石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

〒921-8105
 石川県金沢市平和町1丁目3番1号 石川県平和町庁舎内
 電話・FAX 076-245-6581

平成29年度事業終了しました!

2018-03-30 17:38:21 | 日記
平成30年3月30日(金)
石川県生活学校連絡会 中谷会長と一緒に
石川県新生活運動協議会 委員さんのところへ
「暮らしの輪」113号を持って挨拶に伺いました。

金沢市内では、桜の開花宣言もされ、桜が咲き始めていました。

おかげさまで、今年度は210回更新することができました。
1年間、ブログを読んでいただいた方ありがとうございました。

4月2日(月)からは平成30年度事業が始まります。
またお付き合いください。
よろしくお願いいたします。

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第48回石川県消費者大会開催される!

2018-03-29 10:05:08 | 日記
平成30年3月28日(水)13:30~15:30
石川県地場産業振興センター 本館3階 第5研修室


開会 司会 実行委員会 宮本一二
   主催者刺殺    第48回石川県消費者大会 実行委員長 中川 博

   来賓挨拶     石川県生活環境部生活安全課 課長 道原正浩氏

   メッセージ披露  金沢市市民局人権女性政策推進課 課長 中坂暢江氏

   メッセージ    富山県消費者団体連絡会

講演「こどもの貧困~地域連携でできること」
講師 幸重忠孝 氏(幸重社会福祉事務所 代表、こどもソーシャルワーカーセンター 理事長)



他の国の話ではないか?といわれるが・・・
 絶対的貧困 生きていくのにたりないもの(命の危険がある)
 相対的貧困 経済的に困難な状態
 
  日本はこどもの相対的貧困が7人に1人

1)命の危険がある子 5万人 児童養護施設(福祉で守る)

2)生活保護家庭の子 20~30万人   生活保護は保護者に入るため、こどもに使われないケースもある

3)なんらかの原因(一人親家庭、介護、病気など)低所得な家庭の子 300万人
   見た目ではわからない
   気づいてもらえない

  ネグレクト(児童虐待)は、施設対象ではなく、生活保護対象者でもない
               ただ、子どもだけでは病院へは行けない
                  奨学金を借りている人が多い

  中高生の死亡原因 第1位は自殺

3)の子どもたちを地域連携で守っていく

学校では難しいこと ①放課後ケアはできない  ②休みの日や夜の対応はできない

事例
①に対応して  トワイライトステイ 午後5時から9時まで 子どもの居場所
         小人数を対象に、一緒に食べる、銭湯に行く、送迎をする、話を聞く・・・つながりをつくる
         デイサービスの場所を借りる

②の対応して  子どもの居場所づくり  こども食堂、寺子屋
         空き家、空き店舗、町屋を利用

         ※滋賀県では87か所あるが、300か所にしたい(小中学校の数)近くにあることが大切!

貧困になると、孤立しがち・・・ここを地域でできないか!
大人は、貧困について知識を持つ(学習する)機会が必要!


かずきくん(16歳)の作文より
  親から暴力を受けるのは自分が悪いからだ、そう思うと痛みもなくなった
  トーフ屋のおじさんが子どもたちに「おかえり」の声をかけている
  自分にもあいさつされた。名前でよんでくれた(はじめてだ)
  体のアザにそっと触れ、「痛い?」って聞かれた(はじめて関心をもたれた)
  かずきくんは「悪くない」と一言。何も聞かない
  この日から、殴られると「痛み」を感じるようになった
  とうとう家を飛び出し、行った先は・・・・トーフ屋のおじさんのところ→大事にしてくれた人に相談するようになる

2つの批判 ①親が手をぬくのでは  ②子どもを救えるのか(数回で)
つながりをつくり、大事にしてくれる大人を増やすことで、「つなぐ」ことができるのでは!


報告①「県内のこども食堂の現況」
    報告者  かなざわっ子nikoniko倶楽部 喜成 清恵氏


    広がりつつあるこども食堂だが、まだまだ少ない
    「こども食堂」を一度、訪れてみてください!


