前回PPプリの調整を記事にしながら鳴らしてたが、みるみる音が変わった。
いままで聴こえなかった音が出てきた。
輪郭のくっきりした感じはソニーのTA‐FA7ESに似ている。
ヤマハのAX‐1200はプリがオートバランスの時とそっくりだった。これはパワーのシングルアンプに似ていると思う。
翌日も鳴らしているが、音色がイマイチなんだな。
VRをIPT二次側にしてた時は音場が横よりも縦に伸びたが、今はスピーカーの高さになっている。
低域は良い感じだけど、高域はイマイチかな。まあ、聴けなくは無いけど。
分析的に聴くにはもう少し抜けてほしいし、音楽を聴くには音色がイマイチのような気がする。
けど、このまま聴いていたいのはなぜだろう?
やはりIPT一次側に抵抗器を繋いでしまった事の気分的な不満。
音は良いのに気に入らない。
オーディオマニアとは困ったもんだ。
なんでこんな複雑な感想なの?っと思ったら、今の音は「凄み」が感じられないんだ。
AX‐1200では「こりゃすげえ」と思える音が出てた。
試しにレコードを掛けてみた。
けっこう久しぶりだが何とか音だし出来た。
LP反面でこなれたかと思うが、音が小さい。
音に力が無い。
これはインピーダンスのミスマッチの力の無い(裏返った)感じではなく、低音が弱い。
多分音量を上げるとインピーダンスが下がるので、余計弱くなると思う。
そう思うと、このプリも無理っぽく感じる。
20220105