石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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伝えよう、和食文化を!~~~冊子「伝えたい 和の豆料理」より

2018-02-27 14:55:55 | 日記
北陸農政局より冊子「お家で和菓子」「伝えたい 和の豆料理」が届きました。

テレビをみていると「おはぎ」と「ぼたもち」の差は?という問題が出されていました。
出演者のうち、一人だけが正解だったのですが
身近な食べ物でも知らないことがいっぱい!

豆料理について紹介します!

日本では、豆のおいしさと滋養を行事に、健康に、日々の暮らしに活かしてきました

〇豆のお料理は、季節の行事や人生の節目を支えてきました
 お彼岸の「ぼたもち」や「おはぎ」、おめでたい席での「お赤飯」など
 菜食中心だった昔から、貴重なタンパク源。

〇豆は健康づくりに欠かせない、ヘルシーな食品
 豆類は、良質のタンパク質を豊富に含み、現代人に不足しがちなビタミンB群や食物繊維、
 ミネラルやポリフェノールも効率よくとることができるヘルシー食品

※四季折々の豆料理を楽しんで、家族の健康づくりにお役立てください!

作り続けたい日本の豆料理
①赤飯(炊きおこわ)「あずき」
   赤色には災いを避ける力があるとされ、誕生日や入学・卒業式、節句などのお祝いやお祭りに欠かせない行事食

②かんたん赤飯 甘納豆赤飯 「金時豆」
   北海道や青森県、山梨県の一部などで伝えられてきた「甘納豆赤飯」
   もち米とうるち米を半々くらいに合わせ、甘納豆を混ぜてつくる手軽なお赤飯!
   家庭の味の工夫から生まれたといわれ、そのやさしい甘さは、子どもから大人まで、広く愛されています

③あずき粥 「あずき」
   1月15日は小正月。女正月ともいわれ、暮れからお正月と忙しく働いた女性をねぎらい、
   家族の健康と金井安全を願って食べる「あずき粥」
   その歴史は古く”土佐日記”や”枕草子”にも記されています
   あずきとおもちの入った体にやさしい滋養豊かなお粥です

④豆ごはん 「青えんどう」
   豆とごはんの組み合わせは、おいしさはもちろんのこと、栄養価にもすぐれ日本人の健康を支え続けてきました
   白いごはんと黄みどり色の豆が食卓に彩を添えます

⑤甘煮   「虎豆」
   豆をゆっくりコトコトと含め煮する「甘煮」
   お茶請けとして愛され、なかでも虎豆の甘煮は豆がやわらかで煮得やすく、煮豆の王様ともいわれるほどの上品なおいしさ

⑥含め煮  「紫花豆」
   大きな花をたくさん咲かせることから名付けられた「花豆(ベニバナインゲン)」
   極大粒の紫花豆に、甘味をじっくりしみこませた「含めに」
   お茶請けや、食事の箸休めに!

⑦いとこ煮 「あずき」
   豆と野菜を組み合わせた滋養豊かな「いとこ煮」
   名前の由来には、煮えにくいものから追々(おいおい=甥甥)、めいめい(姪姪)鍋にいれるからという説や
   親戚のような野菜をに合わせるからなど、諸説あります
   あずきとかぼちゃが仲良く、ほっこりしたおいしさです

⑧五目豆  「大豆」
   豆と根菜、海藻などの身近な材料をに合わせてつくる「五目豆」
   栄養的にも優れた伝統的な豆料理です。常備菜としても最適!

