フォノイコのバランスがもうこれが一番、というとこまで来た。ほんとはもう少し低音が欲しいが、私の力では難しい。
そこでCDを鳴らす。よければもう少しプリとパワーで低音を出したい。
音が出て愕然。全然低域バランスなのである。中高域が全く足りない。
パワーの入力トランスの二次側の抵抗を3kΩにしてからだ。こなれてバランスが変わったのかな。
パワーの入力トランスのターミネート抵抗を10kΩや5kΩにしたがイマイチだし、プリのOPTのターミネート抵抗も替えてパワーとプリでバランスを取らなければならない。
此の測定は、フォノは使わず(リアカーブが有るので)ライン入力で測定します。
最初は何もつなげない(抵抗を入れない)。
プリアンプの出力インピーダンスが、十分に低い場合は、入力トランス二次側で高域にピークが出ます。
此のピークが略無くなり、かつ信号レベルが小さくならない抵抗値を探します。
此れをしないで、トランスの評価は絶対に出来ません。
某HPに有たので、試してみた。
抵抗値をプリとパワー同時で変更するのは手間なので、プリのOPTとパワーの入力トランスの二次側にそれぞれ100kΩの可変抵抗器を取り付けた。
オシロで波形は見てないが、F特にピークは無さそう。そう、うちではピークが出るときは、NFBが掛かってるときだった。
信号レベルが小さくならない、というのは抵抗値が上がればトランスに流れる信号は上がるので、歪を見ながらプリの抵抗値を探ったら、400Ω程になった。そしてパワーのターミネート抵抗は50kΩ程だ。
これで一旦音出ししてみる。