報告②「いしかわフードバンク・ネット(仮称)準備会の進捗」
    報告者  金沢エコライフくらぶ 代表 青海万里子氏

    金沢市協働のまちづくりチャレンジ事業に応募し
    「もったいないをありがとうに!フードバンク・ネットワーク構築事業」受託

    協議会の立ち上げ、シンポジウムの開催、フードバンクの視察、食品ロスアンケートの実施、レシピ考案、
    食材レスキューエコクッキング教室開催、フード・ドライブの実施(5回)


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1968年に第1回が開催され続いているという消費者大会だが、
近年声がかかるようになり生活学校メンバーも参加している。
毎年のテーマは生活学校の課題とも重なり、勉強になることが多い。

今回はこどもの貧困。
生活学校・生活会議運動全国大会ではすでに平成27年に分科会のテーマとして上がっている。
「困った子、知ってる子」の困りごとから子どもの貧困を考える~居場所でおせっかいの連鎖を生み出す
というテーマでNPO法人豊島子どもwakuwakuネットワーク理事長 栗林知絵子さんから話を聞いた。
そのときの衝撃は今も忘れない。日本もひどい状況なっているんだ!

栗林さんは「こども食堂」を全国に拡散した立役者と喜成さんは話された。
全国生活学校連絡協議会が食品ロス削減運動で「フード・ドライブ」を行っていくきっかけにもなっている。
栗林さんの影響力はすごい!

今回の講演は聞いていて胸が痛くなることが多かったが、
子どもの貧困について、現実としてしっかり受け止め自分ができる応援をしていくしかないのだ!

幸重さんが、学習が知識が必要だと!消費者教育のテーマとして学ぶ場を提供するのも
生活学校ができることではないか!

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食について「フード・ドライブ」と「ちまき作り」~~~小松生活学校

2018-03-28 10:12:57 | 日記
小松生活学校より活動報告が届きましたので、紹介します!

平成30年2月20日(火)
「フード・ドライブ」を実施しました。
会員がそれぞれ自分の周辺の方に、パンフレットをもって訪問し
余っている食品をいただいて、定例会に持ち寄りました。

かねてより、受け取りを希望されていた民生委員の方に
3月1日に渡しました。
大変喜んでいただいたとの報告があり、私たちも実施した甲斐がありました。

集まった食品



平成30年3月11日(日)
こまつ曳山交流館「みよっさ」で行われてた
「季節を楽しもう」という企画で
小松生活学校の「ちまき作り体験」を実施しました。

参加者の中にはアメリカからのホームステイの女性2人も参加してくれました。
とても上手に巻いていて、スマートなちまきが出来上がりました。

「いつも買っていたちまきで端午の節句をお祝いしていたので
一度自分で作りたかった」という方も一生懸命でした。

小さい子どもさんの参加もあったので、簡単な巻き方で作ってもらいました。








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「フード・ドライブ」とにかく一回やってみようと実施していただいたんですね。
手渡す方を探したり、「フード・ドライブ」の説明をしたりと
大変だったことと思いますが、喜んでいただけて本当に良かったです。
たくさん集まらなくても、こうして橋渡しできればと思います。

小松生活学校の「ちまき作り」児童館の子どもたち対象で始まり
ずいぶんと回数を重ねてきました。
こうして他のところから声がかかり嬉しいですね!

季節感たっぷりの「ちまき」を体験しながら
食の大切さを感じてもらえればと思います。
今回は外国の方との交流もできたとのこと。
地域活性化、交流人口を増やすために、地域の伝統食を体験する企画は良いですね!

いつもながら、思わず笑みがこばれる写真ありがとうございます。

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気づいてる?未来を創る消費の力~~~消費生活ガイドより

2018-03-26 12:16:29 | 日記
石川県消費生活支援センターが発行している「消費生活ガイド~かしこい消費者を目指して~」
平成30年1月に第2版が出来ました。

石川県消費生活支援センターでは
出前講座「かしこい消費者塾」を、企業や高等教育機関で行っています。
講師派遣料は無料です。申込みは石川県消費生活支援センター 学習支援課へ
  電話 076-267-6157
  FAX 076-267-6109

消費生活ガイドより「消費者市民社会」についてお知らせします!

めざそう!消費者市民社会
 「気づいてる?未来を創る消費の力」※標語は応募作品の中から決定しました

 私たちは、毎日いろいろな商品やサービスを買う「消費者」です。
 GDP(国内総生産)の約6割を個人消費支出が占めていることからも明らか内ように
 私たち消費者の行動が、経済だけでなく、社会、環境に大きな影響を与えます。



こんなとき、どうする?
 
