石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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 電話・FAX 076-245-6581

第32回生命保険意見交換会

2012-07-20 14:15:36 | インポート

平成24年7月13日(金) KKRホテル金沢 10:00~13:00

年に1回、生命保険協会の方と消費者団体・行政が集まり意見交換会をしています。

参加者***

石川県消費生活支援センター、金沢市市民参画課(金沢市消費生活センター)

石川県婦人団体協議会、金沢市校下婦人会連絡協議会

石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会

石川県生活研究グループ協議会

生命保険協会***

 生命保険協会

 生命保険文化センター

 石川県生命保険協会

石川県生命保険協会 活動・業況報告

  石川県に43社あるうち、協会組織は19社・・・半分くらい加入している

  個人保険に比べ、個人年金保険は伸び悩み

  試験委員会  一般過程試験、専門課程試験、変額保険販売資格試験

           応用過程試験、生命保険大学過程試験、生命保険講座試験

     ・・・・より深い学習のために行っているんだ

  業務委員会  生命保険募集等の業務の適正な推進を図る

  CR委員会  愛の献血運動

           福祉募金活動 岩手県に車両、県内8団地へ

           福祉巡回車の寄贈 1台(岩手県野田村社会福祉法人「白寿会」)

           福祉介護士養成支援 金沢福祉専門学校、アリス学園の

                         介護福祉過程在校生に無償奨学金を支援

           ボランティアウォークへの参加と寄付(足なが育英会)

     ・・・・献血は冬に献血者が少ないため、1,2月に協力しているそうだ

 相談・苦情の説明

    苦情は42件 新契約関係が約3割をしめる

    相談は32件

 

最近の業界動向

  東日本大震災に対する業界の取組

     地震免責条項等の不適用・保険料払込猶予期間の延長

     簡易・迅速な保険金・給付金のお支払い

     お客様の安否確認確認

     災害地域生保契約照会制度 契約の有無に関する調査依頼を行う制度を協会本部

                        に設置  照会件数 3698件(6月29日現在)

     業界共通データベースの構築(亡くなられた方の情報を各社で共有)

     市町村役場への戸籍・住民票等の開示請求(保険金請求権者の早期特定)

     行方不明者への対応(法務省による戸籍法台86条3項に基づく死亡届の簡易取扱

     未成年者生保支援ネットワーク(震災孤児を支援)

 保険金等のお支払いの完遂・・・約1565億円(見込額 約1650億円)

 災害地域生保契約照会制度の継続・・・災害救助法が適用された地域において

 生命保険協会の「大地震対策要綱」を改訂

 ・・・・この活動をうけ、消費者支援功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰受賞

 一時払い終身保険の銀行窓口販売トラブル

   平成24年4月、国民生活センターより、注意喚起が発出

   ⇒預金誤認防止措置等による規制強化(書面で確認するなど)

    全国銀行協会との定期的な意見交換会の実施

    生命保険各社による行員への研修会実施

生命保険文化センター

  講師派遣・・・無料で講師派遣をします

   (公財)生命保険文化センター 学習会担当 電話 03-5220-8517

                          ホームページhttp://www.jili.or.jp/

意見交換会

  Q銀行の窓口にて、誕生祝いや就職祝いで誘い、保険に加入させられた

 A対策は4月からなので、今後有効性を確認していく。教育を継続する。

  「すぐにハンコを押さないで、よく考えてから」と指導している

 Q加入内容のお知らせ訪問が、新しい保険の勧誘になっているのでは

 Aトラブルは以前より減少しているが、指導を徹底していく

 Q担当者を変えることはできるのか

 A基本的に担当者は一人。担当者が辞めた場合地域担当が訪問し、担当を決める。

  個人情報保護法以来、個人の情報は担当者しか見れない状況。

 Q担当者の離職率はどうなっているのか

 A給与体系の変更により、離職率は低下し、契約継続率が上がっている。お客様との信頼関係アップに努めている

 Q訪問時に、税制の面での提案もしてもらえるといいのでは

・・・・より信頼関係を構築するために、消費者の声を業務に反映させるしくみがしっかりしてきた感じがある。変更した点がわかるような資料であった。

   トラブル防止のため、協会内での情報共有の徹底が望まれる

 

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白書に関する北陸ブロック説明会

2012-07-18 11:10:19 | インポート

平成23年度「森林・林業白書」「食料・農業・農村白書」「水産白書」に関する説明会

毎年北陸農政局が行っている。

消費者にも聴く機会が与えられているのだが・・・

今年は昨年より聞きやすかった(慣れてきたのだろうか)

白書の役割は、後世にわたり記録として残すこと。

特集は、やはり東日本大震災による被害と現状。

あとは毎年の変化がわかるように同じ項目でまとめられているそうだ。

以下、へぇ~と思ったことを書いてみる

「森林・林業白書」説明より

 平成23年を「森林・林業再生元年」として、政策の抜本的見直しが行われ

  4月に森林法を改正した。 2022年には木材自給率を50%に!

