末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

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自衛隊のソマリア派兵許すな! その4

2009-03-14 08:10:27 | 民営化は戦争への道




■海賊対策で海警行動発令、護衛艦出航へ 活動期間定めず
朝日新聞 2009年3月13日9時47分

 政府は13日午前、安全保障会議(議長・麻生首相)を開き、ソマリア沖の海賊対策のため、自衛隊法に基づく海上警備行動(海警行動)で海上自衛隊を派遣することを決めた。これを受けて浜田防衛相は同日、海警行動を発令し、海上自衛隊に派遣を命じた。護衛艦「さざなみ」「さみだれ」の2隻が14日に海自呉基地(広島県呉市)から出航し、4月上旬に現場海域で活動を始める見通しだ。
 海警行動発令に合わせ、政府は13日、海賊対策の新法と位置付ける「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案」(海賊対処法案)を閣議決定した。
 海賊被害が多発しているため、政府は現行法での派遣を優先するが、海警行動では保護する対象が日本関係船舶に限られたり、武器使用権限に制約があったりする。このため海賊対処法が成立すれば、派遣根拠を切り替える。
 民主党は海賊対処法案に反対する姿勢で、審議の行方は不透明だ。このため、海警行動に基づく活動期間は「防衛相が別に命ずるまでの間」として定めていない。浜田氏は閣議後、記者団に「6カ月をめどに安保会議を開いて検討する」と述べた。
 海警行動の発令は、いずれも日本領海で起きた99年3月の能登半島沖不審船事件と、04年11月の中国潜水艦領海侵犯事件以来3例目になる。遠洋への派遣や、海賊対策目的での派遣は初めて。
 派遣される護衛艦には、司法手続きを行う海上保安官8人を含む約400人(1艦約200人)が乗り込む。海自の特殊部隊「特別警備隊」の隊員も乗艦し、各艦には哨戒ヘリを2機ずつ搭載する。
 ソマリア沖周辺のジブチ港(ジブチ)、アデン港(イエメン)、サラーラ港(オマーン)を燃料などの補給地として想定。バーレーンの米海軍第5艦隊司令部など他国軍との情報交換も行い、P3C哨戒機の派遣準備も進める。
 政府は当初、新法を成立させた上で派遣を想定していたが、被害多発を受けた経済界の強い要請や、昨年12月に中国海軍が艦艇派遣を表明したことなどから派遣を急いだ。

自衛隊のソマリア派兵許すな! その3

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