石川県消費生活支援センター発行
「マイライフいしかわ」No.256 2021夏号より
令和2年度の消費生活相談件数は9,083件(県3,703件、市町5,380件)
前年度に比べてて692件(8.2%)増加
苦情相談 8,433件 消費者が事業者に対して、その商品、サービスについて、安全性、品質、表示、販売方法
契約、価格などに不満や苦情をもち、その解決を求めている場合
一般相談 650件 生活知識等の問い合わせで、苦情が発生していないもの
多かった相談
1位 架空請求(681件) 2位 健康食品(579件) 3位 化粧品(358件)
〇通信販売での定期購入に関する相談が過去最多!
「初回無料」「お試し価格500円」など通常より低価格で購入できることを広告する一方、
実際は「定期購入」だったという健康食品や系商品などの相談が過去最多となりました。
令和2年度は451件の相談が寄せられ、前年度の約1.2倍。ほとんどがインターネット通販で、相談全体の役9割を占める。
購入の際は、契約内容や解約条件をしっかり確認することが必要!
通信販売にはクーリング・オフ制度はありません。
「解約・返品できるかどうか」「解約・返品できる場合の条件」など解約条件をしっかり確認。
返品特約の表示がない場合は、商品が届いてから8日以内であれば、消費者が送料負担で返品が可能です。
〇インターネット通販で商品未着・連絡不能等の相談が増加!
「注文した商品が届かない」「事業者と連絡がとれない」「粗悪品・模倣品が届いた」など
インターネット通販に関する相談が増加しました。
令和2年度は2,259件の相談が寄せられ、前年度の役1.2倍。
金銭や個人情報を詐取しようとする詐欺的な通販サイトもあることから
「事業者情報が記載されていない」「日本語の表現が不自然」
「支払方法が銀行振り込みのみ」などの場合は特に注意が必要です!
〇新型コロナウィルス感染症に便乗した悪質商法に注意!
新型コロナウィルス感染症に便乗した悪質商法に関する相談は104件。
「注文していないのにマスクが宅配便で届いた」などの送り付け商法とみられる相談が約8割を占める。
感染拡大に伴い、令和2年4月5月に相談が多く寄せられましたが、
マスクの品薄が解消されるに伴い、相談は減少しました。
今後、行政機関になりすまし、ワクチン接種に必要とかたり、金銭や個人情報を求める手口の増加が懸念される。
引き続き注意が必要!
誰もが消費者トラブルに巻き込まれる可能性があります!
一人で悩まず、ご相談ください。
消費者ホットライン 局番なしの☎188(いやや!)番
市町、県、国民生活センターのいずれかの消費生活相談窓口につながります。(受付時間内)
受付時間は相談窓口ごとに異なります。
悪質商法被害の未然防止はメルマガで!
「消費生活ほっと情報」配信中!
登録無料 石川県HP「安全安心の消費生活情報」より
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令和2年度の相談の概要です。
「新しい生活様式」の実践が求められる中、
通信販売でのトラブルが多くなっています。
また、新型コロナウィルス感染症に便乗した悪質商法に関する相談も増えています。
ワクチン接種が始まると、早く接種できるからと手数料を要求するトラブルも発生。
「早くワクチンを打ちたい」という不安や希望を利用したものです。
ワクチン接種は無料なのに、「後でお金が戻ってくるから」と先にお金を請求する手口もあります。
今後もワクチン接種に関した新たな手口が出てくる可能性もあるので
気をつけたいものです。
通信販売に「クーリング・オフ制度がない」ことを知らない方が多くいます。
返品可能といっていても、よく確認すると細かな制限があり難しいというときもあります。
解約、返品できる場合の条件をしっかり読むことが大事なのですが、
読むのが嫌になるくらい長い説明の後だったりして、
つい見落としてしまったり面倒になったりして確認できないままOKをクリックしてしまうこと
あなたにも経験ありませんか?
トラブルにあわないために、
面倒でもしっかり確認し、購入するようにしましょう!
