Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

新緑の岩手県へ ⑧ 盛岡に戻り、桜山へ再び。

2012-05-30 22:39:07 | Restaurant/Bar/Cafe
北上市で寄り道してから国道4号線を一路盛岡へ。

この日は夜行列車で蝦夷地に戻る予定でしたので、
列車の時間まで晩ごはん食べて時間つぶしましょうかねーと、
向かいましたのは前日の六魂祭のときにもウロウロしました桜山界隈。

今回はこちらのお店に伺いました。



かもし処-陽SUN。

岩手県内の食材を使ったお料理と
全国からの美味しいお酒が楽しめるお店です。

ビールで乾杯したあと、
日本酒は宝剣(広島)、貴(山口)など結構レアアイテムを中心に頂きました。

お料理、詳細忘れてしまってますが、ざっくりご紹介


宮古からの新鮮なお刺身盛り合わせ。
あいなめ、鯛、たなごの昆布〆、さわら。



ホヤ刺し。



タケノコ焼き。



串揚げ各種。



八幡平のしいたけ焼き。



あ、これなんだっけ?



焼きうどん。


こちらのお店のご主人は沿岸の復興についても熱心なお方で、
地元の新鮮食材をふんだんに使っているのはもちろんですが、
その他色々な活動で沿岸の方たちを応援していらっしゃるようです。

今回沿岸に行きませんでしたが、
最後に沿岸つながりのお店にいけてよかった。


いやー。
盛岡で宝剣とか貴とか飲めると思わなかったなー。
札幌でもやっと貴を常備している店見つけたばかりなのに。
わたし的な盛岡で日本酒飲むなら!のお店にしちゃおうと思います


ごちそう様でしたー。
また伺います。


ということで、駆け足の岩手の旅、終了です。

次は7月に沿岸行きますよー。

おわり。

新緑の岩手県へ ⑦ 錦秋湖あたりを観光

2012-05-30 22:37:25 | Travel
錦秋湖マラソン走り終わり、
まずは温泉で汗を流しましょう!

ランナーには無料の温泉入浴券付いていたのですが、
その券を使えるところじゃない温泉で行きたいところがあったので、
そちらに向かいました。

同じ湯田温泉峡のなかでも前泊した湯本温泉とは別の湯川温泉。

日帰り入浴ができる「せせらぎの宿 吉野屋」さん。



小さなかわいいお宿です。

日帰り入浴400円、激安。

私達しかお客さんいなかったので、お風呂場をパチリ。



川で魚が跳ねるのを見ながらゆっくり入浴できました。

ちなみにこちらの露天風呂はこんな感じ。



桶風呂!

すごーい。

今度ゆっくり泊まりに行きたいです。

さて、錦秋湖周りをゆっくりドライブしながら盛岡に戻ります。




JR北上線ほっとゆだ駅。

駅に温泉がくっついてます。











ダム湖だからまだ陸地だった名残なのか、
湖の中から木がにょきにょき生えてますね。


道の駅錦秋湖の掲示板。


陸前高田の気仙大工さんが作った掲示板だそうです。


さて車を東に走らせ北上市へ。
ここに沿岸から届いた商品を売る「三陸きずな商店」があるので行ってみました。



売り上げのすべてが生産者に届くお店。
内陸から沿岸を支援しようというコンセプトでできました。

大槌町で獲れて加工された海藻をゲットしました。

ここから北上し、一路、盛岡へ。

つづく。

新緑の岩手県へ ⑥ 第32回錦秋湖マラソン

2012-05-30 22:36:09 | Sports/Fitness
快晴

マラソン日和

岩手県和賀郡西和賀町で行われた第32回錦秋湖マラソンに参加しました。

種目は30キロの部とかハーフの部とかあったんですが、
2月に脚傷めてからすっかりヘタレになってしまった私はハーフに参加です。





昨年は震災の影響で中止でしたが、
今年は2300人ものランナーが集まりました。

今年のこの大会のゲストランナーは谷川真理さん。
例年、猫ひろしとかエリック・ワイナイナが来ているらしいのですが、
今年は「TBSオールスター感謝祭」つながりで谷川さんが呼ばれた・・・・って
彼女自身が開会式で言ってました(笑)

谷川さん、ほんとはハーフを走る予定だったけど、
みなさんとできるだけ長く走りたいって急遽30キロ出場を決めたそうです。
かっこいいー!
いまも現役市民ランナーで、
ちゃんと練習しているからできることですね。


さてーそろそろスタートの時刻が迫ってきました。



ハーフと30キロは同時スタート。

この日は結構体が硬くて、脚に疲労がたまっている感じだったので、
2時間切れればいいなーって低めの目標設定。
女子の30キロのトップ、たぶん谷川さん、に抜かれないようにしたいなーなど度思いつつ、


スタート!





