analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono NFBに手を漬ける2 電圧測定

2019-06-18 00:01:21 | MfD‐4 (Mullard)

今の問題は、音量を上げるとうるさく聴こえる。

NFB無しの音が忘れられない。

しかしあれは高域が下がりすぎ。

なのでNFBを減らしてみよう。あわせてどんな動作をしているのか測ってみよう。

上から、まず現状をもう一度測定。基準0.775Vで1kHzと100Hzで測定。

NFBの抵抗に54.7kΩを追加して76.7kΩにし、測定。ゲインが上がったので基準0.775Vでは高すぎ、0.078V にして出力1Wとした。

周波数特性がNFB無しと変わらなかったので、30kΩとした。入力0.775Vとすると23.7Wまで上がったが、歪も11%になった。

比較の基準を歪3%とし、入力を調整してNFB抵抗を30kΩと33kΩで測定した。

以上からNFBを下げると同じ歪で出力が0.数W下がる。思ったより小さい値だ。

 

NFBの動作が分からない。電圧比でのdBらしいが、初段カソード電圧0.1Vに、OPT16Ω端子から数Vを何ボルトに落として初段カソードに繋ぐのか?

電流は計測したので分かる。数μAがOPTから初段カソードに入る。でも入力に入れるのだったらなんでグリッドで無いの?

全く分からないものが、分からない部分が分かってきた。

実際のNFBってどうやるかって、文献には出てないんだよな。原理ばっかりなんだな。


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