末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

マイナ保険証廃止!9・25集会発言 (その6)

2024-10-01 12:02:19 | #マイナ保険証は廃止
②6月診療報酬の改悪 生活習慣病を特定疾患はずし・3か月長期投薬
さらに、民営化で医師や看護師を減らしておきながら「ベッドが空いているのにコロナ患者を受け入れないのはけしからない」というキャンペーンが張られ、医療介護福祉への攻撃がエスカレートしています。4月・6月から始まった医療・介護・障がい福祉のトリプル改定はその典型です。
 医療だけでも1200億円の社会保障を削減し、軍事費を2倍にして、「命を守る」医療から「命を奪う」戦時医療への転換です。改定の決定的なポイントは、糖尿病・高血圧症・脂質異常の3疾患を「管理料の対象から除外し、月に一回以上としてきた受診頻度の要件を廃止する」、さらに「薬の長期投与を最長90日できる」としたことです。
 「年よりは早く死ね」とばかりに、生活習慣病を狙い撃ちにし、受診回数を減らして医療が受けられなくしようとするものです。絶対に許せません。
地域の診療所は、保険点数が減らされ、患者さんも減らされることで、倒産に追い込まれていきます。もともと大病院からかかりつけ医に誘導された「生活習慣病」の高齢者は近くの診療所も奪われることになります。
 コロナで、マイナ保険証で、トリプル改定で、つぎつぎ地域医療を担う診療所が減っています。ここに10月から先発薬品の一部自己負担が追い打ちをかけてきます。私は現場にいて、「政府は地域医療もろともたたきつぶしに来たな」と直感します。日常の猛烈な忙しさは、戦争動員そのものです。敵の分断攻撃を団結に変え医療現場の怒りを一つにして反戦闘争に組織していきましょう。

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