analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
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プリの低域を何とかしたい 鳴らしてみた。 その5/10

2024-04-28 00:05:07 | CfD-9 IPT+差動

パワーのRgを1.65kにすると低域が伸びる。

けどプリの出力管5687が過負荷になるので、プリの出力管とOPTの間に2.2kΩの抵抗を入れておく。

これでどんな音になるか聴いてみる。

結果は「惜しい」

ハープやヴァイオリンなど、とても「それっぽく」鳴る。差動はつるんとした感じが残ってたが、その中でこの質感が出たのは初めてのような気がする。

低域は明らかに出るようになった。それはさりげなーく、だ。これ見よがしなふっとい感じではなく、響きがズゥンと来る感じ。フルレンジのような低域。

悪くない。

で欠点はやはり力が無い。

音量つまみが12時近くになってももう少し欲しい。

定位はもう何だかわからないが、まとまって響きでこちらに来る。

なんか古ーいスピーカーを鳴らしてる感じなのだが、これってDS‐3000を使い切ってないのでは?

とも思うけど、DS‐3000からこのような音が出るのか?とも思う。

 

 

なんか、トランスが少し見えてきたように思う。

 

で、疑問が出てきた。

パワーのRgを1.65kにすると一応低域が目標の値になるが、伝送ラインが165Ωなどと低くなるのはプリのNP‐126の特性なのか?それともA-8713なのか?

多分どちらかの特性が足を引っ張ってるのだと思うのだが。

プリのOPTに終端抵抗1.2kを付けると良くなるのだから、パワーのA‐8713の特性なのだろうと思う。

(※あとで少し考えが変わります)

A‐8713を低いインピーダンスで使ったほうが良いように感じる。

もしかしてルンダールのLL1689を使っても良かったのはルンダールの昇圧比が低くてプリの負荷が余り重くならなかったからか?なんても思う。

 

20240414

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