ご当地ゆるキャラ、かたくりこちゃんもお見送り。




錦秋湖マラソンってくらいだから、
細長い錦秋湖に沿って北上方面に行ってくるのかと思いきや、
錦秋湖に背を向けて盛岡方面に行って戻ってくる折り返しコース。


沿道には結構たくさんの人が出ていてくれました。

ほとんどは高齢者。

在宅高齢者はもちろん、
コース上に2か所、特養老人ホームとかケアハウスみたいなのがあって、
施設入所のおばあちゃんたちが、車いす乗って帽子かぶって、
スズとかタンバリンとか持って応援してくれたのは、
おじいちゃんおばあちゃん萌えのわたしにとって
なんかちょっとウルウルポイントでした

いつものように沿道に手を振ったり声を出したりしてテケテケと走ります。

折り返し地点でちょうど1時間。

2時間切るにはちょっとペース上げないとなーって、
少しがんばることにしました。

あ、宿泊した対滝閣の女将さんも応援しくれてる!
ありがとうありがとう。

そしてゴール。



あーいっぱいいっぱいのフォームになってるし(笑)
筋力不足と痛み回避のためにこういうフォームになっちゃっているのを
改善したくて、
今年は春先から意識して走っているのですが、
やはり余裕がないときは悪いところ出ちゃいます

時間は1時間57分40秒。

あ、2時間切れてよかった

でももうちょっと早く走れるよう、
次もまたがんばります。



つづく。


新緑の岩手県へ ⑤ 湯田温泉峡と錦秋湖・湖水まつり

2012-05-29 22:55:39 | Travel
盛岡で東北六魂祭をざっくり見た後、
車で東北道を南下、秋田道に入り西へ。

向かいましたのは、湯田郡西和賀町。

湯田ダム建設に伴ってできた人造湖・錦秋湖と湯田温泉峡がある町です。

日曜日に錦秋湖マラソンのハーフマラソンの部にエントリーしておりましたので、
土曜日は湯田温泉峡の中にある湯本温泉・対滝閣で前泊。



そして今回のお楽しみの一つは、
毎年錦秋湖マラソンの前日に開催される、湖水まつりの花火大会!

昨年、いわて銀河チャレンジマラソンに出場したときにも
この辺りの別の宿に泊まったのですが、
湖水まつりの花火がすごくきれいなこととか、
震災後で2011年はマラソンもお祭りも中止になったことなど聞いて、
「よし、次は錦秋湖マラソン&湖水まつりにいくぞ!」って決めていたのでした。


ホテルについてホッと一息。




この辺りでは「ビスケットの天ぷら」というのがご当地グルメ(?)らしく、
ケンミンSHOWでも紹介されたとか。
揚げたては美味しいらしいですがここに置いてあったのはイマイチ


さて、湖水まつりの会場に行くバスが7時15分に出るというので、
急いで晩ごはん食べました。









山菜や鮎、いわて牛のじゃぶしゃぶがついてました。
デザートはこれまたこの辺りの郷土料理、豆しとぎのロールケーキ。

あんまりゆっくり味わう暇もなく、1時間ちょっとでお食事終了

バスに乗って錦秋湖の祭り会場へ。





すごい人が集まってます。
町民や近隣の人もいるでしょうけど、
翌日のマラソンを走るために来てくれたランナーもたくさんいるんだろうなー。

けっこう湖畔は寒くて、
たくさん着込んできてよかったねーなんて話していると、
突如はじまりました!











水上花火は湖面に花火が反射して幻想的・・・・。














三連の水上花火。


















一部しかご紹介できませんし2次元なんで伝わりにくいと思いますが、
すごくキレイでした!

