analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono 調整24 プレート損失を計算

2019-01-18 00:00:32 | MfD‐4 (Mullard)

測定結果より、プレート損失を調べた。

プレート電圧×プレート電流により算出。

規格によると6CA7のプレート損失は25W、スクリーングリッドの耐圧425Vとなる。

表にした。

横□(四角)で囲んだところ、上はプレート電圧、真ん中はカソード電流、下がプレート損失。

スクリーングリッドの耐圧は、

最近まで計ったことは無かったのでデータが無い。

今回計ったのは425Vと限界だ。

 

プレート損失については、

現在の状態は一番右の列。24.6Wで一応入ってる。

初期の頃や、カソード抵抗を下げたとき、26Wトいうのがある。電流が流れるのでこの時は高い。

設計値から算出した場合、24.1Wとなった。

多分カソード抵抗を500Ωにしてたら超えてたかも。

電源トランスの温度を測ったら、ドロップ抵抗を外した方が10℃ほど高い。

まあ、過負荷なのは可能性高い。

 

以前に回路図を色々探して回った時、どうもプレート電圧が430V超えてるのが無かった。

なんでだろう?もっと電圧上げて電流流してやれば出力上がるのに、なんて思ってた。

そういう事なのね。

 

ギリギリの状態でちと怖かったが、以前もこの状態(もしくはさらに厳しい状態)で聴いていたのだから一応大丈夫だと思う。

ただ、このまま使うのは、設計を勉強してる以上、目を瞑ってはいけない。

少し考えた。

整流管とチョークの間に25W50Ω抵抗を噛ませている。

電力的には充分なのだが、チョークの動作に影響を与えてないか?

チョークと出力管の間の方が良いのではないか?

というのは前段の電圧に影響してしまうのではないかという心配がある。

この辺はもう少しネットで実績を探してみよう。

コメント