製品安全情報メールマガジン 2020年4月28日発行より
NITE(ナイト)」「独立法人製品評価技術基盤機構」製品安全センター
テレワークを実施する企業が増えて、ノートパソコンが大活躍かと思います。
今では仕事や生活などに欠かせないノートパソコンですが、
ちょっとした不注意で火災になることがあります。
また、リコール製品を使い続けていることによる事故も起きています。
事例1 ノートパソコン及び周辺を焼損する火災が発生した
過度な屈曲による機械的ストレスでACアダプターの電源コードの芯線が
半断線状態となり、発熱、出火に至ったものと考えられる。
なお、取扱説明書には、「折り曲げない、ねじれた状態で使用しない」旨、記載されていた。
注意事項
ACアダプターの電源コードを引っ張ったり、机の脚で踏んだりするなど、無理な力を加えないでください。
電源コードを屈曲させる、踏みつける、といった外部から電源コードに大きな力が加わる使い方をすると、
電源コードの芯線が断線して、異常発熱や発火の原因となるおそれがあります。
事例2 ノートパソコン用のACアダプター本体と電源コートの接続部が焦げた
ACアダプターの接続部に塩水などが付着したため、異極間でショートが生じ
発熱・焼損したものと考えられる。
なお、取扱説明書には、「水などの液体が入ると感電、火災の原因になる」旨、記載されていた。
注意事項
接続部分に水分やほこりなどが付着しないように注意してください。
ACアダプターの接続部や電源プラグなどに水分や細かいゴミなどの異物が付着したりすることで、
ショートやトラッキング現象が生じるおそれがあります。
事例3 ノートパソコンを充電中、ノートパソコン及び周辺を焼損する火災が発生した
バッテリーパック内のリチウムイオンバッテリーが内部ショートし、出火したものと考えられる
注意事項
リーコル製品による事故が多く発生しています。
お使いの製品がリコール製品かどうか確認しましょう。
リコール情報は、事業者、消費者庁、経済産業省及びNITEなどのホームページで掲載しています。
また、お手持ちのノートパソコンがリコール製品の場合、メッセージが表示される機種があります。
お使いの製品がリコール製品だとわかった場合は不具合が生じていなくても
速やかに使用を中止し、事業者に連絡してください。
消費者庁リコール情報メールより(2020年4月28日付け)
Panasonic(パナソニック)「ノートパソコン」(対策ソフトウェアの配信)
⇒製品を焼損する火災が発生
https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000019602&screenkbn=06
****************************************
ノートパソコンは、本当に仕事や生活に欠かせないものになっています。
不注意な使い方による火災の発生の防止には
取扱説明書をよく読み実践することが大切ですが、
水が入らないようにとか、ねじ曲がらないようなコードを考え製品化することも
是非お願いしたいと思います。
そんなアイデア商品があったら買います!
不都合なので直したら、後にリコール製品だったってことがあります。
リコール製品の情報をホームページで消費者がいちいち確認するのは
どうなのだろうか?
せめてノートパソコンの場合には、
すべての機種にその旨メッセージが表示されるようになるといいですね。
リコール情報メールに登録すると定期的に情報が届きますよ!
製品事故は多くが使用者側に問題があります。
取扱説明書をきちんと読み、注意事項をまもり安全に使いたいものですが
注意事項に書いてあるから使用者が悪いというだけでなく
誰もが安全に使えるような製品づくりをめざし
注意点はわかりやすく、少ないものにしてほしいと切に思います。
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NITE(ナイト)」「独立法人製品評価技術基盤機構」製品安全センター
テレワークを実施する企業が増えて、ノートパソコンが大活躍かと思います。
今では仕事や生活などに欠かせないノートパソコンですが、
ちょっとした不注意で火災になることがあります。
また、リコール製品を使い続けていることによる事故も起きています。
事例1 ノートパソコン及び周辺を焼損する火災が発生した
過度な屈曲による機械的ストレスでACアダプターの電源コードの芯線が
半断線状態となり、発熱、出火に至ったものと考えられる。
なお、取扱説明書には、「折り曲げない、ねじれた状態で使用しない」旨、記載されていた。
注意事項
ACアダプターの電源コードを引っ張ったり、机の脚で踏んだりするなど、無理な力を加えないでください。
電源コードを屈曲させる、踏みつける、といった外部から電源コードに大きな力が加わる使い方をすると、
電源コードの芯線が断線して、異常発熱や発火の原因となるおそれがあります。
事例2 ノートパソコン用のACアダプター本体と電源コートの接続部が焦げた
ACアダプターの接続部に塩水などが付着したため、異極間でショートが生じ
発熱・焼損したものと考えられる。
なお、取扱説明書には、「水などの液体が入ると感電、火災の原因になる」旨、記載されていた。
注意事項
接続部分に水分やほこりなどが付着しないように注意してください。
ACアダプターの接続部や電源プラグなどに水分や細かいゴミなどの異物が付着したりすることで、
ショートやトラッキング現象が生じるおそれがあります。
事例3 ノートパソコンを充電中、ノートパソコン及び周辺を焼損する火災が発生した
バッテリーパック内のリチウムイオンバッテリーが内部ショートし、出火したものと考えられる
注意事項
リーコル製品による事故が多く発生しています。
お使いの製品がリコール製品かどうか確認しましょう。
リコール情報は、事業者、消費者庁、経済産業省及びNITEなどのホームページで掲載しています。
また、お手持ちのノートパソコンがリコール製品の場合、メッセージが表示される機種があります。
お使いの製品がリコール製品だとわかった場合は不具合が生じていなくても
速やかに使用を中止し、事業者に連絡してください。
消費者庁リコール情報メールより(2020年4月28日付け)
Panasonic(パナソニック)「ノートパソコン」(対策ソフトウェアの配信)
⇒製品を焼損する火災が発生
https://www.recall.caa.go.jp/result/detail.php?rcl=00000019602&screenkbn=06
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ノートパソコンは、本当に仕事や生活に欠かせないものになっています。
不注意な使い方による火災の発生の防止には
取扱説明書をよく読み実践することが大切ですが、
水が入らないようにとか、ねじ曲がらないようなコードを考え製品化することも
是非お願いしたいと思います。
そんなアイデア商品があったら買います!
不都合なので直したら、後にリコール製品だったってことがあります。
リコール製品の情報をホームページで消費者がいちいち確認するのは
どうなのだろうか?
せめてノートパソコンの場合には、
すべての機種にその旨メッセージが表示されるようになるといいですね。
リコール情報メールに登録すると定期的に情報が届きますよ!
製品事故は多くが使用者側に問題があります。
取扱説明書をきちんと読み、注意事項をまもり安全に使いたいものですが
注意事項に書いてあるから使用者が悪いというだけでなく
誰もが安全に使えるような製品づくりをめざし
注意点はわかりやすく、少ないものにしてほしいと切に思います。
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