analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

LCRフォノイコ 調整24 トランスを5kで使う

2019-01-11 00:00:31 | PhfD‐3.2

段間トランスを一次側10kΩで使用している。

巻線比が大きく、二次側の減衰が大きくなる。

その分と言っては何だが、周波数特性が広くなる?

まあ、あまりメリットが見いだせない。

というのは一次側5kΩで使ってた時の話と比べてだ。

NP-126は使用例で見ると、5kΩ:300Ωで使ってるのがある。

二次側タップを変えれば、5kΩ:600Ωで使えるのではないか?

昨日思った20kΩは見送ることにする。

早速配線替え。

測定までは上手くいった。

12AU7のEは219V

は7.78V

よってIは16.6mAとなる。

これはA-8713の時とあまり変わらない。

そして初段のE80Fも終段のECC99も良い値を示した。

今日はここまで問題なく来た。これで音出し。

もう方chも合わせるため、調整した方の音出しをしながら作業をした。

音は片方なためか、前とあまり変わらない・・・。

下の方:ウーファーの辺から声が聴こえる。

もう片方も終わり、早速音出しだ。

両方での音は、だんだん良くなってきた。

低音は最初より心なしか減った気もする。

しかし中音が凄い。

腫れ物を触るような、しかし前のような触ると傷んでしまう感じではなく、限界まで鳴らしてる、そんな感じ。

ややもすると歪一歩手前のような危ないところだ。

そういえば柔らかい感じは無い。

真空管を限界まで動作させたような、といえばいいか、電流を目いっぱい流してやった感じというか。

この音を聴いてから柔らかい音を目指さなくなった。

いやあ、良い感じだ。

急にゴールについてしまった?

もうやることは無さそう。しばらくはこれで行こう。

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