ほとんど灯のない真っ暗な湖畔で、
明るくきれいな花火と、こだまする打ち上げ音、花火によって起こる波の音を感じる1時間は、
とても贅沢なひとときであり、
こんな豪華なエンターテイメントを無料で見られるんだから、
花火大会ってすごいなーって感動


帰りはすごいことになってました




さてホテルに戻って温泉入り、ストレッチしたりして就寝 


そして朝 

朝ごはんはおかわりしてモリモリ食べました。


対滝閣の女将さんに「道路に出て応援してるからねー」と見送られて、
マラソン会場へ向かいました。

つづく。

新緑の岩手県へ ④ 東北六魂祭 ~ パレード

2012-05-29 22:43:23 | Travel
東北六魂祭のメインイベント、パレード。

3時半からスタートということだったのですが、
私達はこのあと向かうところがあったので、
ゆっくりパレード見物している時間はありません。

ということで、
パレードのスタート地点にいれば
早めにざっくりとパレードの様子を見られるかなと思い、
盛岡市役所付近で待機することにしました。


出待ちの山車や踊り子さんたち・・・・。









こんなに集まってくださったんですねー。


さて、
そろそろパレードが始まります。



子どもたちの開催宣言のあとに、

まずは青森ねぶた祭りから。





跳人(はねと)さん達が、ラッセラーの掛け声とともに跳ねて進んでいきます。
なかなか六魂祭に来てくれる跳人さんが集まらなくて大変だと聞いていましたが、
これだけ集まってくださいました。
でも本物のねぶたはもっともっとすごいですよね。

そのあとに続くお囃子と山車。









あー本物のねぶたが見たくなりました!




つづいては、山形の花笠まつり。


山形市長さんもお出ましです

続いてベテランの踊り子さん達のパレード。










しなやかな踊りがステキでした。

つづいては若者バージョン。



ちょっと「よさこい」っぽい感じ。
各地でお祭りに若者を参加させるための取り組みがあるのですね、きっと。



つづいては、仙台七夕まつり・・・なんですが、
有名な七夕まつりには踊りや山車がないので、七夕飾りは会場内に吊るしてあって、
パレードの参加は青葉まつりで踊られる「すずめ踊り」。

まずは伊達の武将さん登場。





そして、すずめ踊り。














すずめ踊りってなんか好きなんですよねー。
即興的な踊りが威勢がいい感じで、お囃子もにぎやかで。




秋田の竿燈まつりのたくさん提灯が付いた竿も6台ほど来ていたのですが、
これは練り歩くというよりは、
大きな竿をおでこにのせたりする妙技をその場で見るものなので、
近くの広場でそれをやっていたみたいです。
今回は観れませんでしたが、
いつか本場に見に行きたいですねー。


つづいては、福島のわらじ祭り。





日本一の大わらじ登場。






わらじ音頭に合わせたわらじ踊りというのもあるようですが、
六魂祭にきてくれたのは「ダンシングそーだナイト」。
これはわらじ音頭をラップ調にアレンジした曲に合わせて、
わらじを腰につけた若者たちが踊るもの。







こちらも「よさこい」みたいな感じでチームによって踊りが違うみたいでした。



そして最後は、地元、盛岡のお祭り。

まずは盛岡秋祭りの山車。









盛岡市長のお出まし。


そして、さんさ踊り。


















子どものころは盆踊りなんかでよく踊ってました。
踊りながら太鼓叩くの憧れだったなー。
懐かしい


あー、なんだかんだ言って結構見れましたね。

でも、こういうの見れば見るほど、
ホントはもっと迫力あるんだろうなー、
本物のお祭りを各地に行って見ないとなーって思えてしょうがないです。

六魂祭に来てくれた全国からのお客様もそういう風に思ってくれて、
また夏に東北に来てくれたらいいのになー。

みなさん、今年の夏は東北のお祭りを見に行きませんか?

