平成26年9月25日(木) 13:00~16:00
TKPガーデンシティ名古屋新幹線口(井門名古屋ビル内) 大会議室4A
台風18号で名古屋地下が水浸しになる中無事行ってまいりました
中部地方(愛知県、三重県、岐阜県、富山県、石川県)
消費者委員5名、学識経験者 青山学院大学総合文化政策学部 教授 内山 隆
事業者委員(5県のLPガス協会 5名、中部地区LPガス連合会 1名)
行政機関(5県より6名)経済産業省(1名)、経済産業局(3名)
事務局(エルピーガス振興センター 4名)、オブザーバー(5名)
1.開会あいさつ 中部経済産業局資源エネルギー環境部電源開発調整官 岸 宗夫
2.基調説明 「LPガスをめぐる最近の状況」
経済産業者資源エネルギー庁 資源・燃料部石油流通課 企画官 濱田直春
3.懇談
(1)「LPガスの地域密着型産業としての地域貢献への期待」
事業者委員より各県の活動報告
(2)「地域を支える頼れるLPガスへの期待」
消費者委員より意見要望
(3)地方自治体より意見・相談事例紹介
4.総括 青山学院大学総合文化政策学部 教授 内山 隆
5.閉会
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新しいエネルギー基本計画が平成26年4月11日に閣議決定された。
LPガスはミドル電源として活用可能であり、緊急時にも貢献できる分散型の
クリーンなガス対のエネルギー源と位置付けられている。
・・・・
あらゆる面(安定供給、コスト、環境負荷、安全性)で優れたエネルギー源はなく
電源構成については、エネルギー源ごとの特性を踏まえ、現実的かつバランスの
とれた需給構造を構築する。そのためのベストミックスの目標をできる限り早く決定する
・・・・・そうだ。
その後、総合資源エネルギー調査会 資源・燃料分科会 石油・天然ガス小委員会で
話を重ね、7月に中間報告書がだされた。
○海外からのエネルギー資源供給の不確実性への対応
○災害時に備えたエネルギー需給体制の構築
○エネルギー供給を担う産業の事業基盤の再構築
・・・・公正かつ透明な市場の形成をおこない。消費者に選択してもらうようにする
ガスは電気のような公共料金ではなく、事業者で自由に決められてる
※家庭用ガス料金一覧表が経済産業局ホームページにおいて、公表されている
消費者は選ぶことができるのだ!!
ただ行きすぎた競争は、悪質業者をうむ
特定商取引法違反による摘発も出ている
今後、ますます消費者はガスのことを学び、選択していく必要がある。
いずれ、電気も選択性になるというのだが・・・・
内山先生より
・ 災害の頻度が多い(近年水害が多くなってきた)中、災害に強いLPガスの魅力を
伝え、備える必要がある
・ 食育、火育の活動は、子どもの頃から学ぶことで安全性にもつながっていく。継続と
より大きな動きにしていけばよい
・ 若い人たちへのコミュニケーションの取り方が問題になってくる。公共料金の概念が薄い
子どもたちが多い。媒体戦略としてSNSの活用が必須。
・ 選択できるということは、競争が起こる。消費者は学習し、乗り換えることがいいことか、
安定した供給をしてくれるのかどうかなど考えることが大切
・ 今まで築いてきた信頼関係(財産)を失わないよう、業界のさらなる努力を!!
他県の活動がわかり大変勉強になった
石川県でも、良い活動は取り入れてもらえるよう提言していきたい!!