俄然、書いてみたくなった!
何がって?
本屋さんで見かけるようになったPOPです。
店員さんのオススメ文の手書きのやつ。あれ1枚つけたことで、売上がポンと跳ね上がることがあるというのだ。1店舗で1万冊も売れるってこともあるというのだから驚く。
タイトルや装丁だけではその面白さが伝わらず、なかなか売れないことってありそうだよね。逆に、いわゆる“ジャケ買い”で失敗することもある(笑)。
店員さんの生の声は、マスメディアを使った宣伝文句より信頼できる気がするのだ。
今晩は、その書店POP書き名人といわれている有隣堂アトレ恵比寿店の梅原潤一さんをゲストに迎えるセミナーに行ってきた。梅原さん自身、POPにまつわる著書を2冊だされている。実際に使用されたPOPを例に、梅原さんならではのコツや思い、そして数々のエピソードを聞き、楽しい時間をいただいた。
嬉しかったのは、作家さんたちからも「梅原マジック」といわれたり、業界でもカリスマ的存在だったりするのに、実際にはとても謙虚で、なんだかどこにでもいそうな書店員さん然としていらっしゃるところ。売らんかなの広告屋さんじゃなく、あくまでも本好きが、面白かった本をみんなにも読んでもらいたいという一心で、今日もPOPを書いていることがよくわかった。
それがそのまま売上アップにつながるのだから楽しいだろうなぁ。
好きな本のPOP、書いてみたい!
結果が数字現れたりするはワクワクするね。
僕が本屋さんでバイトしていた高校生のころは、こんな楽しいお仕事なんて、なかったのだ。
そういえば、かつてこういうのもあったけど・・・(笑)