子どものインターネットトラブルを防ぎましょう！

石川県消費生活支援センター発行
暮らしの情報　マイライフいしかわNo．256　2021夏号より

子どものインターネットトラブルを防ぎましょう！

「子どもがクレジットカードを無断で使用し、高額な課金をしてしまった」など、
20歳未満のインターネットに関する相談が多数よせられています。

新型コロナウィルスの影響で家で過ごす時間が増える中、
インターネットに関連した子どもの消費者トラブルを防ぐためのポイントを確認します。

①インターネット利用にあたってのルールを話し合いましょう！
　　子どもが保護者に内緒でインターネットを利用しトラブルになるケースがみられます。
　　日頃から家族で利用にあたってのルールを話し合っておきましょう。

②利用状況を把握し、クレジットカード等はしっかり管理しましょう！
　　子どもによる保護者の意図しないインターネット利用を防ぐには、
　　ペアレンタルコントロールやフィルタリング機能の活用が有効です。
　　端末へのクレジットカード情報の登録状況やキャリア決済の設定状況などを
　　確認するとともに、暗証番号の管理を徹底しましょう！

③料金や契約内容・解約条件等を確認しましょう！
　　子どもが無料・低額と思って注文したところ、実際は有料・高額であったなどの
　　トラブルがみられます。
　　子どもがサービスを利用したり商品を注文する際は、不審な点がないか、
　　料金や契約内容・解約条件等はどうなっているか等を保護者も一緒に確認しましょう。


④消費生活センター等に相談しましょう！
　　子どもがトラブルにあった場合は、ひとりで解決しようとせず家族に相談するよう事前に伝えておきましょう。
　　不安に思った場合やトラブルになった場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう！


子どものインターネット利用には、消費者トラブル以外にも、
ネット依存、ゲーム障害、有害サイトの閲覧、SNSトラブル、個人情報の流出など様々な危険が潜んでいます。
インターネットを安全に利用するために、
以下などを参考に正しい知識を身につけるとともに、利用のルールを家族で話し合ってみましょう！

参考　以下の文字で検索
　ネットの危険からお子様を守るために今、保護者ができること（内閣府）
　親子のホッとネット大作戦（石川県）


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中学校への出前講座に行った際、校長先生から
インターネットのトラブルで困っていることについて実態を伺ったことがあります。
私たち大人が思う以上に、子どものネット利用が進んでおり、
「インターネットに潜む危険性」について
子どもだけじゃなく、大人も学ぶ必要があります。

学校ではすでに保護者への啓発や企業からの出前講座を利用し
インターネットのトラブルについて学ぶ機会を設けているようですが、
子どものインターネットトラブルが増えている中、
もっと真剣に取り組む必要があるのかもしれません。

私は苦手だから、言っても聞かないからとあきらめていませんか？！
あきらめたらそこで終わりですよ。
どんな危険性があり、どうしたらよいのか。
一緒に考え、子どもたちが安全に、賢く活用できる大人になるよう支援しましょう！

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