analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

チョーク追加。

2022-02-15 00:03:43 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

プレート電圧が高い気がしたので下げることにした。

B電源のドロップ抵抗を調整する。2.7kΩを3.3kΩにした。

この抵抗は5Wの物を使っているのだが、2W程の電力になる。

今はモノだから少ないが、ステレオ仕様だったら結構厳しい。

測定時、テスターのワニ口を持って行くとほんのり暖かいとこがある。

考えたことは無かったが、こういうところは多段にして少しずつ下げるのが良いのかもしれない。

電源のインピーダンスを上げない、と言うのは高電圧の電源電圧を高抵抗で下げる、と思って抵抗の数は少ない方が良いと思ってたが、とんでもない誤解だった。

そういう意味ではチョークインプットは良いのかもしれないが、専用のチョークと言うのが見当たらない。

そしてチョークインプットの音は良いと思う。

 

話がそれたが、電源電圧を下げるにあたってチョークを一個追加してみた。

電源に無駄に配線で繋いだ箇所が有ったのでそこに4H60mAを追加し、リファの電解コンデンサ400V47μFもぶら下げた。

DCR600Ωと有ったが電圧降下はあまりしなかった。よってドロップ抵抗で調整。

 

鳴らしているのだが、こうして記事に書いていて、何となく静かになったな~と気が付いた。

そうか、チョークのせいかもしれない。

定期的に聴こえる10秒くらいの「ジー」も無い気がする。

これでコンデンサーは447μF≒0.5mF。元設計もとんでもなく容量多かった。これはチョークを使わないからと思ってたが、私の技術では最低でもこの位必要だったかもしれない。

 

ただ、ムーと言う音はほんの少し大きくなったようだ。

まあ、これは追加したチョークを元有ったチョークのシャーシー挟んで反対側にネジを共締め(ネジ穴位置同サイズ)したので、巻線の中心軸が向かい合ったという最悪の位置だ。それでも影響はこの位なんだ。

 

あとでリップル電圧を測って見よう。

 

 

 

 

そうそう、後日談になってしまうがネットを閲覧してて、面白い記事が有った。

「巻き始めの方が整流回路」

チョークの接続法。

一般にはどちらでもいい、となってるがそうらしい。

巻始めはコアに近いからインダクタンスが高い・・・インダクタンスは多数巻くから起きるので巻始めも巻き終わりも無いのでは?・・・

まあ、巻始めと言うくらいだから上流側:整流回路、としておこう(いいかげん)。

 

20211231

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