⑨おこと汁 「あずき」
   暦のうえで、12月8日と2月8日は年神様をお迎えしたり、それを納める準備を始める「事八日(ことようか)」
   この日に、無病息災を祈って食べるお味噌汁が「おこと汁」
   あすきと根菜をたぷり入れたおこと汁は、寒い季節に身も心も温めてくれる一椀です

⑩豆きんとん「大福豆」
   豆の甘煮に餡をからめた上品な甘さと味わいの「豆きんとん」
   きんとんは、金の塊を意味する「金団」とも書き、商売繁盛、金運・財運を願う縁起もののお料理
   お正月のおせち料理の定番にもなっています

⑪みつ豆  「赤えんどう」
   ゆでた赤えんどうに、寒天、ぎゅうひ、フルーツなどを盛り合わせて黒蜜をかけて味わう「みつ豆」
   江戸時代から続く和風甘味の定番です
   あずき餡をのせたり、アイスクリームをのせたり、お好みにあわせて楽しめます

⑫ぼたもき 「あずき」
   お彼岸に欠かせないもののひとつが「ぼたもち」
   春はボタンの花に見立てて「ぼたもち」、秋は萩の花に見立てて「おはぎ」という説があります。
   ”棚からぼたもち”ということわざにあるように、昔からうれしいごちそうの代表ともなっています


 10月13日は「豆の日」
 豆についての情報や豆料理がいっぱい! 公益財団法人 日本豆類協会 http://www.mame.or.jp (検索)
 
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和食文化を伝えるためのレシピ本です。
全部カラーでとてもおいしそうです。

コトコト煮込む時間がない方は、圧力鍋などを利用してもいいかも!
タンパク質、ミネラル、ビタミンB群、食物繊維、ポリフェノールと健康によさそう!

米粉料理や新採食などでお世話になっている栄養士の橋本さんは、大豆のよさと料理も教えてくださいます!
乾物で保存がきくお豆さんの料理を子どもたちに伝えていきたいものです。

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「おしゃれ茶会」開催しました!~~~美川生活学校

2018-02-26 13:54:37 | 日記
平成30年2月21日(水)緑寿荘
参加者 32名 メンバー11名、社会福祉協議会 1名

おしゃれ茶会メニュー



手作りの昼食は

 今回は家に余っている「そうめん」をもちより「あたたかいそうめん」をメインに!
 副菜は、白山市内の食品工場からでる「食品ロス」をいただき利用しました。

 弁当のできあがり!


歌やゲームで脳の活性化
 体操
 言葉遊びゲーム(体の部分をつかったことわざを探す)


食品ロス削減家計簿手帳の協力をお願いする
 今日の昼食をきっかけに・・・


シメは高齢のじゃんけんゲーム

「楽しい」「来年もやって」との声。
参加型のサロンを目指し今後も開催していきたい。


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美川生活学校の「食品ロス削減運動 フード・ドライブ」の紹介です。
白山市にある食品工場からでる「食品ロス」の情報を聞き、お話をして分けてもらったそうだ。
「おしゃれ茶会」のお弁当に利用し、美味しくいただいた!

すこし「おしゃれ」して会いに来てくださいとのことで名付けられた「おしゃれ茶会」
出かける・歌う・体操する・ゲームで競う・一緒に食す・・・・と
開催当初より参加型で元気がでるような企画を考えてきたそうです。

最近では、DVDを視聴した「特殊詐欺防止」のお話や
「食品ロス削減」なども上手に組み入れています。
これも立派な「見守り活動」ですね!

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住んでいる町を知ろう!~~~美川生活学校

2018-02-26 13:44:30 | 日記
美川生活学校の12月定例会では、
「白山かるた」を使って地元を理解する取組みを行った。
かるたを利用したので、楽しみながら知ることができた。
知らない場所や歴史など驚くことがいっぱいあった。



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生活学校では、毎月顔を合わせることができるよう定例会をしているところが多い。
「白山かるた」の活用方法を考えるにあたり、定例会で楽しんでみた。
意外にしらないことも多いことに驚いたそうだ。

定例会でのおしゃべりは、大切な活動の一部です。
生活学校は対話の中から課題が見えてくるのです。

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平成29年度会員研修会開催される!~石川県各種女性団体連絡協議会

