商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

自信

2018-05-30 22:32:42 | Weblog
最近、本ブログは殆ど携帯か、もしくは音声入力でやっていたので、短文が多かったし、あまり考えずにアップすることが多かったように思う。そもそも音声とかだと入れ直すのめんどくさいから、最低限の校正しかしないし。

でも、今日は久しぶりにPCから書いているので、それなりに自分の考えを(若干酔っ払っているのでうまく言えるかはわからないけど)整理しようと思う。

唐突だとは思うんだけど、最近、とみに自信が無い。というか、会社にいても、若いやつに対して「すげーな、俺より良いこと確実に言ってるよな」と思ったり、自分の意見を言うのに「これ言っても大丈夫かな」と躊躇することが極端に多い気がする。

昔の自分は全然違った。言いたいことは言いたい放題言っていてもなんだか周りが「あいつの言っていることは聞いておくか」みたいな雰囲気があったかように正直思う。実際自分が言っていることが通っていることが多かったし。

残念ながら、今は全然違う。自分で言う時も「これで良いかな」みたいな感じで躊躇して言ってしまうし、そんな言い方だと周りも「ま、別に大したことじゃ無いでしょ」と言うことでスルーされているような気もするし、歳を取ってきたので、最低限の礼儀は払われるけど、それだけ。

若干過剰に反応している可能性はあるけど、あの頃「あんな感じにはなりたく無い」と言う状況にハマりつつある、と言うことは自分自身でも認識しつつある。で、原因にはもう一つあって、圧倒的なパフォーマンスの低下では無いだろうか。それは本質的には自分の能力が低下していると言うことではなくて(まあそう信じたい、と言う気持ちがあるのはもちろんだけど)、「やる気」と言うことが相当欠如してしまっていることでは無いかと思う。

若い時は「これをうまくやりたい」、「これを成就したい」、「こう言う能力を開発したい」と言う思いが相当強かった。しかしながら、現在、そう言う欲求が減っているし、なんだか日々の「仕事」をうまくこなすか、と言うことしか考えていない気がする。そう言う姿勢で仕事に臨むと、どうしても受け身になるし反射神経も鈍ってしまうんですよね。人間ってもちろん無限の可能性があるわけで、それこそ素晴らしい文学作品を生み出したり、とんでもない発明をしたりするような熱量が個人から出る一方、そういう達成は極々一部の人たちから生じているのも事実なわけで。

なんか徒然に思ったことばかり書いてなんらまとまりはないのですが、当然自分の感情とか現在の心持ちなんて変えられないわけで、そういうものを飲み込んでまで何が自分にとって、ひいては会社にとって、周りにとって大事になのか、ということを突き詰めて考えていくしかないのかな、と漠然とは思っています。でもこれって結構難しくて、会社という組織、特に自分の勤める会社のような所謂大企業では、会社が「本質的にはどうでも良いことを真面目に議論する場所」になっている傾向があるわけで、そういうことに対して「どーでもよくね」という気持ちをぬぐい切れなかったりもするわけなんですよね。さらにいうと、世の中にはそういう「どーでもよくね」と思っている人をうまく利用する部分も多々あるわけで、そんな罠にもだんだんハマりつつあるような気もしてます。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Helloh, Nirvana T-shirt book | トップ | 東京オリンピック »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事