ほんとの各地のお祭りのこと、メディアでもどんどん取り上げてほしいなあ。

東北六魂祭、
電通さんの取り仕切りで、
復興のために地元にお金が落ちる仕組みにはなっていませんが、
こうしてものすごい人が東北に来てくれて、
まあ、普段は行列なんかできたことがない地元の蕎麦屋に並んでくれたりして、
そこそこ経済効果はあったのでしょうね。

でも、
「復興のお役に立てば・・・」って思って会場内でお買い物をしてくれる人たちのお金が
実は地元には落ちないという事実は悲しい。

そんなやり方を見ているしかない自治体の弱さも悲しい。

それでも「いわて三陸復興支援市」があったり、
巷のコアな飲食店さんたちが、電通の目をかいくぐり、
沿岸への募金付きでビールを販売していたり、
一般市民の強さを感じた1日でした。

小耳にはさんだところによると、来年の六魂祭は福島開催だとか。
あ、まだ正式決定ではないのかな。
福島市民の皆さんも協力して
すこしでも地元への還元率が高くなるといいなと思います。

ということで、
六魂祭フィーバーの盛岡をあとにして、
県南へ向かいます。

つづく。

新緑の岩手県へ ③ 東北六魂祭 ~ 街の様子 その2

2012-05-29 22:32:09 | Travel
六魂祭のパレードムード一色の中央通りを抜けて映画館通りへ。

文字通り映画館やたくさんの飲食店で賑わう通りなのですが、
こちらもたくさんのお店が露店を出していました。

映画館通りの裏の飲み屋街でもたくさんの店が
焼鳥とかドリンクとか売ってました。

この辺りは電通さんの息がかかっていないのでしょうかね。

それとも私有地ってことで頑張ってたのかな・・・。


地元のお店からいろいろ買って食べてみたいのは山々だったのですが、
あんまりお腹がすいてなくて残念・・・



さて、
映画館通りと大通りの角、
元はイイヅカがあったところ(超ローカル)が今駐車場になっていて、
そこに「いわて三陸復興支援市」と称して沿岸から来たお店が一堂に会していました。





宮古や久慈や田野畑から。


大槌や大船渡から。


そして釜石からは「かまいしキッチンカー」が勢ぞろい!
釜石に行っても
みんなバラバラに営業していることが多くてなかなか行けないので、
こうして全部そろっているなんてなんかステキ。

全部からいろんなものかって食べたかったんですが、
やはりお腹があまりすいていなくて、
はまゆいでチュロス、乾杯でラムネ買いました。

あと、よつばやでクレープ。


新華園支店のラーメン、
すごい人気でした。
すんごく美味しそうだったけど、お腹いっぱいで食べられず。
今度釜石行ったとき食べます(笑)

他にも大槌のおらが復興食堂のイカ焼きそばとか、
久慈や宮古の魚介とか大船渡から来た店で出してた酔仙酒造のお酒とか、
あー食べたり飲んだりできなくて残念でしたが、
今度現地に行って食べますからー!

この復興支援市でもステージがあって、
歌のイベントとかやってました。



お客さんにどこから来たかって聞いたりしてたんですが、
九州から来た人!って聞かれて何人か手を上げてました。
六魂祭効果、すごいです。
そして、
六魂祭のメイン会場でもお金使ったかもしれないけど、
この「復興支援市」にも来てくださって
経済活動をしてくださったことに感謝。

ちなみに
「北海道から来た人!」って聞かれたら手を上げる気満々だったのですが、
最後まで北海道は話題にのらなかった(笑)
たぶん北海道から来てる人私だけかもねー、なんて。

いちいち気になるんですが、
この復興支援市は電通さん公認なのかなあ・・・。
お金はそれぞれの市町村や店舗に入るんだろうから、まあいっか。


さて、もうものすごく暑くてただ座っているのがしんどくなってきたので、
またゆっくり歩いて
パレードのスタート地点となる盛岡市役所方面へ向かいます。


大通り。
すごい人です。





中の橋あたりも歩行者天国になってました。

大通りからパレードのある中央通に行く道は、六魂祭スタッフが全部誘導していて、
こっちは混んでいてもう行けない、とか、あっちへ行って、とか、
パレード見たい人たちが彷徨っている状態。

遠くから来てくださった人は街の状況がわからないからそれに従うしかないですもんね。
最終的に中央通りに入れずにパレード見れなかった人もたくさんいたようです。

私達は六魂祭スタッフに従わずにスルスルと人混みを通り抜けて盛岡市役所方面へ。

つづく。

新緑の岩手県へ ② 東北六魂祭 ~ メイン会場

2012-05-29 22:30:05 | Travel
さて、六魂祭のメイン会場、岩手公園へ。




すごい人です。


東北六魂祭のロゴの入ったTシャツやタオルの販売。
これ買っても一銭も地元には落ちないのに、
「東北のために」って買ってくださっている方もいるかと思うと
悔しい・・・。


