質なのでどのような人にも好まれると思うが、
    どちらかというと、若い人や女性、
    あまり日本酒を飲みなれていない人にお勧めしたい。
    バランスよく広いジャンルの料理に合わせられると思うので、
    少ししゃれた雰囲気の和洋折衷の創作料理店などで、
    食事の前半から後半まで通してお勧めできる。
飲用温度:8~15℃ 35~40℃
     どの要素も程よく兼ね備わっているので、
     爽やかさや香りを重視したいのであれば温めずに
     香りを生かすことができる8~15℃で楽しみたい。
     少し旨みを引き出して楽しむのであれば、
     人肌燗からぬる燗で。
適した器:冷酒で楽しむのであれば小ぶりのガラスか磁器の
     ラッパ型の器でぬるくならないうちに
     香りの広がりを楽しみながらの飲用。
     ぬる燗ならやはり磁器で華やかさを感じながら
     温めて引き立つ旨みを楽しみたい。
相性の良い料理のイメージ:
    華やかさ、爽やかさはもちろん、芳醇さも少しあるので、
    あまり濃い味付けのものでなければ
    広い範囲の料理にあわせられると思われる。 
    あっさりとした味付けで旨みのある、
    前菜からメインまでを選びたい。
    和食:握りずし、海鮮丼、
       揚げだし豆腐、鯛かぶら、白身魚の酒蒸し、
       鶏の幽庵焼き、ニシンの塩焼き、
    洋食:ウニの冷製パスタ、スズキの香草焼き、
       牛のカルパッチョ、マグロとホタテのタルタル、
    中華:海鮮水餃子、レンコン餅、八宝菜


つぶやき
日本酒度+8ってことですが、
ビリビリと辛いわけでもなく、
おいしくいただけるお酒です。
山形のお酒はうまいなあ~。

山形は有名銘柄いっぱいありますよ~。
十四代、
出羽桜
六歌仙
くどき上手
上喜元
山形正宗
大山
うきたむ
などなど。

晩ご飯  山形の郷土料理  タラのどんがら汁 ダシ

2010-09-05 23:30:50 | Food
山形のお料理。

教科書的には「どんがら汁」ですが、
魚を煮てアクがたくさん出ている間に前菜をいただきました。

この夏、ダシとかヤタラとか呼ばれているものを多く目にしました。
いつも見ているブログなんかでも出ていたし。

山形ではダシと呼ばれているようです。
きゅうりとかなすとか大葉とか茗荷とかとにかく刻んで混ぜます。
豆腐にのっけたりご飯にのっけたりするらしいです。

うまいなこれ。

そしてタラのどんがら汁。


またまたあら汁ですね、要するに。

身もそれを取った殻も入れるってころから胴殻汁、
それがなまって「どんがら」ってことらしいです。

もう少し寒くなってからだと
「タチ(白子)」とか入れるんでしょうけどね。