ハンダごてを出したので、折角だからプリのNFBを換えてみた。
現在は18kΩと100pFで4.5dB程。
ON-OFF法で出力インピーダンスを測定したら120Ω。おお、低い。
この抵抗を10kΩにした。
下グラフ緑線。
F特を測定したら結構良い。20kHz位が持ち上がってるので、コンデンサーを50p追加して150pにした。
F特は高域が少し悪くなったが、それでも前よりはいい。
盛り上がりが無くなった。
下グラフ太い紫線。
20kHzが少し盛り上がってるが、これはグラフのスムージング処理のためで実際はフラットだ。
ここで再度出力インピーダンスを測ったら、メーター振り切った。
40Vほど出てたので23.4kΩ・・・
トランスの耐入力超えてしまう!
なんだこりゃ、発振か?
久々にオシロを繋いでみた。
1kHzサイン波は問題無さそう。
ちょっと弄ってたら逆位相の波形が重なった。
少し焦ったが、今思うとトリガの調整かも?
16Hzで波形に少しオーバーシュートがでてるかな?ぐらい。
矩形波も問題無さそう。
うーんなんだろう?
15kΩにしてみたらNFBは4.9dB程になった。
前とそんなに変わってないのが“?”だが、OPTを10kから20kに替えたからかもしれない。
これで出力インピーダンスを測ったが、114Ωとなり暴上りは無くなった。
67kΩをパラってNFBを少し下げたが、これでも出力インピーダンスが暴上りになった。
これを外して15kΩだけにした。
念のため、オシロを繋いでみたが、問題無い。
16Hzのサイン波ももやや綺麗になった。
矩形波はオーバーシュートが小さくなった。
F特を測っておいた。
Rchはなぜか15Hzがすっこん落ちた。
下グラフの細い紫線。低域が下がってる。
Lchは良い感じ。
はて。真空管を左右全数入替えたら直った。
下グラフ赤と緑の線。
20kHzの盛り上がりも実際はフラット。
良い感じなので鳴らしてみた。
今はオルトホンのSYNERGYとマンラツのMc千の3Ω側で鳴らしている。
良い感じだ。
なんかセレクター付けた時から音が古臭い感じになったがそれだけは直らない。
マッチングは良い感じ。
ただ、本来の目的の音量は下がらなかった。
20211003