analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリのNFBを換えてみた。

2021-10-21 00:02:18 | CfD-4 (オートバランス)

ハンダごてを出したので、折角だからプリのNFBを換えてみた。

現在は18kΩと100pFで4.5dB程。

ON-OFF法で出力インピーダンスを測定したら120Ω。おお、低い。

 

 

この抵抗を10kΩにした。

下グラフ緑線。

F特を測定したら結構良い。20kHz位が持ち上がってるので、コンデンサーを50p追加して150pにした。

F特は高域が少し悪くなったが、それでも前よりはいい。

盛り上がりが無くなった。

下グラフ太い紫線。

20kHzが少し盛り上がってるが、これはグラフのスムージング処理のためで実際はフラットだ。

ここで再度出力インピーダンスを測ったら、メーター振り切った。

40Vほど出てたので23.4kΩ・・・

トランスの耐入力超えてしまう!

 

なんだこりゃ、発振か?

久々にオシロを繋いでみた。

1kHzサイン波は問題無さそう。

ちょっと弄ってたら逆位相の波形が重なった。

少し焦ったが、今思うとトリガの調整かも?

16Hzで波形に少しオーバーシュートがでてるかな?ぐらい。

矩形波も問題無さそう。

 

 

 

うーんなんだろう?

15kΩにしてみたらNFBは4.9dB程になった。

前とそんなに変わってないのが“?”だが、OPTを10kから20kに替えたからかもしれない。

これで出力インピーダンスを測ったが、114Ωとなり暴上りは無くなった。

67kΩをパラってNFBを少し下げたが、これでも出力インピーダンスが暴上りになった。

これを外して15kΩだけにした。

念のため、オシロを繋いでみたが、問題無い。

16Hzのサイン波ももやや綺麗になった。

矩形波はオーバーシュートが小さくなった。

 

 

 

F特を測っておいた。

Rchはなぜか15Hzがすっこん落ちた。

下グラフの細い紫線。低域が下がってる。

Lchは良い感じ。

はて。真空管を左右全数入替えたら直った。

下グラフ赤と緑の線。

20kHzの盛り上がりも実際はフラット。

良い感じなので鳴らしてみた。

今はオルトホンのSYNERGYとマンラツのMc千の3Ω側で鳴らしている。

良い感じだ。

なんかセレクター付けた時から音が古臭い感じになったがそれだけは直らない。

マッチングは良い感じ。

ただ、本来の目的の音量は下がらなかった。

 

20211003

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