代表的な京野菜で「万願寺とうがらし」というらしい。
妻の実家で、もらった種をまいたら豊作だ。実り方が、みんなで踊っているように見えて面白い。
踊るのはいいけれど、その列が詰まり過ぎて重さに耐えかね、あちこちで枝がポッキリ折れているものさえある(笑)。とにかくよくなっている。
素焼きにして食べてみた。
まったく辛くない。「とうがらし」と名乗っていながら、甘みすら感じる。クセもなく、おいしい。胡麻油でザッと炒めたりなんかしたら、かなりイケそうだ。
「万願寺」とか「京野菜」なんて縁のないものだとばかり思っていたが、あんがい身近な存在になりそうである。