analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

PPプリのボリュームを考える。調整後に鳴らしてみた (6.1 ATT+TD‐2 5/5)

2022-02-25 00:03:56 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

前回PPプリの調整を記事にしながら鳴らしてたが、みるみる音が変わった。

いままで聴こえなかった音が出てきた。

輪郭のくっきりした感じはソニーのTA‐FA7ESに似ている。

ヤマハのAX‐1200はプリがオートバランスの時とそっくりだった。これはパワーのシングルアンプに似ていると思う。

 

翌日も鳴らしているが、音色がイマイチなんだな。

VRをIPT二次側にしてた時は音場が横よりも縦に伸びたが、今はスピーカーの高さになっている。

低域は良い感じだけど、高域はイマイチかな。まあ、聴けなくは無いけど。

分析的に聴くにはもう少し抜けてほしいし、音楽を聴くには音色がイマイチのような気がする。

けど、このまま聴いていたいのはなぜだろう?

 

やはりIPT一次側に抵抗器を繋いでしまった事の気分的な不満。

音は良いのに気に入らない。

オーディオマニアとは困ったもんだ。

 

 

 

なんでこんな複雑な感想なの?っと思ったら、今の音は「凄み」が感じられないんだ。

AX‐1200では「こりゃすげえ」と思える音が出てた。

試しにレコードを掛けてみた。

けっこう久しぶりだが何とか音だし出来た。

LP反面でこなれたかと思うが、音が小さい。

音に力が無い。

これはインピーダンスのミスマッチの力の無い(裏返った)感じではなく、低音が弱い。

多分音量を上げるとインピーダンスが下がるので、余計弱くなると思う。

そう思うと、このプリも無理っぽく感じる。

 

20220105


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