地元の観光ゆるキャラ、わんこきょうだいのおもっち!
隣の東北六魂祭のボードは写さずに
おもっちとだけ並んで写真撮ろうかと思ったら、
ここも電通に仕切られていたので遠くからパチリ。


吉本興業の企画で岩手に移住してきた芸人らしいけど
見たことないし名前も知らない・・・。







岩手公園内、こんなに人がいるのはじめて見ました。

ステージではなんかイベントやってました・・・。

人が多すぎて見えない・・・。
右奥の城壁の上にまで人がいっぱいいてビックリ!!

秋田の竿燈祭りの提灯も見えますね。

このステージでは沿岸の虎舞とか、
今回パレードに参加しないお祭りの踊りや出し物もやっていたようです。

さて、
人が多すぎて頭痛くなってきたので、
岩手公園を離れてパレードが行なわれる中央通に行ってみました。

パレードは、
青森ねぶた祭り、秋田竿燈まつり、岩手さんさ踊り、
仙台すずめ踊り、山形花笠まつり、福島わらじ祭りの山車や踊り手が練り歩く、
東北六魂祭のメインイベント。

まだパレード開始までは3時間近くありますが、
混みあう前にちょっと様子伺い・・・。


あ、ねぶたの山車。


あ、福島の大わらじ。


これは盛岡のお祭りの山車かな。


っていうか、まだパレード開始まで3時間近くあるのに
もう陣地確保してる人がいる!


すごいね、みんな。


実行委員会も大忙し・・・。

さて、ではまた六魂祭から離れて盛岡の街の様子を見に行きましょうか。

つづく。

新緑の岩手県へ ① 東北六魂祭 ~ 街の様子

2012-05-29 22:02:02 | Travel
はい、またまた行ってきました東北です。

今回は岩手県!

県南の西和賀町にて開催の錦秋湖マラソンに出ることがメインでしたが、
偶然「東北六魂祭」と日程が重なりましたので、
ついでに見ることにしました。

東北六魂祭は昨年仙台で行われたのがはじまり。

東北6県の県庁所在地のお祭りが一堂に会するものです。

昨年震災後の東北でいろんなイベントが中止になったり
観光客が激減する中、
復興の起爆剤的なものになれば・・・ってことで始まったイベントです。

今年は盛岡開催。
たまたま日程が合い、見に行けることを楽しみにしていたのですが、
祭りが近づくにつれ、
ツイッターを通していろんな話が耳に入ってくるようになりました。

このお祭りは大手広告会社の電通が全てを取り仕切っていて、
東北の復興のためと唱っているわりには、
祭りの収益から地元には一銭も落ちないそうです。
会場内の出店は協賛企業のみに許され、地元や沿岸からの出店は無し。
「東北六魂祭」というロゴを使うだけで
何十万も電通に払わなくちゃいけないとか。
そればかりか、
地元の飲食店街には
「その辺の通りとかに出店とか屋台とか出さないように」って圧力かかってるとか。

1週間前でも詳細は発表されず、
地元では誰も何もわからない状態。

地元をしらない人が作る東北6県の伝統の祭りの合体バージョン。

ふーん、そういうことなのねー。

ということで、
六魂祭の会場ではお金を使わないように、
見てまわることにしました。


盛岡の妹の家からてくてく歩いて祭りのメイン会場の岩手公園(盛岡城跡)へ。

岩手山がキレイだー。

おや?何やら飛行物体発見。



あー。
巷でうわさの、全国を回っている某保険会社の飛行船。
六魂祭にあわせて盛岡に来てくれたみたいです。


さらに歩いて、


さっそくいました、六魂祭スタッフ。
歩行者を会場の岩手公園のほうへ誘導しています。


岩手公園に着きました。


祭り会場への送迎バスもあるんだー。


わーまだ早い時間なのに結構人がいるし。







しかし、お天気に恵まれましたねー!


