analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

PhfD-5 調整13 トランスをもう一度。

2019-11-12 00:01:03 | PhfD‐3.2

プリが落ち着いたら、やっぱりフォノが気になる。タンテの部品交換が有るのだけれども、気が乗らない。

最後にもう一度測定しておこうと思う。

 

と、思い出した。今なら段間トランス(20kHz:600Ω)のインピーダンス測定できんじゃね?

一次側の12AU7~トランス間にテスターを挟み電流測定、と通常の電圧測定。これを二次側でもRIAA回路との間でもやってみた。

出力0.5V、1.0V、1.5V、2.0V、2.5V、3.0Vで各々電流値を測定し、抵抗を計算。

1kHzではほぼ定格通り5kΩと600Ωに近い値にびっくり。割といいところに行っていた。これは嬉しい。

ただ、下の域の70Hzでは二次側は良いのだが、一次側がおかしい。2500Ωと半分になってしまう。10kHzに関しては大きな値が出て問題にならない。

それから実際出力が1Vって、実際はこの十分の一。でかすぎる。

そして良いインピーダンス値が出るところは0.5Vなのだ。その上は掛け過ぎ。

70Hzはインピーダンスが高いかなと思ってたのだが逆に低い謎。

へえ、そうなんだ。

 

と、12AU7の動作点を変えてみた。U7の電流を一杯流してやった場合。これは内部抵抗が8,000台に下がる。グラフの低域側、近い下側の二本線。内部抵抗が10,000Ωと8000Ω程でもあまり変わらない。

やっぱりF特は思わしくない。一番上は段間トランスがNP-126の場合。目標。

と、NFBを外して測定したら、出力が上がった?


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