analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

三極管アンプ1

2019-04-12 00:01:44 | MfD‐6 (三極管アンプ)

それでは製作に入る。

シャーシーは最近気に入ってるアルミ板と木枠。これは大きさが自由で見た目が良い。強度的には一体型のメタルシャーシーが良いかもしれないが、これで行く。

天板はメインのアンプは3㎜厚だが、今回はケチって1.5㎜にした。大きさは300×400。6CA7シングルの時は200×300だったが、同じにしたかった。出力管が太く、電圧増幅感が一本増え、端子類も天板にするのが私の流行りなので大きめにした。大きすぎたかなーと思う。たわみは内部に一つアングルで補強した。下地用スプレーを買ったので、アルミ板をストーブでチンチンに熱してから使った。そして、上塗りに20年近く前に買った模型用のパールホワイトを吹いた。暗いところで吹いたので良く見えず、ムラになったがまあいい。

木枠は18㎜厚、高さ60㎜のヤマザクラ材を使った。ヤマザクラは響きがきれいだ。よくカバザクラというのが有るが、あれは樺であり桜ではない。塗装は木肌がきれいなのでそのままにしたいと思う。少し補強を入れるつもりだ。

配置はサンバレーの501に似せ、後ろからPT、OPT、出力管、電圧増幅管にしたかったが、どうもきついようだ。

前回の6CA7シングルのような配置にする。

天板の穴明けは丁度ドリルが揃ってたので半日ほどで出来たが、失敗も有ったのでもう一日で仕上げた。塗装を間違え裏面にしてしまったので左右の勝手が逆になった。ちょうど補強のアングルが反対向きになったのでかえってよかった。試しにグラインダーを使って見たが、役に立たず。

部品を組み付けた。結構上手くいっている。絵に起こさなかったが、割とうまくバランスしてるようだ。OPTの配線は見えなくなってしまうので画像に撮っておく。今回は、勿体ないが以前から思ってた”ダブリューイー”の配線材を使うことにする。あまり量が無かったと思うが、主要部はカバー出来ると思う。この配線材は以前スピーカーケーブルとして使ったことが有るが、硬めの音で、高音に”ジャキッ”っとした音色が乗る。それから使わなくなったが、たしか管球王国の新さんが推薦してたと思ったのでいずれ使うつもりでいた。それが今回だ。使い切ってしまおう。その時代の部品に合せてみたかった。もしかしたら・・・・が有るかもしれない。被覆お樹脂の部分がハンダの熱でむにゅっと出てきてしまうので、末端に熱収縮チューブを掛けた。いつもならこんなことはめったにしない。なんか、良い感じに纏まりそうなので手抜きはせずに行こう。

CR取り付けのラグが決まらない。今回は天板のネジは極力少なくするように考えている。

極シンプルなアンプなので凝ってしまう。

久しぶりのアンプ製作。た、たのしい。


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