analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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真空管のプレート電圧

2022-02-16 00:07:12 | パワーアンプ

真空管の動作例を見ていると、電圧に Ep(プレート電圧)、Eb(B電圧:負荷の手前)、Ebb(B電圧) と出てくる。今まではプレート電圧として扱ってきた。

しかしたまにEbで表示している物に出くわす。

オートバランス型のプリの元設計(那須氏)もEbで表示してたと思う。

プレート電圧は、カソード抵抗に依る電圧値によってプレート電圧が変わってしまい、確か既定の電圧にするのが大変でEpを使ってた記憶がある。

5687の規格表はEp表示のようだ。最大プレート電圧は330V(RCAの規格)。

パワーの初段を12AU7で動作点をこれこれ、と紹介してもらったこともあったが、今回はプレート電圧はなり行きとしてOPT手前の電圧を250Vを目標に調整してみた。

このやり方でも回路の抵抗:もし真空管のカソード抵抗が不良になったらEbは上がってしまうだろうし、どっちもどっちなんだが・・・。

 

っというのは調整しててプレート電圧が250Vを超えている物が有り、疑問に思ったのが始まり。

まあ、プレート電圧は実際にはカソード電圧を引いたもの、という事を聞いたことが有りほんとのところどうなの?と心配になった。

調整後OPT手前でRchが253Vとなった。Lchは244V。

3Vは勘弁してもらうとした。

あとで思ったが、プレート電圧からカソード電圧を引いたものはプレート電位差で、対アースのプレート電圧はプレート電圧では無いか?

手持ちの本を開いたら出てきたが、また違ったものが出てきた。

Epと思ってたものがEbとは。

 

この辺は以降意識して参考回路図を見るようにして考えて行こう。

何か出てくるかもしれない。

 

20211231

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