analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

MfD-8 調整4 デカップリングコンデンサー と アース変更。

2019-08-07 00:04:42 | MfD‐4 (Mullard)

アースを見直そうかと思い、中を覗いていたら、初段のデカップリングコンデンサーが変に見えた。

アムトランスの単線の中継配線を使い、それまた細い線で接続・・・

やり直そう。Rchからひっくり返した。

左のラグ端子にまとめてたが、左右のラグ端子に渡すのはちょっと抵抗有んだけど、仕方ない、って、スプレイグの電解コンデンサーが大きく収まらないので違うものにした。合わせて追加した10μFはやめることにした。先日測定しても15Hzの揺らぎは取れなかったので、他の原因と思われるからだ。

入力回りは0.47μFのコンデンサーと言い、狭くて難儀した。が、何とか収めた。

 

初段の負荷抵抗をカソードに間違えて繋いだり、電源供給の抵抗忘れてたり間違いが多かったが何とか音出しに持ちこんだ。

Lchも同じくしてる間、Rchだけ鳴らしてた。

あれ?コーラスがよく聴こえるな。まあ、左右で聞くのはもう少し後だが、その時ゆっくり・・・・

 

このコンデンサーは以前は電源の一部と考えてたが、どうやら信号を他段と切り離す?ものと考える。

そうなるとカソードのアースに近いところが良い。

古い人は電源のアースに落とす様だ。まあ、どちらが合ってるというよりそれぞれの考えとも思う。

信号が通る、だけではなく、リップルも来てるとしたら信号と分けなければならないし。

 

 

折角なんでアースの変更を試みた。 

※エクセルの期限切れか、図形のコピペが出来なくなったので文章で表記する。

 

電源のラインと増幅のラインを分けていた。 

増幅のラインは電圧増幅・位相反転は独立で入力端子のマイナス側へ。 

出力段のアースは電源のマイナスに繋ぐ。 

電源は入力端子のマイナス側へ。 

入力端子のマイナス側からシャーシーアースポイントへ。 

 色々弄ったが、最終的には電源のマイナスを出力段のマイナスに繋ぎ、そこから電圧増幅・位相反転段へ繋ぐ。 

ここの線を太くして、そこから入力端子のマイナス側へ接続、アースポイントへ落とした。 

電源のコンデンサーが電源トランスから遠いので電源ラインのア-スの配線が長くなってしまったが仕方ない。 

下流から上流へ上がっていく配線に出来たし、線のハンダ付けも前よりマシになった。

 

特にノイズ等問題があったわけでは無かったが、何故かいろいろやってしまう。 

最初にアースを考え始めた頃の、下流から上流へ、これが一番いい様だ。 

電源と増幅を分ける、という考えも有るが、私は繋いだ方が良いと思う。

 

アースは歪とかには関係ないはずだし、効果が有るのはハムノイズだったと思うので中高音の歪には効果が無いと思うがやってみた。 

音出ししたら、小さい? 

慌てて電源切る。ひっくり返したら、またプレート抵抗が間違ってた。 

手振れするほどの慌てっぷりよ。正式な音出しは後ほど。


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