 買い物をするとしたら
   「地産地消」のものを選ぶ→地域経済が活性化する
                消費者の地域を応援する気持ちが高まる
                食料自給率の改善につながる など

   「フェアトレード商品」を選ぶ→開発途上国の生産者の生活改善と自立につながる
                  よし商品を適正な価格で買うことができる など

 〇商品を選択することは、事業者に対して「お金を投票」していることと同じです。
  何を選ぶかによって、経済だけでなく、社会や環境にも大きな影響を与えます


 製品やサービス事故にあったら
   消費生活センターやお客様相談室に相談する→欠陥が調査、改善される
                        より安全で安心な製品やサービスが提供される
                        健全な事業者が育つ

   相談しないであきらめる→ 欠陥のある商品やサービスが売られ続ける
               同じような被害に遭う人が増える
               悪質な事業者が販売を続ける

 〇消費生活センター等に相談することは、個人の問題解決のためだけでなく、次の被害者を減らすことにつながります


できることからはじめてみよう
  消費者市民としての行動で社会を変える

 〇商品やサービスを選ぶ前に、本当に必要かどうか考える
 〇商品やサービスを選ぶ時に、品質や成分、環境に配慮しているかどうか、長く使えるかどうか、労働者の人権を考える
 〇自分でマイバッグを用意し、無駄な包装を断る
 〇できるだけ省エネ・リサイクル商品を購入する
 〇できるだけ地元で作られたものを選んで買う
 〇商品を使い終わったら、捨てるときに収集のルールに従って分別する
 〇賞品やサービスに対して、店やメーカーに意見や要望を言う


このような取り組みを通して
 ●健全な事業者が育ち、良質で安全な商品・サービスが増える
 ●消費者の積極的な行動によって安全・安心に暮らすことができる
 ●消費者市民社会の実現


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いかがですか。商品やサービスを選ぶときに、ちょっと考え注意する。
買うことは企業への投票ですから、よいと思う企業を応援していることにもなります。

私たちは、選択の基準や考え方について学ぶことが必要です。
商品・サービスに対して、意見要望を言うことも大切です。
そんな活動を生活学校運動はしています。

仲間づくりはもちろんですが、一緒に学び、声をあげて
よい商品・サービスを供給してもらえるような企業を育てましょう!

お住まいの市町に無い場合は、ぜひ仲間と一緒に初めてみませんか。
活動に対する支援をしていますので、相談がありましたら
石川県新生活運動協議会 076-245-6581(電話、ファックス同じ)までご連絡ください。

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特殊詐欺から財産を守る!志賀町へ出前講座に行ってきました!

2018-03-26 12:00:30 | 日記
平成30年3月23日(金)10:00~11:00
場所  志賀町農産物加工センター
参加者 志賀町婦人加工連絡会 23名



草の根消費生活教室の講師として志賀町へ出前講座に行ってきました!
講師は2名、事務局補助員 1名、志賀町消費生活相談窓口担当 1名で行いました。

メニューは
1.後出しじゃんけん
  契約クイズ・・・買い物時「契約成立はいつ?」 契約=意思の合致

2.特殊詐欺についての説明
  石川県の状況

3.振り込恵詐欺被害防止〇×クイズ
  優勝者にはプレゼント

  被害者の声を聞いてみよう!
   知っていても騙される

  石川県版「騙されない!特殊詐欺対策」DVD紹介

4.防止するために
  一緒に声をだして練習しましょう

5.替え歌
   〇詐欺がきた   〇お断りソング

6.終わりに
   お金の話がでたら要注意! 相談は「188」へ
   3つのお願い 「伝える」「気づく」「つなぐ」見守りへの協力お願い


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「特殊詐欺から財産を守る!」の出前講座は2度目です。
前回のクイズはグループに分かれて行いました。
クイズの内容が分かりにくいとのことで、〇×クイズに変えてみました。

今回、替え歌の作詞もしてみました。
独自のプログラムになっていると思います。

「楽しく」が依頼のキーワードになってきています。
高齢の方を対象にするため
話し方にも工夫が必要になりますが、回を重ねるごとにわかってきます。

石川県が草の根講師の派遣を消費者支援ネットワークに委託しました。
その事業で、多くの出前講座を体験させていただきました。

約1時間の内容です。
「楽しかった」「初めて知ったこともあった」等の声に励まされ
来年度も取り組みたいと思います。

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