■2・16国鉄集会 解雇撤回・外注化粉砕へ一丸 首都の労働運動を変えよう
前進 速報版 2014年2月21日 18:52
国鉄闘争全国運動は2月16日、東京、北海道、九州の全国3カ所で国鉄1047名解雇撤回を掲げた集会を開いた。
東京のすみだ産業会館で夕方から開かれた「国鉄分割・民営化で不当解雇から27年―2・16労働者集会」は、655人の結集で闘いとられた。都知事選決戦の熱気も冷めやらぬ中での集会は、国鉄最高裁決戦を基軸に、首都圏で階級的労働運動の拠点を建設することを誓い合う場になった。
主催者あいさつに立った国鉄闘争全国運動呼びかけ人の花輪不二男さん(世田谷地区労顧問)は「不当解雇のつけは倍にして返す」と全身に力をみなぎらせて訴えた。
動労千葉からの報告を田中康宏委員長が行った。
田中委員長は、昨年9月25日の動労千葉鉄建公団訴訟控訴審判決に触れて、「国鉄分割・民営化以来の27年間をひっくり返す手がかりをつかんだ。だから闘いをやめるわけにいかない」と力説した。そして、外注化粉砕の闘いについて、「外注化はすべてが偽装請負だ。今日を新しい闘いの出発点にする」と宣言した。
都知事選を闘いぬいた鈴木達夫弁護士(動労千葉弁護団)が連帯のあいさつに立ち、「都知事選は現代革命への挑戦だった。労働運動を基礎に労働者自身の手で勝利すると真っ向から訴え、それは労働者階級の胸に確実に届いた」と1カ月の白熱的な決戦を総括した。
3本の特別報告が行われ、最初に動労千葉弁護団の葉山岳夫弁護士が、最高裁での決戦を迎えた動労千葉鉄建公団訴訟について発言、「国鉄改革法の違憲性を暴き、解雇撤回・原職復帰をなんとしても認めさせる。そのためにも10万筆署名の拡大を」と訴えた。つづきは本文で
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