かほく市宇ノ気保健福祉センター(ほのぼの健康館) 9時30~11時30分
参加者 10名+4名
本年度テーマ「食と環境を考える」
総会後研修会を開催しました
かほく市出前講座を利用
講演「地域で支える認知症」
訪問ヘルパー派遣、ディサービスの運営をしているなぎさケアサービス
認知症サポーター養成講座標準教材を使って
「痴呆」から「認知症」へ
痴呆という言葉は使ってはいけません
認知症は症状です!
認知症はいったん正常に発達した知能が低下した状態
外からはどんな状態かはわかりません
何らかの原因で脳の形が変化して、
以前のような生活を送ることが難しくなっていきます
長年積み上げてきた大切なものを失う不安を抱えていきています
心ない言葉をかけると自尊心を傷つけます。その傷はずっと残ります!
まずは、安心させます(低めの声でゆっくり、笑顔で言葉をかけます)
認知症は自分たちの問題でもあるのです
「生活のしずらさを抱えた人たちを地域で支える」という気持ちをもとう!
認知症の人への対応の心得〈3つの「ない」〉
1 驚かせない 2 急がせない 3 自尊心を傷つけない
若年性認知症の方の手記から学ぶ
認知症って何だろう。
認知症を知ろうと思いました。
わたしよりも少し先を歩く人の体験を知りました。
学術書のようなものも読んでみました。
歴史を知りました。
いつまでも、
自分は自分のままだということを知りました。
励まされた気もするけれど、まだ半信半疑です。
自分が生きて、それをわかるしかないのかと思います。
今までの生き方のせいで
認知症になったわけではないことを知りました。
今感じている、底のない穴へ落ちるような不安と
つかみどころのない不安定さが
認知症によるものだと知りました。
今までと同じようにはいかないけれど
今まで通り、自分の暮らしをつくることができる、
ということを知りました。
もし、あなたが、わたしと共に歩んでくれるなら
どうか、認知症を知ってほしい。
わたしという色に重なり合った認知症を知ってほしい。
そして、認知症という色が重なっていても、
わたしはわたしだと知っていてほしい。
認知症はあくまでもわたしの一部なのです。
認知症がわたしに、とって代わったわけではないのです。
人格ができあがった後にでるため、本人にとって非常にショックなことです。
それなのに、周りからはイライラされ、阻害されていくと
どんどん症状が悪化していくそうです。
石川県に1か所だけ、認知症疾患医療センター(高松病院 北村院長)があります。
心配なときは適切な処方をしてもらいましょう。
オレンジリングをいただいた後
かほく市の高齢者の現状を数字で学びました。
65歳以上は4人に1人、75歳以上は8人に1人
1人暮らしは 10軒に1軒
高齢者夫婦のみも 11軒に1軒・・・合わせると、 5.4軒に1軒が高齢者のみ世帯
要介護認定者は 75歳以上は5人に1人、85歳以上は2人に1人
介護認定者の2人に1人が在宅介護サービスを受けている
認知機能低下高齢者は
75歳以上は7.3人に1人
85歳以上は2.2人に1人
かほく市の平均寿命 男79・9歳、女 86.5歳
自分たちがおかれている、人ごとではない現状を思い知りました。
住み慣れた地域でできるだけ長く安心して暮らすには、地域の皆さんの支えが必要です!!
相談は「かほく市地域包括支援センター」へ!!
講座の終わりに、刷り上がったばかりの
「高齢車くらしのお助け便利帳」を分けていただきました
民生委員や、1人暮らし、高齢者のみの世帯などに配布する予定だそうです!
日ごろ生活の中で困っていることについて、かほく市内の社会資源の情報を中心に掲載されています。
掲載してもよいという許可をもらったところだけ記載したそうです。
大きな字で、とてもわかりやすい冊子でした。
ご近所で相談をうけた場合、この冊子を参考に助言できればと思いました!!
野々市市中央公民館 第3会議室 13:30~
参加者 20名
テーマ ○ゴミの発生抑制 ○災害に強くなろう ○市の行事にボランティア参加
来賓あいさつ 野々市市生涯学習課長 桝谷泰裕氏
石川県新生活運動協議会 事務局長 林 貴江氏
補佐メンバー 鶴岡奈緒氏
桝谷課長からは、学びは十分だが、アウトプットがまだまだ足りない。
「町の姑」になって、若い方や子どもたちに生活文化を伝えてほしいと提案があった。
役員改選で、進村会長が勇退され、虎井さんが新会長に!!
虎井会長は
「この年になってくると、断る理由を考えたらいくらでもある。しかし、私に何ができるのかを
考えていくと、新しいことににも挑戦できる気がしてきた。どうか皆さんお力を貸してください」とあいさつされた。
高齢者を狙った消費者トラブルが減らない中、
以下の講演を開催することに!
講演「おいしい話に ご用心~こうして防ごう 消費者トラブル~」
講師 石川県金融広報委員会 金融広報アドバイザー 伊藤麻子氏
伊藤さんからは、トラブルの現状をもとに
防ぐ方法を学んだ!!
消費者トラブルの現状は、契約についてのトラブルが増えている
契約とは、互いが合意をしたとき成立、いったん成立するとやめることができない厳しいもの! 契約書がなくても契約は成立する!
実際に最近多いトラブルは
○ワンクリック請求・・・相談ではお金を払ってしまった方が多い。払うと取り返すのが難しい
契約は成立していないので、無視をする。連絡をしないこと!
○架空請求・・・公的機関を名乗っている場合が多い。脅し文句も入っていることも。
無視をする。心配ならばセンターに相談すること!
クーリング・オフを書いてみよう!
○強引な訪問販売(布団)を例にとり、はがきを書いてみた!
契約所目を受け取った日から8日間いないに、書面で通知
はがきを両面コピーし、特定記録郵便にて送付!
クレジット契約があるときは、必ずクレジット会社にも同様にはがきで通知!!
○投資トラブル
未公開株のロールプレイング (参加者で)
騙される手口を学ぶ!!
「私は騙さない」をついてくる巧みな業者。
騙されると、経済的にも精神的にも大きな被害がある。
手口を知っていることが大事なので、多く発信していくこと!
学んだことを多くの人に発信してくださいと提言がありました。