 仮設住宅の4分の1が木造に。阪神・淡路大震災では一つもなかったそうだ。

 結露や滴りミスが発生せず、断熱性に優れているそうだ!!

 緑の雇用事業により、新規就業者数は増加し4013人に。

 合板用素材に占める国産材の割合は、平成22年には65%に上昇

   これは、外材が不安定で輸入が難しいことや、技術の進歩により

   国産材(細かったり、曲がったりしているもの)を薄くカットすることができるようなったため

・・・・合板といえば外材と思っていたのだが、表示をみて確認してみよう!

「食料・農業・農村白書」説明より

 地震による被害 全体2兆4268億円のうち、農業の被害は9476億円

            これは、新潟県中越地震の約18倍、阪神・淡路の約27倍になるとか

 自給率の向上について、個別所得補償制度の導入により

 平成20年度比で、米粉用米の栽培が40倍、飼料用米が20倍に増加したそうだ!

 米粉パンに適した「ミズホチカラ」の開発

 食料消費の動向と食育の推進では、東電福島第一原発事故等の影響から、

 消費者の食に対する安全志向(食の安全に配慮したい)が急増

 平成23年3月に第2次食育推進基本計画を策定。

 目標値(平成27年度)と現状値がかけ離れているものは

  食品の安全性に関する基礎的な知識を持っている国民の割合の増加

    (現状値 37.4%  目標値 90%以上)

・・・もっと勉強する機会と、消費者の努力が必要だね

「水産白書」説明より

 個人的には、水産庁の方の説明は(昨年も思ったが)、面白い

 地震による被害 

      総額で1兆2637億円のうち、宮城・岩手・福島で全体の91%の甚大な被害

      復旧、復興に向けた対策にうち、喜ばれたものは

         漁業関係者の方に瓦礫を集めてもらい日当を出したこと

         作業と報酬がありがたかったという声が多かったそうな!

 自給率は2022年までに70%に(現在は60%)

   魚介類の摂取量の減少が続いており(この10年間で大きな変化)

   平成18年より肉類が魚介類を上回っている

   特に7~14歳、15~19歳、40~49歳の階層で魚介類が減少しているそうだ

    若手が集まり「魚の国のしあわせ」プロジェクトを開始

  世界の一人当たりの年間水産物消費量は、この50年間で倍増しているが・・・

   (先進国の健康志向や、途上国における食生活水準向上によるものだが)

  漁獲量は増えない状況

・・・・捕鯨についての質問で、捕鯨資源の持続的利用を目指しているが

   捕獲調査したクジラ肉があまり売れないそうだ!!

   日本国民は商業捕鯨再開についてどう考えているのだろうか?

男性がほとんどの会場。クーラーがガンガン効いているのに驚く。

 

 

 

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いしかわ米粉応援団研修会~~~現地見学会~~~

2012-07-17 16:09:05 | インポート

米粉を使った商品を作っているところを見学してきました

平成24年7月5日(木) 能登地区

   JAグリーンわかばの里(七尾市)、ファーマーズベーカリーはくい(羽咋市)

平成24年7月10日(火)加賀地区

   三共フーズ(白山市)、北陸製菓(金沢市)

米粉の製粉には湿式と乾式があるそうです。

P1000609三共フーズ(株)

 仕込みをして、すぐに成形後、焼いて商品に!

 学校給食用米粉パンを6種類作っている

   米粉を5割配合(県からの指定)し、砂糖は少なめ

   もちろん石川県産の米粉を使用!!

直売所が同じ敷地内にあり、米粉も販売しています。

P1000616北陸製菓(株)

 金沢 彩匠(さいしょう) 平成9年オープン

  工場見学や煎餅手焼き体験が楽しめます!

ビスケット・カンパン・クッキーの老舗メーカー

 2年前から米粉を使用した商品を販売

 「米粉を入れ、おいしくなりました」を北陸から発信したい。

クラッカー、ビスケット、カンパンに使用。自社で製粉(乾式)

米粉の入った牛タンせんべいを試食(残念ながら、仙台の土産物店で販売)

 

 

  

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自立した高齢者になるために~~~かほく市生活学校連絡会~~~

2012-07-09 14:20:25 | インポート

平成24年7月5日(木) かほく市生活学校連絡会で視察研修にでかけました。

住み慣れた地域でいつまでも元気に***

 地域包括支援センターが中核となって、高齢者の暮らしを地域ぐるみで支えます

出発前にケアマネージャーから、視察施設の説明を受ける

視察① なぎさケアサービスP1000597


 石川県指定居宅介護支援事業、訪問介護事業、障害者自立支援法

 代表の東さんがこの仕事について6~7年。

 「住み慣れた家でいきいきと過ごすことができるように」と在宅介護にこだわる

      訪問介護のヘルパーさんの苦労、利用者、家族とのトラブル

      自立支援という言葉がきちんと伝わっていないから・・・

       ※自立支援とは何ぞや。いいヘルパーはどのようなものか。

         話し合いをしながら、利用者本位のサービスを提供しているとのこと

         お金を払っているから当然!これぐらいいいのではとの家族の甘え!

