パワーのRgを1.65kにすると低域が伸びる。
けどプリの出力管5687が過負荷になるので、プリの出力管とOPTの間に2.2kΩの抵抗を入れておく。
これでどんな音になるか聴いてみる。
結果は「惜しい」
ハープやヴァイオリンなど、とても「それっぽく」鳴る。差動はつるんとした感じが残ってたが、その中でこの質感が出たのは初めてのような気がする。
低域は明らかに出るようになった。それはさりげなーく、だ。これ見よがしなふっとい感じではなく、響きがズゥンと来る感じ。フルレンジのような低域。
悪くない。
で欠点はやはり力が無い。
音量つまみが12時近くになってももう少し欲しい。
定位はもう何だかわからないが、まとまって響きでこちらに来る。
なんか古ーいスピーカーを鳴らしてる感じなのだが、これってDS‐3000を使い切ってないのでは?
とも思うけど、DS‐3000からこのような音が出るのか?とも思う。
なんか、トランスが少し見えてきたように思う。
で、疑問が出てきた。
パワーのRgを1.65kにすると一応低域が目標の値になるが、伝送ラインが165Ωなどと低くなるのはプリのNP‐126の特性なのか?それともA-8713なのか?
多分どちらかの特性が足を引っ張ってるのだと思うのだが。
プリのOPTに終端抵抗1.2kを付けると良くなるのだから、パワーのA‐8713の特性なのだろうと思う。
(※あとで少し考えが変わります)
A‐8713を低いインピーダンスで使ったほうが良いように感じる。
もしかしてルンダールのLL1689を使っても良かったのはルンダールの昇圧比が低くてプリの負荷が余り重くならなかったからか?なんても思う。
20240414