analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD‐7組んでみた。(SRPP(K))

2022-02-28 00:04:37 | CfD‐7 (イントラ反転アンプの試作)

インターステージトランスの前段をSRPPにする。

※この回路図は修正の余地が有り、完成では有りません。

あれやこれや考えながらだが片チャンだけ組んでみた。

レイアウトを考えなければSRPPはシンプルなので結構早く終わった。

まずは測定してみる。

F特はかまぼこだった。

一番良い赤線は前のオートバランスの時の物(参考)

青線は今回のSRPPの最初の物。トランス入口のコンデンサーが0.1μFのもの。

以降このコンデンサーを約1μFにしたが、特性がもっと悪くなっってしまった。

電圧を変えたりしたが全く駄目だ。

これがもしかしたらSRPPのインピーダンスが高い、ということか?600Ωのトランスは負荷が重すぎという事?

ひずみは5Vで4%ほど出てしまった。

右はSRPP、左はPPという変則的な使い方だが、鳴らしてみるか。

ゲイン差があるが、ATTを中途半端なとこにすると右左の差が出るところがあるのでそれで対処しよう。

果たして比較できるか?

割と普通に音が出た。

前のIPT付PPは結構きつい音なんだ。こちらに飛んでくる。

イントラ反転は、レンジが狭いがしかし、得も言われぬ中域の質感がある。

きつさが全くなく優しい感じ。

これはトランスの質感のような気がする。

この質感が調整後も残ってれば、強烈に欲しい音だ。

 

 

 

カソホロのDC電圧が出てるから直流はカットしなければならないと思うんだが。

それから私はカソホロがあまり好きではない。

なんか曖昧な音というイメージがある。

ので、あまり気が乗らないのだが・・・

この質感を確かめるため反対チャンネルも組んでみるか。

その時はU7のカソード抵抗を小さくしてプレート電圧を下げてみよう。

 

20220107

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