analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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PPプリの音はどう聞こえたか? (6 TD‐2+VOL試作 10/10)

2022-02-14 00:05:06 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

結論から先に言ってしまうと、オーディオ的には良い音なんだが、

音楽としてはあまり褒められた音ではない、そんな印象。

 

当初音は、OPTを10kΩから20kΩに替えたら低音が厚くなった。

しかし音場が何となく息苦しくなった感じだ。

これがU7の電圧を下げて解放された感じになった。

ポップス(TMネットワーク 古っ)を掛けたが、シンプルな楽曲と思ってたが、結構豪華だった。

バックコーラスや初めて聴いた音が聞こえて来た。

 

高域・低域も問題無いが、全体になんとなく抜けが悪い感じ。

これ等の音は、プリにトランジスタアンプのAX‐1200を使った時と比較して、だ。

まあ、アルプスの抵抗器と入力トランスの所為かと思う。

 

オートバランスに比べ音色は何となくつまらなくなった。カラフルだったのが少しモノトーンになったかな?

 

 

ただ、音の輪郭のしっかりした感じ、音場の見通しはPPの方が良いと思う。

中域の曖昧な感じは後で思い出すと有るのだが、聴いているうちは気にならない。

良くできたPPと言う感じ。(うわっはっは)

トランスの位相反転はこの辺に利点があると思う。

もっともこれはパワーアンプ、スピーカーの馴らしが決まったかもしれないので言い切れない。

これはプリにAX‐1200を使ってから覚醒したと思っている。

そんなことあるか?と言う疑問もあるのだが)

しかしこの後、確認のため前の型のオートバランスのプリをつないだらがっかりな音だったんだけどな。

気のせいだったのかな?記憶違いかも?

あれは何だったのか?

悩ましいのだが、可変抵抗器を何とかしないとこの回路は使えないなぁ。このアンプ、残したいところではあるのだけれども。

 

鳴りっぷり・臨場感はなぜか真空管プリなのに、トランジスタのAX‐1200で鳴らした場合と遜色無くなって来た。

 

 

トランジスタの低インピーダンスでIPT付きの真空管パワーを駆動してパワーとスピーカーが目覚めたような気がしてるんだけど、そんな事有る?

EL34ppのステレオタイプは結構忠実に作ったし、トランジスタアンプも鳴き合わせてるので、これらは基準にはなっていると考えてたが、それらのアンプも少し良くなったんだよな。

やっぱスピーカーかな?

ネットワークは整備だけで改造して無いし。

ん?その整備が効いたのか?

接点を少し磨いて組み直しただけで、電気的には何もやってない(ハズ)なんだけどな。

 

良さは認めるんだけれども、なんか認めたくない・・・

 

とにかくまたステップアップした。

 

20211230

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