何十年ぶりかの横浜スタジアム。
おっさん二人旅のメンバーに誘われ、彼の会社所有のシーズンシートで広島戦を観る。
彼の生観戦の勝率はすこぶるよくないという。まあ、ベイスターズの勝率がすこぷるよくないのだから当然の話なんだけどね(笑)。
今日も、初回から失点。毎回スコアリングポジションにランナーを送られる展開。ところが、ここからが高崎投手の持ち味か、ギリギリで抑えていると、味方がなんとシングルヒットだけで逆転してしまった(笑)。
そして初の長打で駄目押し、あとは山口投手が抑えて気持ちよく帰りましょう、ベイスターズの勝ちを体験できるなんて、かなり運がいいよね・・・な~んて話していると、鈍い音と共に本塁上で信じられない光景が。
騒然としたスタジアムに、「ご覧のような状況ですのでしばらくお待ちください」というアナウンス。たしかに「ご覧のような」だけどさあ・・・
そして、グラウンドから出て行く救急車に、敵味方を超えた「ツバサ」コールが送られ、涙が出そうになる。
さて、ゲームは再開され、僕らの胸騒ぎが収まらないうちに、わりとあっさり球審の「ゲーム」の声を聞くのだった。
いくら何十年ぶりかのハマスタだからって、こんな展開を用意してくれていなくてもよかったのに。
これは、僕が担当していた11ゲート。今日の席は、メンバーが担当していた15ゲートのすぐ上あたり。そう、おっさん二人旅のメンバー二人は、大学時代の同級生にして、横浜スタジアムのバイト仲間(しかも華の11&15ゲート担当にして、1塁側チーフと3塁側チーフ)だったのである。
そういえば、そんな二人が一緒にプロ野球観戦するのは初めてだった!