パイオニアのカーステ「ロンサムカーボーイ」のCMのような。あるいは片岡義男の文庫本の表紙のような。
あのころあこがれだったアメリカンダイナーがあったのだ。
学生のころ、何度か仲間たちとカウンターに並んだ白いカバーのかかった丸いスツールに腰掛けて、ホットドッグをパクついたものだ。
場所は中華街のはずれだけど(笑)、名前も『パン・アメリカン』とまんまだけど(笑)、それはそれでなかなか素敵な気分だったのである。
何十年ぶりかでおじゃますると
「昔を知っていてくれる人が、こうしてまた来てくれるから、やめるわけにはいかないよ」
マスターはそう笑っていたが、いつのまにか閉店していた。せっかく横浜勤めになったので、いつでも寄れると思っていたのに。
こんな外観で、しかも中華街だけど、ここに来ると、いつもパイオニアのCMが流れ出すのだ。
大分前の日記へのコメントすみません。
そうそう、久々に伺ったときも足を引きずっていたんですよね。
お元気ならいいのですが、心配です。