analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

Night Loudspeaker

2019-11-30 00:00:28 | ロクハン

別に昼に使っても良いのだが。

Night speaker だと 夜に喋くる人 みたいで変。The Loudspeaker in Night use になるのかな?

P‐610AJ + Rear Open Enclosure。囲ってないからRear Open Boxなのかも?

ⅢLゼットみたいに真ん中?サブなんで冒険、少しずらして・・・。

昔ならこんなこと絶対やらない。

 

サイズはH536×W400×D218。約36L。ほんとはこの倍くらい容量必要なんだけどな。後面開放だから容積関係ない、ということで。

大学の頃もう少し小さい箱で後面開放だったが、割と良かったかな?と思う。さすがに低域は無かったが、声の透明感と言ったら最高、だったような。

ユニットはP‐610AJ。例の如くエッジなんてとっくにぼろぼろ。セーム皮で作ったのだが、もう少し何とかなんなかったかな?まあ、いいか。それと昔、雑誌の影響でフレームにブチルを貼ってしまった。

ユニットはフロントバッフルには固定しない。角材を渡してサイドorトップ・ボトム板に梁を通し、それにユニットのマグネットフレームを固定しようと思う。できればフロントバッフル表面はフェルトで防振したい。天地板・側板と前板とはスポンジで浮かしたいのだが、ネジで繋がるから防振はあんま意味ないかも知れない。

最近の集成材は寸法の誤差がある。しかも反る。以前と値段は変わらないが、品質が落ちた。よって前板は天地・側板に合わせてカットする。

前板はユニットのフレーム外形より若干大きくした。ジグソーでくりぬいたが結構上手く行った。

いま、仮置きで鳴らしているが、前ほどキンキンして無い。少し高低域のバランスが良くなった。

前板下部の切断、補強用梁の切断・長さ調整。梁材が曲がっていたり意外に梃子摺った。

曲がった梁は播金で側板と締め上げ。乾燥待ち。 

前板はネジで止める。今回ユニットを変な取り付け方をするので、万が一のため。 

前板は、側板等に戸当たりテープを張り、浮かす。んだけれども、ネジが有るからそうは行かないんだよね。

ユニットのフレーム回りはスポンジを貼る。音漏れ防止。でも後に前板外した時に取れてしまったので無しとした。

ユニットの取り付け。梁に縛るだけ。ユニットの平面が結構出ないので、梁で調整。ああ、いい加減になってきた。

待ちきれないので音出し。うん。声が硬い。まだかな。やっぱボンドが乾くまではだめか。

 

今回このスピーカーを復活させたのは、最近作ったアンプの音を確認するのもある。DS‐3000は どうも中音・声に音色が乗ってる気がする。その辺を確認したい。

このユニットなら答えてくれるはず。

その為にバッフルの影響を極力抑えるようにした。

それでも前回のバスレフ箱より最初の一音は良い。あの時はガサガサで酷いものだった。

声が軽やかに歌う。一時間くらい鳴らしてるが、段々高域寄りになってきた。もっとしっとり鳴ってくれればいいが。エージング後、バスレフの時はエネルギッシュだったが、勢いに任せて鳴っていた、ちとうるさい?イメージだが、今回のは上品に鳴っている。その代わりか、低音は少なめだ

声が少しいがらっぽいが良く鳴っていると思う。コーラスなんて「あ、何か居るな」位から、こんな風に歌っているのか、が分かるほど。やはりこのフルレンジは凄い。

きつい感じがするので脚と箱の間にブチルを挟んだら凄い効いてしまった。

まだ全体に高域寄りのバランスなのでバッフルを対策する。

★以前読んだ記事で、骨組みにフェルトを組み込んだものがあり、どんな音がするか気になっていた。

★前回製作したバスレフ箱の時、適当に張った吸音材では煩かったので吸音材を増やしたら大人しくなり過ぎたことが有った。

よって、まず前板にフェルトを貼って、その上からオーガンジーを貼ろうと思う。裏面は何か吸音になるものを袋に入れ反射の様子を見てみよう。

まずはフェルトを貼ってみた。

これ以上やると大人しくなりすぎるとこまで来てしまった。

ここで三百Bで鳴らしてみる。

さぞかし相性がいいだろうと思ったが、余り感動するほどの音は出なかった。ただ元気のない感じだ。

ここでSWを鳴らすことを思いついた。EL34PPstereoでDS‐461を鳴らしたら、これが抜群の相性。バランスから言ったらDS‐3000よりいいのではないか?低音が鳴ったせいか中音にウェット感が出てきた。

オーガンジーは、壁に掛けてるものと同じオレンジ色が良かったが店頭に在庫無し。透けて見えるのでアラを隠すのは難しいかと思いサテンのシート切り売りを入手。赤茶っぽいのを選んだつもりだが、もろワインレッド。

リアの吸音材は、ちょうどいいクッションが有った。

こいつは一音一音が引き締まる。そのままの音って感じ。後ろへの広がり感は無くなり、前に音が来た。平面になってしまった。ただ、細かいニュアンスが分かるかもしれない。

吸音はやればやるほどつまらなくなる。が、もう少し様子を見よう。

・ ・

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流石に音が死んでる。吸音を変えよう。

後ろに入れたクッションは下側に移動。

両サイドにはカーペットシートを二分割して貼り付け。

正面に貼ったフェルトをユニットに合わせて刳り抜いたが、それを天板に張り付け。

これが私好みのバランス。もう少し吸音しても良いかな?

ユニットの後ろを明けたことによって音場が前後に膨らんだ。

アンプはEL34PPstereoに戻した。

三百Bは何かおかしい。音量が上がらない。SWのDS‐W461に繋いだ。

DS‐3000の情報量はシングルには敵わないと思ってたが今は良いところにいる。

P‐610AJはその代わりふわっとした音場が特徴だ。若干声にきついとこが有るのだが。これはボックスを上下逆にしたらかなり収まった。ボイスコイルが当たってるのかもしれない。

試しにヤマハのAX‐1200で鳴らしてみた。もはやトランジスタアンプに優位性は無い。まだ鳴らしが足りない?

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