  私たちはもっと、介護保険の本質を学習しないと、利用者もサービス提供者も不幸だ!!

視察② グループホーム学園台(認知症対応型共同生活介護)

      住み慣れた地域で受けるサービス。

      利用者はかほく市民に限定され、かほく市が事業者の指定監督を行う。

      県立看護大学の近くにあるこの施設は住宅地の中にある。

      認知症になってもすべての能力が失われるわけではない。

      できることをみんなでする。畑や洗濯干し、水やりなどを入居者で担当している

        とてもきれいな畑。雑草ひとつない。できた野菜は自分たちの食材になる。

        職員が日々試行錯誤しながら支えている。

視察③「サテライト芙蓉」(地域密着型介護老人福祉施設)

P1000601_3
自宅の雰囲気を出すため、表札は住所みたいだ。「潮見 3番地 ****」

同じ地域の方が入居するため、話がはずむ。また、家族から近いこともメリット。

視察④ 「スプリングライフ金沢」 (介護付き有料老人ホーム)

     4年前にリニューアルし、ホテルのようだ。

     一般棟 88室100名、介護棟 58室  利用者のうち6割が石川県内者

     ①温泉付き 源泉かけ流し

     ②食事 予約なしの選択制  レストランに行って注文しているみたいだ

     ③看護師が常設

     各部屋に風呂、洗濯機置き場、台所がある

     カラオケができる視聴覚室、娯楽室、陶芸等の工芸室、運動ができる部屋

     クラブ活動がさかん。入所者の交流の場になっている。

     一つの町がそこにある。すべてのことがそろっている。もちろん外出もOK

     一緒に買い物にでかけるサービスも行っているそうだ。

     契約する前に体験入居をしてもらっているそうだ。終の棲家の選択の一つにどうか!

 

 

 

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成年後見制度を知る~~~金沢生活学校~~~

2012-07-06 15:26:26 | インポート

平成24年6月28日(木) 13:30~15:30

石川県女性センター 5階 各女連の部屋

講師 石川県金融広報委員会アドバイザー 司法書士 皆川容徳(みながわ やすのり)氏

P1000592成年後見制度・・・

 判断能力の衰えた人の権利や財産を守るために、親族や第三者を、本人を支援する人として選ぶ仕組み

あくまでも「本人保護のための制度」です。本人以外のものの利益を図ることは許されません。

申したてをできる人は

 本人、配偶者、4親等内の親族、後見人等、検察官、市町村長

 申立て後、調査官による調査や精神鑑定が行われます

制度利用にかかる費用

 申立費用・・・収入印紙 800円、登記印紙 4000円

 申立書作成費用・・・専門家に依頼した場合 数万円

 鑑定費用・・・5万~10万円

 後見人(保佐人、補助人)の報酬・・・家庭裁判所が決定

申立を行ってから、正式に決定されるまで、約1カ月から6カ月くらいかかります

本人の居住用不動産を処分する場合には、別途裁判所の許可が必要

後見人等は家庭裁判所の監督を受ける立場にあり、不適当な事務を行った場合等には解任されることもある

後見制度は、一度利用した場合、原則として本人が死亡する。あるいは、能力を回復するまで継続します

親族が後見人等になることの適否が問題となる場合がある

 ※本人の財産が多額であったり、親族間で争いがおこる可能性がある場合には、第3者が後見人等に選任されたり、後見等監督人(第3者)が選任されることがある。

本人の判断能力の衰えの程度により

  補助人、保佐人、後見人となり、本人の判断能力を判定する必要があります。

後見人等の職務

 身上監護事務・・・本人の生活学校、療養看護に関する事務

             住居や施設に関する契約の締結、医療契約、介護契約の締結

               (実際の介護行為は含まれない)

 財産管理事務・・・本にの財産管理に関する事務

             預貯金の管理・払い出し、不動産の処分、遺産分割

             年金に関する手続き、役所への届け出など

判断能力が衰えないように、皆川さんが実践していることを教えていただきました。

 めんどくさい、わからない、イライラするような事を、率先してやる。

 歩くこと(歩くことでニューロンが増えるそうです)

 食事・・・お腹がすくまで食べない(お腹がすけば、おのずと体に必要なものがわかってくる)

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