商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

「Steve Jobs」by Walter Isaacsonを読んで

2011-12-01 14:05:26 | Weblog
いや、さすがにこれ長いね。英語で読んだ本では最長かも。たぶん以前読んだカストロの伝記より長いわ。最近本は基本的にiBookで読むんですが、辞書機能(英英辞書だけど)はかなり使えますね。とりあえず意味をつかむだけであればそれでほとんど問題ないもんね。

いま読み終わったばかりなので消化しきれていない部分も多いのですが、いろんな書評とかで書かれているようになかなかバランスが良くて良い本でしたね。Jobs本人へのインタヴューも踏まえているので、敢えて公平性を装ってはいるものの若干提灯記事的な部分がないと言えなくは無いけど、その点は差し置いても、読者が興味を持つJobsの人生を幅広く、それなりに公正にとらえていると感じました。

しかしPixerの顛末とか、Jobsの性格とか、部分的には聞いたことがあったけど細かいことは知らなかったのでかなり興味深く響きましたね。逆説的ですが自分にとって英語の本を読む上での利点は飛ばし読みがし難いということ。読み飛ばさないと実は逆に深く心に響いてくることもあるんですよね。

妻に「Steve Jobsは金のためじゃなくて、最高の製品を生み出すために仕事してたんだぞ!Appleに戻ったあと給料年1ドルで仕事したらしいよ。仕事は金じゃないのよ。情熱、情熱!」と言ったら①「は?誰と比べてるか分かってる??」、②「彼はすでに稼ぐ必要ないほど既に金があったから」でした。。。それもまあ正しい。。。

http://www.amazon.com/Steve-Jobs-Walter-Isaacson/dp/1451648537
コメント
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