マランツMC1000昇圧トランス。LOW3ΩHIGH40Ω。どこかのBLOGで「MC1000はオルトフォンとデンオンの為に作ったらしい」なるほど。 これは持っていたDL103FLの為に、就職してすぐハイファイ堂へ姉に注文してもらって中古で買った。当時はデンオンとの相性など判るはずもなく「こんな物か」程度。マランツに凝っていて、それだけで決めた。シャンパンゴールドのフロントパネルにワインレッドのウッドケースは良い。SM700パワーアンプと合わせてこのシリーズ3機有った。トランスは大き目、緑色のいぼいぼ樹脂で固めてある。線も太め。
シールドは今では充分な構造とは思えないが、ハムは引いたことは無い。強度は充分。ずっしりと満足感有り。以前は何でも対策せずにはおられず、ブチルゴムを張ってある。端子付近は配線も含め液体ゴムで固めてしまった。ちょっと後悔している。以前一度アントレET100を借りたことが有る。特別どうの、と言う事は無かった。MC1000が優秀だったか。今では所有していることが満足。33個目?意外と生産量少ない。
このトランスの評価に「中音に艶が乗る」と有ったのを見たことが有る。確かにソリッドではなくふくよか、までは行かなくてもちょっと厚ぼったく鳴る。このシャンパンゴールドのシリーズの音色と思う。なんかクリーミーな感じの。まあ、でも当初はとりあえず音が出てる、程度だった。
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