この週末は六魂祭とは別に、
岩手公園内にある桜山神社の例大祭でもあるのです。
なんでしょうね、
わざわざ地元のお祭りに六魂祭かぶせてきたんですかね。
まあいいや・・・。
とにかく桜山神社にお参りです。



げ!並んでるし!


まあそれでもちゃんと並んで、
沿岸の復興をお願いしました。



この付近の出店は、
純粋に桜山神社の例大祭の出店なのかね、
それとも六魂祭がらみの出店なのかね・・・
なーんて話しながら、
この辺りに古くからある桜山の飲食店街へ。






有名なじゃじゃ麺の老舗・白龍(パイロン)前には開店前から列が!


向こうには仙台の七夕飾りが見えますね。


いつもは静かなこの界隈、
今日は多くの観光客でにぎわっていますね。


出店禁止ってことで静まり返ってるんじゃないかと思いましたが、
たくましい方たちは
「私有地内」なら行動制限されないべってことで、
自分の店の前にギリギリ寄せてドリンクや焼鳥売ったりしてました。
いいぞー!
がんばれー!

さてちょっと座って腹ごしらえしたいねーってことで、
ここ桜山でランチすることにしました。


パーク。
古くからある喫茶店です。

肉味噌スパゲッティとソフトクリーム頂きました。


懐かしい感じのお味。
ソフトクリーム、濃厚で美味しかった。

これ注文して待っている間にツイッターチェックしてたら、
ええ~!かまいしキッチンカーが映画館通りに勢ぞろいだって!
あらー。
そっちで食べればよかったね・・・。

まあ、
電通の圧力にも負けずに営業している桜山で経済活動したってことで、
これはこれでヨシ!(笑)

ということで、
東北六魂祭のメイン会場に行ってみよう!

つづく。


バタバタと・・・( 近況報告)

2012-05-25 08:35:13 | Life
宮城から帰ってきて、あっと言うまに2週間過ぎました。

旅の記録を書くのに思ったより時間かかってしまいました。

毎日眠くて眠くて、
夜9時ぐらいにはもう頭がもうろうとしてくるんです(笑)

旅の疲れもあるでしょうが、
本業が忙しいのも関連してるかな。

私が仙台から戻った日から、新しい作業療法士が入りました。
6年の経験者ですが精神科にいたので身体の治療ことはほとんど分かりません。

またまた私、他業種の指導です(笑)

しかも4月から別の作業療法士も入っているので、
約一ヶ月の時間差でおんなじようなこと指導してるの。

めんどくさいなあ。
なんでそろって4月から来ないんだろなもう。

まあ幸いなことに4月ちゃんは結構フツウにできるので、サクサク成長してます。

5月くんは迷走中。

どうやって指導しようか考えるのは結構疲れます。

自分で考えて患者や家族のためのベストに近い選択をし、
それを実行する行動力があるセラピストになってもらうためには、
その人のキャラ分析から始まり、
押しどころと引きどころのバランスとタイミングみたいなのを考えたり。

提出物に目を通したり、フィードバックしたりの時間が必要な分、
自分の通常業務はは倍速でしなきゃならんし。

まあいいんですけどね。


とにかくいつも眠いんで、酒飲んだらますますヤバイ。

この数日は、旅の記録を書き終えるまでは禁酒!
と自分にプレッシャーかけてました(爆)

晩御飯も、イタリアンだとワイン飲みたくなるし、
和食だと日本酒欲しくなる性分なので(笑)、
この数日は中華食べてました。
中華だといきなり白飯欲しくなり酒無しでもなんとかなります。
仙台行く前に大量に作って冷凍しておいた餃子を食べたり、
回鍋肉、麻婆豆腐、青椒肉絲など定番のごはんのお供をね。

眠いとはいいましたが、
実は前はもっと眠かったんです。

3月くらいまでは、
昼休みに昼寝して、それでもなお15時ころデスクワークの時ウトウトして。

たぶんバイトのせいだったと思います。


4月からほとんどバイト出勤してません。
店の都合で(また余剰人員扱い)。

以来まあ体が楽なこと!
眠いとはいえ、昼寝してないし、午後のウトウトもありません。

バイト干されて当初は、
東北行く資金が無くなる!ってイライラしてましたが、
バイトしない分時間ができるから、お弁当作ったりして節約できるし、
フラフラ飲みに行って小金を使うのをやめて、
昔みたいにおうちでごはん作って食べれば、
月一回は東北に行ける!という生活プランを先日立てて、
よし!これで行こう!
そして、折りをみて、もうバイトはお暇をいただこう。
どのタイミングで言おうかな。
また忙しくなる前に言った方がいいかな。
なーんてことも考えて。

やはり金より時間と健康だ!
って、もやもやスッキリ気分爽快。


・・・だったのもつかの間。

昨日ヨガ終わった帰りに悪魔の電話

バイト先でまた人が突然辞めたから、
来週からまた出勤多くなると思うって。

はあ?

