Snowtree わたしの頭蓋骨の下 *鑑賞記録*

舞台は生もの、賞賛も不満もその日の出来次第、観客側のその日の気分次第。感想というものは単なる個人の私感でしかありません。

両国国技館『大相撲一月場所』 2階イスB席

2012年01月08日 | 古典芸能その他
両国国技館『大相撲一月場所』 2階イスB席

両国国技館に『大相撲一月場所』の初日に行ってきました。大相撲観戦初体験でございます。国技館自体が楽しいし、相撲も楽しい。やばい、これハマる。やっぱライブものはライブで見ろ!ですね。まずは全体の雰囲気のハレ感が良い。楽しいご見物を、という精神に満ちている。おみやげもの屋さんもいっぱいあるし、親方や力士も普通にうろうろしているし。そして客席もかなりフリーダム。好きなときに好きなように食べたり観たり、席はずしたり。そして男女問わず応援する力士の大声で大向こうをかけている。子供もかなり多くいました。それが楽しいんですよね。

なんだろ、これだよって思った。歌舞伎観劇からは失われつつある「ゆるさ」がそこにあった。そのゆるさが楽しいに結びついてるのが今の大相撲。それと相撲の取り組みが思った以上に面白いのよ。きゃあきゃあ言いながら見ちゃった。2階の真ん中列の席だったので遠いんだけどそれでも迫力。儀式性があるのがまた良いのかも。スポーツだけどスポーツじゃない。今はチケット取るのも楽になっているので興味のある人ぜひオススメです。