2018-02-23 15:43:25 | 日記
平成30年2月23日(金)10:30~14:00
石川県女性センター 2階大会議室
参加者 約70名

開会 石川県各種女性団体連絡協議会 会長 常光利恵さん


1部 楽しく交流タイム    南出洋子さん


   音楽の時間 みんなで声を合わせて!
         「津軽海峡冬景色」「川の流れのように」「ふるさと」「石川県民の歌」

   国語の時間 頭の中から言葉を探そう!
         言葉探しゲーム
           〇〇人という言葉は?  例:本人、他人、商人・・・
           〇〇ば 下に「ば」の付く漢字を探す   例:落馬、若葉、千羽、相場など
           〇〇じ 下に「じ」の付く漢字を探す   例:平時、参事、送辞、支持、掃除など
           「平」の漢字を含む熟語は        例:平安、平均、平成、平常、平素・・・平和

   さて、本日のお題は  〇〇ちん 言葉は?
      
       まず、1人が考えて
          グループごとに順番に発表していく
          今回は、36個でた!!

2部 講演「防災は「自助」と「近助」で、「予防」と「減災」が命!」
   講師 松井喜憲(まつい よしのり)氏



〇まずは、自分の住む町内が危ないのかどうかを知ること・・・ハザードマップで被害が想定できる

〇町内のハザードマップや見守りマップを作り、情報を共有する
  マップを作る過程が大事! 情報を共有できる
  普段から、世支援者や心の病気の人、外国人などについて気にかけていることが大切

〇今、危ないのかの情報はテレビが一番!
  自主避難を促す体制を

〇日本では災害で餓死しないが
  道路に水がついたら外にでず、2階にあがる
  地震時は、遠くの避難所より、近くの広場に(いっとき避難)
  津波は、高台で安全確認を行う(警報がでたら)

  水は余分に買い置きしながら使っていく習慣を!

〇情報伝達は、インターネット・SNSで!  携帯・スマートフォンの充電出来る用意を!

〇災害時に何が大切か
  けが人を出さないこと・・・15分で安否確認⇒不明者捜索→避難という順番で
  家具の固定、玄関ガラス悲惨防止、建物耐震補強
  自分の家の前に出れるようにしておく!!

〇誰が助けるのか
  その時その場にいる人しか助けられない!
  みんなが全部の事を少しずつできるように
  あなたが助けてもらう人で、あなたが助けてあげる人


〇防災意識を高め予防するために
  町内会の組織そのものが大切。普段から活動を活性化し、見守りがあるところがよい。
  町内で行っている行事に、避難訓練を取り入れる
  
  長い訓練ではなく、30分で終了する形でみんな出てもらう工夫を・・・班単位で安否確認する訓練を!


ランチタイム のみちゃん弁当を食べながら交流

3部 グループミーティング 菅村美知子さん
   7グループに分け、今年度の事業について話し合う。

   グループ発表

閉会 前 雅子さん

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各女連のメンバーも高齢者が多い。
みんなで声を合わせて!は素敵なことだが、知らない曲は歌えない。
全員が歌える歌の選曲が必要だった。

言葉のゲームはとても楽しくて、頭の体操になると実感した。
普段から言葉をインプットしていないと、アウトプットできないそうだ。
下に「じ」のつく言葉は男性グループに。
下に「ば」のつく言葉は女性グループにし、競争させるのも楽しいそうだ。

防災には平時が大切だという。
日頃からの付き合いをどうしていくのかをみんなで考えることが必要!

石川県生活学校連絡会が目指している
「地域で安心して暮らすため」に大切なことを学んだ研修会だった。

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平成29年度高齢消費者防止見守りセミナー 能登地区開催される!

2018-02-22 15:04:57 | 日記
平成30年2月21日(水)13:30~15:30
七尾サンライフプラザ 文化ホール 第12会議室
参加者 消費生活相談窓口担当者、地域包括支援センター、七尾生活学校他

開会

「見守りネットワーク(消費者安全確保地域協議会)のつくり方&運営マニュアル」解説
解説:石川県生活環境部生活安全課消費生活グループ 専門員 浅沼友美さん


※石川県では5市町で設置済(加賀市、小松市、能美市、宝達志水町、能登町)


講演「消費者被害から高齢者をどのように守るか~法定協議会の設置と見守りネットワークの構築~」
講師:日本弁護士連合会消費者問題対策委員会 幹事・弁護士 川本真聖(かわもと なおまさ)氏


なぜ、見守りネットワークが必要なのかを実感してもらい、イメージを持って帰ってほしい!