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「マイライフいしかわ」No.256 2021夏号より
令和2年度の消費生活相談件数は9,083件(県3,703件、市町5,380件)
前年度に比べてて692件(8.2%)増加
苦情相談 8,433件 消費者が事業者に対して、その商品、サービスについて、安全性、品質、表示、販売方法
契約、価格などに不満や苦情をもち、その解決を求めている場合
一般相談 650件 生活知識等の問い合わせで、苦情が発生していないもの
多かった相談
1位 架空請求(681件) 2位 健康食品(579件) 3位 化粧品(358件)
〇通信販売での定期購入に関する相談が過去最多!
「初回無料」「お試し価格500円」など通常より低価格で購入できることを広告する一方、
実際は「定期購入」だったという健康食品や系商品などの相談が過去最多となりました。
令和2年度は451件の相談が寄せられ、前年度の約1.2倍。ほとんどがインターネット通販で、相談全体の役9割を占める。
購入の際は、契約内容や解約条件をしっかり確認することが必要!
通信販売にはクーリング・オフ制度はありません。
「解約・返品できるかどうか」「解約・返品できる場合の条件」など解約条件をしっかり確認。
返品特約の表示がない場合は、商品が届いてから8日以内であれば、消費者が送料負担で返品が可能です。
〇インターネット通販で商品未着・連絡不能等の相談が増加!
「注文した商品が届かない」「事業者と連絡がとれない」「粗悪品・模倣品が届いた」など
インターネット通販に関する相談が増加しました。
令和2年度は2,259件の相談が寄せられ、前年度の役1.2倍。
金銭や個人情報を詐取しようとする詐欺的な通販サイトもあることから
「事業者情報が記載されていない」「日本語の表現が不自然」
「支払方法が銀行振り込みのみ」などの場合は特に注意が必要です!
〇新型コロナウィルス感染症に便乗した悪質商法に注意!
新型コロナウィルス感染症に便乗した悪質商法に関する相談は104件。
「注文していないのにマスクが宅配便で届いた」などの送り付け商法とみられる相談が約8割を占める。
感染拡大に伴い、令和2年4月5月に相談が多く寄せられましたが、
マスクの品薄が解消されるに伴い、相談は減少しました。
今後、行政機関になりすまし、ワクチン接種に必要とかたり、金銭や個人情報を求める手口の増加が懸念される。
引き続き注意が必要!
誰もが消費者トラブルに巻き込まれる可能性があります!
一人で悩まず、ご相談ください。
消費者ホットライン 局番なしの☎188(いやや!)番
市町、県、国民生活センターのいずれかの消費生活相談窓口につながります。(受付時間内)
受付時間は相談窓口ごとに異なります。
悪質商法被害の未然防止はメルマガで!
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登録無料 石川県HP「安全安心の消費生活情報」より
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令和2年度の相談の概要です。
「新しい生活様式」の実践が求められる中、
通信販売でのトラブルが多くなっています。
また、新型コロナウィルス感染症に便乗した悪質商法に関する相談も増えています。
ワクチン接種が始まると、早く接種できるからと手数料を要求するトラブルも発生。
「早くワクチンを打ちたい」という不安や希望を利用したものです。
ワクチン接種は無料なのに、「後でお金が戻ってくるから」と先にお金を請求する手口もあります。
今後もワクチン接種に関した新たな手口が出てくる可能性もあるので
気をつけたいものです。
通信販売に「クーリング・オフ制度がない」ことを知らない方が多くいます。
返品可能といっていても、よく確認すると細かな制限があり難しいというときもあります。
解約、返品できる場合の条件をしっかり読むことが大事なのですが、
読むのが嫌になるくらい長い説明の後だったりして、
つい見落としてしまったり面倒になったりして確認できないままOKをクリックしてしまうこと
あなたにも経験ありませんか?
トラブルにあわないために、
面倒でもしっかり確認し、購入するようにしましょう!
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