analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

LCRフォノイコ 調整20 回路変更2

2019-01-05 00:00:01 | PhfD‐3.2

二段目の回路変更をして、トランスがどうなってるのかちと気になった。

直流磁化って言うんだから、直流は流れてないんだよな。信号の交流は流れてんのかな?

テスターは交流電流が測れない。直流は測れるので測ってみたら、3.8mA。ありゃ?小さい。

計算の結果7mAは流れるはずなんだけどな。

なんかおかしい。

 

とかなんとかしてるうち、先日取り付けたコンデンサが0.47μF×2ではなく0.1μF×2個だった。

じゃあ、替えてみるか。0.47μF×2でも良いが変化が出ないかもしれない。どうせなら5.6μFで変わるかどうか、やってみる。

音出しは、人工的な音になった。音場も広がらず、スピーカーの配置位置よりはみ出ない。声がミッドバスより上に行かない。やはり信号ラインにコンデンサを入れるというのは、こういう事なんだと思う。

でも、5.6μFのムンドルフのコンデンサ、前はヒリヒリ感が凄かったが、今日は滑らか。

やはり回路が気に入らない。

フェイスブックを見てて、今回使った回路が偶然出てきた。

真空管とトランス抱き合わせで頭から給電、コンデンサで直流カット。

音響芸術OG2A3PPというアンプ。

この回路、実際に使われてたんだ。少し安心。

まあ、もしかしたらこんな音なんで廃れたのかな?

最近は見かけないのでそんな風に思う。

 

参考にJU管工房のHPを再度見直した。

LCRフォノのプリは真空管ヘッドアンプ付きになっていた。

しかもそれが12AU7とタンゴのNP-8を使っている。

B電源を、トランス経由で12AU7に入れる、今までの回路。

なんだ、こんなのも有ったのか。

これならいけるかもしれない。

NP-8を調べたら、重畳電流は20mA。

私の手持ちのNP-126も20mA。

これはやってみる価値がある。

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