なぜ、見守りが必要か
被害の現状から

 高齢者の被害は多い(若干減少傾向ではあるが)
 不招請勧誘(訪問販売。、電話勧誘販売など)による被害が多い
  ※認知症高齢者では、さらに顕著
 1件当たりの被害額が他世代に比べて大きい
 被害申告がされないことが多い
  ※認知症高齢者では、本人以外からの相談がなされることが多い

被害が多発する原因
 不安(健康・孤独・金銭)を抱える・・・不安につけこまれる
 社会的な接触が少ない・・・自宅にいるところを狙われる
 判断能力の低下・・・判断能力があっても、手口を知っていても被害にあうことがある 
 お金をもっている
 狙われている

被害がもたらすもの
 被害回復は簡単ではない
 生活の質に直接影響が出る
 被害は心をも蝕む・・・電話を恐れる、ふさぎこむ、自殺に至るケースも



見守り活動の必要性
 高齢者被害の特徴から
  被害にあうと回復が困難→事前予防が必要
  被害申告がされにくい→周囲の助力が必要、早期発見が必要

 予防方法の観点から
  消費生活センターだけで対処することは不可能
  高齢者の耳には普段から接触する人の言葉が届きやすい
  知識として知っていても、騙されることがある

 高齢福祉政策の観点から
  高齢社会対策基本法 高齢者が安心して暮らすことが出来る社会にするために  消費者トラブル防止は必要
  高齢者虐待防止法  高齢者の被害について、相談に応じ若しくは消費生活に関する業務を担当する部局曽於多の関係機関を紹介し・・・
  介護保険法     被保険者の権利擁護のための必要な援助を行う事業
  地域包括ケアシステム 地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要

 地域づくりの観点から
  自分の暮らす被害を予防する体制を作ることは、将来自分が高齢化した時に被害に遭わないことにつながる


見守り活動
 高齢者の周囲にいる人々が、高齢者に被害や手口を伝え、高齢者の生活に異変がないか気にかけ
 問題があれば適切な部署につなぐこと


消費者安全確保地域協議会制度の創設
 見守り活動や見守りネットワーク構築の取り組みは、任意のものだった
 高齢者福祉部門と連携が不可欠ではあるが、部門間の遠慮や理解不足などからとr組が進まない自治体が少なくなかった

 そのため、 平成28年4月から、消費者安全法の改正で、
 見守り活動を行うこと等を目的とする「消費者安全確保地域協議会」が法律上設置できる
 人口5万人以上の全市町で設置されることを目指す(現在は1割程度)


イメージしやすいように、いくつもの事例の紹介
見守り活動における様々な工夫の紹介

法定協議会が必要なのは、行政担当者が変わっても継続するしくみを創るため

閉会

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大阪弁護士会の川本先生はとても熱心な方だった。
活動の参考になるであろう資料を数多く用意され、説明もきちんとしたいという気持ちが伝わり
時間を超過したものの帰る方がいなかった。

相談窓口担当に比べ、福祉部門の方の参加が少なく
相互理解をしてもらうチャンスだったのに残念!

石川県生活学校が市町消費生活窓口調査を行って5年目になるが
見守りネットワークの設置に向けても調査している。
高齢者の見守りネットワークはすでにある市町が多く
そこと連携しているものの、きちんとした形で情報を共有する場をもってはいない。

法律が整備され、設置の推進のため「マニュアル」が作成された。
セミナーを加賀、金沢、能登で開催するなど
県大会のまとめで訴えてきたことが活かされていると感じる。
石川県では、5市町と他の県よりも多いそうだ。

誰でも高齢者になるもの。高齢になっても安心して暮らせる地域になるためにも
全市町で消費者安全確保地域協議会が設置されることを望む。

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