analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ヘッドホンの装着の仕方

2021-09-07 00:05:39 | アクセサリ

Youtubeをヘッドホンで聴く。

ヘッドホンのケーブルが疲れてきた。

私の使っているのはソニーのMDR‐V6と言うモデルで、かのMDR‐CD900STのそっくりさん。

偽物?と思ったが、輸出用モデルのコストカット品らしい。

当時ヤフオクで信じられない価格で出ていたので落とした。

 

若いころ、テクニクスのRP‐HT250と言うモデルを使っていた。

振動板が二つ重なった2ウェイモデルで低音が強力だった。

その時にはすでにCD900STも有ったが、低音の無い高域のきついものと思ってた。

 

 

ネットで“リケーブル”なる言葉を知って、ケーブルを探したら、純正はアースが左右共通で、これを分けると音が良くなると有った。

後でやろう。

っと、ある言葉が目についた。

”低域は耳に離れるほど弱くなる。”

なにー。

イヤーパッドを外して直接掛けてみた。

なんと、低域が太くなった。

こんなのも知らず使っていたとは。

一部で絶賛、と言うか、スタジオにはほぼ置いてあるヘッドホン。

使い方が間違ってた。

 

私は“耳介”は大きく、MDR‐V6のイヤーパッドには収まらない。耳介にパッドが乗っかってる状態で耳介が圧迫され、外すといつも痛い。

※画像はJAISA様より

 

薄めのパッドを探したが、有るには有るのだがヘッドホンの大きさが決まっている以上パッドの大きさ:外径も決まっており、私の耳には合わない。

パッドが無い方がしっくり来るのだが、振動板のガードが当たるところはやはり痛い。

そこでパッドを外した状態で、“戸当たりテープ”を付けてみた。上画像赤い線。

実際には耳の形が違うので、長いほうの赤線はもう少し上にくる。

2回ほどやり直し、何とか私に耳に合わせることが出来たようだ。

 

 

これで聴いてみると、全く違う音になった。

高音がおとなしく、全体に低域寄りになった。

なぜか脳内定位が顔面定位になった。

音が前から聴こえてくるのでスピーカーが鳴ってる錯覚に陥り何回もヘッドホンを外して確認してしまった。

 

OLD PLAYER というサイトでいくつか掛けてみた。

DS‐3000 二次元的に、セル画のようにパリッと鳴る。

LS‐G5000  一音一音が少し立体になる。やわらかい音。

SX‐900 透明・純な音。

SX‐900spilit さらにはっきり、広がりが出る。

S‐3000は低域が良く出て中域が痩せている。

違うサイトでGrand Scepter 録音のせいか、エコーたっぷりで低位が無い。中心からくる。

ほかにも聴きまくったが、皆さんいい音出してる。

900spilitsは音が良いのは認めるが、なんか好きじゃない。なぜだろう?

これ聞いたなら、今はG5000を使いこなすのが面白いと思う。質感が良い。

 

アンプの組み合わせがいいようだ。

私もトランジスタの強力なものが欲しくなってきた。

TA‐FA7ESはDS‐3000を鳴らす最低限だ。

 

20210823

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