何とか先が見えてきた気がする。
LCRフォノイコのRchの交換に取り掛かる。
ドロップ抵抗を2.2kΩから3kΩに交換してみる。
あまり変わらない。
では3.9kΩではどうだ。元の2倍近くだぞ。
これもあまり変わらない。
では思い切って10kΩだ(どーん)。
ありゃりゃ、下がりすぎだ。10kΩをもう一個抱かせて5kΩにする。
ううん?変わらんぞ?
取り付けた抵抗を外してテスターで抵抗値を測定してみる。
O.L.・・・
なんだ、断線か?オーマイトの巻線抵抗、結構ダメかな?
デールの物が有ったので追加してみる。
今度は電圧がふらつく。
各部を測っていくと、終段のECC99の電圧が出てない。
さっきのショックで切れちゃった?
まあ、とりあえずRchの物と入れ替える。
電圧出た。
トランス入口192V、出口187V
カソード電圧7.8V、カソード抵抗が1kΩなので、7.8mAとなる
試算してみた。
単純に計算すると、12AU7に7.8mA流れると大体10kΩになる。
(動作例7,7kΩ、10.5mAより)
電流下がると内部抵抗上がる。
パラなので10kΩ/2で5kΩ。
なんだが、
今回の測定結果、プレート電圧187V-7.8V≒180V
電流が7.8mAなので、内部抵抗は23kΩ程(パラ)になってしまう。
確か岩村氏の算出では、15.6mA流れて5kΩになると有ったはず。
電流値がこの半分なら10kΩ。
とすると良いところのはずなんだが。
計算の確認をしなければならない。
ここで、段間トランスの一次側を20kΩにするのは容易いので、あとでやってみよう。
それと、今回音出しをしてみて、音量が左右で変わらない。これはインピーダンス比が上がったので、昇圧比が下がったと思われる。
5kΩ:600Ωは巻線比2.9
10kΩ:600Ωは巻線比4.1
まあ、この辺がどれくらい影響するか。
この辺は後日、確認してみる。
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