勘弁してくれ。

どんだけ人を振り回せば気が済むんだ?


波乱の幕開け?


あーもうよく分かんないけど、

とりあえず週末は岩手に行きます。

県南の西和賀町で開催の錦秋湖マラソン、
ハーフ走ります。

数日前に謎の今までとは違う右脚痛に襲われ、
いつにも増して調子悪いんですが。

まあなんとか。

楽しんできます!

ブルゴーニュ垂直試飲

2012-05-23 23:57:54 | Wine
この日はいつもの仲間ととワイン会。
今回のテーマはACブル、06~09の垂直試飲です。

旅の記録を必死で書き上げたのは、この日のワインを美味しく頂くためでもありました(笑)

いつものモンレーヴさんに集合。
今回の腹ごしらえアイテムはデリバリーのピタサンドなど。




ボリュームありました!


そして肝心のワインはこちら。


ティエリ・モルテ
ブルゴーニュ・ルージュ



06~09の4本とおまけのパストゥグラン09

ではでは試飲といきましょうか。

<2006>
薄いルビー色 なめし皮、ややスモーキーな香り
アタックはダークチェリーのような果実味
酸は低め タンニンはシルキーで収斂性あり カカオのような余韻

ちなみに、この年のブルゴーニュの天候は、
「変転した天候が特徴であったが、7月の猛暑のあとに、8月のにわか雨が続いた。
 9月は、フランスのワイン生産地域の中で最も幸運に恵まれた場所の一つで、
 雨が少なく気温も穏やかであった。」



<2007>
ルビー色 エッジにほんの少しオレンジ色 酸っぱい果実の香り
アタックは酸っぱい果実 酸味がググッと口内に広がる
あとからタンニンがじわーっと 酸味の余韻が長め

天候は
「気候が不安定だった為、ドメーヌや畑によってスタイルと品質に大きなばらつきが出た。
 4月は好天に恵まれましたが6月から8月にかけては曇りがちで、気温も低く雨も多い不順な気候だった。」



<2008>
ルビー やや青っぽい香り
アタックはチェリーのような果実味 タンニン強めで張り付く
酸味はあとからじわっと広がる中等度 余韻はチェリー

気候は
「天候が不安定で、生産者の経験が必要とされたヴィンテージ。
 腐敗、ボトリティス菌のために収穫は遅れ、収量も減少した。」



<2009>
明るいルビー 甘い赤果実の香り
アタックは果実味 赤果実というよりややカシスのような
やや焦げた感じ タンニン強めで軽く張り付きすっと消え収斂性あり
酸味はあとからじわっと広がる中等度 余韻は酸とタンニン

気候は
「2009年は正常な四季に恵まれた。
寒く雪に見舞われた冬、心地よい春、期待通りの夏らしい夏と、天候に恵まれた幸運な一年を経て、
ぶどうは順調に成長し、すばらしい成熟度に達した。
2005年に似ているとか50年に一度の出来などとも言われる。」


<パストゥグラン2009>
なんか青臭い・・・っていうか硫黄臭い。
どうやら熱劣化しているらしいです。
輸送や保存の際に高温の環境に置かれていたと思われます。
ちょっと飲めませんでした。
残念ですね。


作り手によってもヴィンテージの傾向は違ったりするし、
半年後とか一年後に飲んだらまたガラッと雰囲気変わったりするので、
今回のテイスティング結果が全てではないのですが、
こうして同じ作り手の同じ銘柄を垂直試飲する機会はあまりないので、
ヴィンテージごとの大まかな傾向と、
4年でどんな風に熟成するのかの過程を体感することができました。

大変勉強になりました。
いつも素晴らしいワイン会を企画してくださる仲間に感謝。