Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

今日の晩ご飯は和食で! 

2009-11-29 20:41:54 | Food
今日は1日ウチの掃除してました。
本とか増えてきたんで売るものとかまとめたり、
また増えてきたワインを整理したり。

その合間に、晩ご飯の仕込みもしながら。
数日前から
日曜日はこちらのサイトのレシピを作ろうと目論んでいたので
材料は昨日までに全部揃ってました。

午後から、
「たかじんのそこまで言って委員会」観ては
昆布と鰹節から出汁をとり、
廊下を掃除しては料理の仕込み・・・
ってな具合でちんたら過ごしました

さて、お料理です。


茸の菊花霙和え
大人の味です。
春菊も食用菊も少し苦味があるので。
すだちの皮のすりおろしと果汁をたらっと・・・がポイント。
これがないと物足りないと思います。


アジと焼き茄子のなめろう。
レシピでは秋刀魚になってますが
時期的に刺身用の秋刀魚が手に入りにくいので
アジにしてみました。
これは日本酒が欲しくなる一品。
うまかった~。


ほど芋とシラスのご飯。
ほど芋はアピオスと言う名前でも売ってます。
栄養価が高く、
皮は少し苦味があって中身は甘みが強い、おいしいお芋です。
ごはんうまかった
やっぱご飯は土鍋で炊くのが一番


ゆきのしたと言うキノコの味噌汁と
自家製の糠漬けとともに。
あんまりご飯がうまくて3杯も食べてしまいました

今日は久々に
ちゃんと出汁をとったり、
土鍋でご飯炊いたり、
丁寧に和食を作りましたが、
ホントにおいしくてシビレちゃいました。

日本人でほんとによかった




晩ご飯 焼き牡蠣のハラペーニョソースがけ、フライドグリーントマト、他

2009-11-28 22:26:07 | Food


これも「おいしいワインに殺意をそえて」のレシピ。
ハラペーニョと香草で作ったバターソースが
牡蠣の生臭さを消してくれます。
そしてこれも小説の通りに
赤ワイン(カリピノ)とあわせてみたところ
なかなかのお似合いカップル(料理とワイン)でした。
ハラペーニョの辛味とピノノワールの果実味が
不思議とマッチします。


ここからは小説とは無関係。
実家から送られてきたグリーントマトがまだあるので
定番のフライド・グリーントマトにしてみました。
これがなかなかうまかった。
勝手にパン粉を使うんだろうと思い込んで作ったのですが、
本家アメリカ南部ではコーンミールをまぶすらしい。
今度はそれでやってみよう。


もう一品。
ジェノヴェーゼのパスタに柿をトッピング。
うまかった。
柿とジェノヴェーゼが合うというよりは
柿とEXVオリーブオイルが合うんだねきっと。


しっかし・・・

普通にハラペーニョとか手に入る世の中になりました。
便利なものです。

本日のワイン テール・ドレ ボジョレー・ヌーヴォー 2009

2009-11-27 21:18:02 | Wine


TERRES-DOREES
BEAUJOLAIS NOUVEAU 2009

ワイン師匠にテールのヌーヴォーうまいと言われ、
その気になって通販ショッピングしましたが、
昨日師匠にその話をしたら、
「私がおいしいと言ったのはテールの白ヌーヴォー」
と言われ、がくっ

ま、せっかく買ったし飲んでみましょう。

結構おいしかったです、コレ

確かに軽いんですけど
そんなにジャミーじゃなくて
酸味もそんなに高くないし。
バランスのいいワインでした。

本日のワイン ヒッチングポスト ピノ・ノワール コルク・ダンサー6.1 2006

2009-11-25 22:23:59 | Wine


前出の料理に合わせて開けました。
小説の中でカリフォルニアのピノノワールと合わせていたので
ウチにあったカリピノを開けたわけです。

このワインは
映画「サイドウェイ(米国版)」で
主人公がよく飲みに行っていたレストラン&バーのワイン。
すなわちヒッチング・ポストというレストランのオーナーが
ワインを造っているわけです。

先月DVDを見たあとにデパ地下で発見して即買いです。
このコルク・ダンサーというワインは下級キュベですが
上級キュベで、映画でも何度か出てきたハイ・ライナーも
ネットで購入しちゃいました。

さて、こちらのワイン、
思ったよりずっとおいしかったです。

産地 カルフォルニア サンタバーバラカウンティ
品種はピノノワール100%
alc。=14%

色 エッジはルビー 中央ルビー
  粘性中~高め 透明度低め
香 イチゴ ラズベリー チェリー ブルーベリー
  ハーブ ミント スミレの花
  カリンのコンポートのような甘酸っぱさ
味 アタックはマイルド ブルーベリー
  ハーブ カシスのような黒果実のニュアンス
  酸味 中等度~高め
  タンニン中等度
  alc.13.5くらいか
  余韻は中等度の長さ ブルーベリー

アメリカのワインは
厚化粧で香水プンプンの女性に例えられることが多いのですが
このワインはわりと
ナチュラルメイクのあっさり美人のような印象でした。

小説の中で
ホタテとこのワインを合わせていて、
マジで!?
と思ったわけですが、
意外とマリアージュしてました。
レモン味のソースとあっさりナチュラル系美人のワインだからかな。
魚介と赤ワインの新境地発見です。

