末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

トリアージ=選別

2008-04-15 07:36:56 | 民営化は戦争への道


 昨日NHKスペシャル「トリアージ」を見ました。トリアージとはフランス語で「選別」を意味し、1900年代に入って、アメリカの帝国主義戦争や災害時の医療に取り入れられました。大量の負傷者に対して医師が患者を選別して治療順位をつける”治療前の処置”なのです。
 たった”30秒間で”助からないと判断された人には黒いタッグがつけられ治療が打ち切られる。通常なら真っ先に救命処置を行うべき医師が、治療を早期に打ち切ることが正しいと教えられる。どう思いますか。
 トリアージを医療の一部と捉えるのは間違っている!戦争や災害で人の命が奪われることが問題だ。国民皆保険制度を破壊する、後期高齢者医療制度も「トリアージ」そのものだ。イラク侵略戦争も阪神淡路大震災、尼崎事故などの災害も医師不足・ベッド不足も、新自由主義=民営化が引き起こした人災だ。医療・福祉労働者は、資本家のための「トリアージ」をきっぱりと拒否し、団結し、新自由主義を打倒しよう! 
 
 2時半から1時間、八尾市役所前で後期高齢者医療制度撤回の署名行動を行いました。みんなこの制度に怒っています。沢山の署名ありがとうございました。
 
 今晩10時からの「ニュースステーション」で特集があります。10時20分くらいに八尾北医療センターも映りますので見てください。



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