晩ご飯  ホタテのソテー、レモンとバジルのリゾット

2009-11-25 22:01:00 | Food


「おいしいワインに殺意を添えて」という小説からのレシピ。

ホタテに添えてあるソースは
キノコのレモンクリームソース。

うまかったな~。
ソースもリゾットもレモンでスッキリしてるので
パクパク食べちゃいました。
ホタテも新鮮なものを買ったので
繊維がしっかりしててうまかった。

ホタテのソテー、ソース、リゾットは
ほぼ小説に載ってたレシピどおりに作ったのですが、
本には盛り付けの絵も写真も載っていないので、
盛り付けはオリジナルです。
こういう彩りとか配置とか盛り付けの量とかを考えるのが
料理の中で一番難しい・・・・
でも考えて実践することで
自分の引き出しの中身が増えるのでがんばります

こうはなりたくない・・・・

2009-11-24 23:58:15 | Life
今日は久々にバイトだったんですね。
飲食業氷河期なんで
人件費削減のため、副業バイトの私は干されがちなんで。

ま、それはしかたないし、
お陰でオウチライフ満喫してるんでいいんですけど

今日は6名の60~70代と思われるおばさま方が
いらしてたんです。

着いたとたんに
コース料理のために準備していたお盆セットの上に
自分が今日買い物してきたものをそれぞれ全開して
あらいいの買ったね、とか、コレあんたにあげる、とか
はじまっちゃった。
飲み物もなかなか決まらないし、
コースも始められないし・・・

ま、なんとか始まって
料理も出し終わり、飲み物も頼む様子がなく、
1時間ぐらい茶飲みモードに入ったので
もうお会計金額計算しておいたんですね。
で、いざお会計になったら
「別々にお会計お願いします」って言われて・・・。

一応、ウチの店、高級店に入ると思うんですけど、
そこで、
「8千円のコース料理+ジュースの方は○円です。」
「一万円お預かりいたします。」
「△円のお返しです。」
って言うやり取りを
一人一人することになるとは・・・

なんかねえ・・・

ま、アリかもしれないけど・・・・
粋じゃないよねえ・・・。

だいたいみんな
600円前後のジュースかビール1杯ずつしか飲んでないんだから
割り勘にすればいいじゃないか。
「おつりを分けやすいように出してもらえますか」
ならぜんぜんOKなんですけどねぇ・・・。

ま、こういう大人にはなりたくないと
思った出来事でした。

晩ご飯 南瓜のニョッキ

2009-11-23 21:20:06 | Food


何の変哲もない南瓜のニョッキです。
冷蔵庫の中にややしばらく南瓜が幅をとっていて、
ニョッキかケーキを作ればなくなるとは思っていたんですが
なんとなく心の余裕がなくて・・・・
この度やっとニョッキを作る気分になったわけです。
もう南瓜も悪くなる寸前だったのでね。

お味はまあいつものように普通においしかったです。

今日はジョギングしようと思って外に出たら
雨が降っていたので
代わりに冷蔵庫の掃除やらちまちました家事をして
あっという間に夜になっちゃいました。
はあ~
のんびりが身についちゃいそうですね。

晩ご飯 またまた 山羊のチーズとキノコのクロスティーニ

2009-11-22 19:15:35 | Food


昨日作ったのとの違いは
・バゲットが普通の白いバゲット
・キノコに小麦粉を絡めてから他の具材と炒めた
・シェーブルをケチらなかった

コレだけですごくおいしく感じました。
バゲットの違いはあまり関係ないかもしれませんが。
小麦粉をまぶすことで素材の凝縮感が増したんだと思います。

ソーヴィニヨンブランのワインとの相性も
昨日よりは「うん、なるほど」といった感じ。
でもやっぱり赤ワインのほうが合うような気がしました。

読書の秋  りかさん  梨木香歩 著

2009-11-22 11:13:09 | Book


「からくりからくさ」という同作家の作品の
主人公が子供だったころのお話。

主人公の蓉子(ようこ)とおばあちゃんの関係は
やはり同作者の「西の魔女が死んだ」と似ているところがあり、
考えてみると、
「沼地のある森を抜けて」
「西の魔女が死んだ」
「からくりからくさ」
「りかさん」
と読み続けているわけですが
それぞれなんだか似ている部分があるわけです。
家族史とか霊的な存在が絡むファンタジーとか。
でも似てるからといって読むたびガッカリするわけでもなく。
この作家さんの世界観にますます惹かれています。

「からくりからくさ」は長編で
いろんなことが絡んでいて
もう一回読まないとすっきりしない感じなのですが、
「りかさん」を読んで、
「からくり・・・」の中の人間関係とか因縁とかが
はっきりしたところもあり、
2つ読んでこそ・・・といった感じです。

あと、この本にはもう一つ短編「ミケルの庭」が載っていて、
それは「からくり・・・」の続編になってます。
これもまた心打つステキな作品です。