石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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なくなった父が4年前に新聞の行動契約をしていた!やめられないの?

2023-05-31 13:30:47 | 日記
国民生活センターでは地方からの情報を提供しています。
今回はその中から東京都消費生活総合センターが発行している
「東京くらしねっと」web版 5・6月号No.283より紹介します。

なくなった父が4年前に新聞の購読契約をしていた!やめられないの?

質問
 実家で一人暮らしをしている80歳代の母の元に、
 昨日突然、新聞販売店から「来月から6カ月間、新聞を配達する。」と電話がありました。
 父が4年前に、新聞購読契約をしていたと言うのですが、父は3年前に亡くなっています
 また、母は目が悪く、新聞の小さな字は読めません。今からでも契約をやめることはできるでしょうか

回答
 訪問販売による新聞購読契約については、特に高齢者世帯からの相談が数多く寄せられています。
 中でも目立つのは長期的、または数年先の契約の解約トラブルに関するものです。
 新聞公正取引協議会の定めるガイドライン※1では、
 「購読者の死亡、購読が困難になる病気・入院・転居など、解約が合理的だと考えられるとき」は、
  販売店は解約申し出に応ずるべき
という考え方を示しています。

 事例では、契約した父親はすでに死亡しています。また、母親は目が悪く新聞は読めないと言っているのですから、
 本件のような場合は、契約者の死亡と共に、ガイドラインに基づき解約するのが合理的だと考えられます。

 ガイドラインでは、この他にも、不安を感じさせたり嘘を言うなど不適切な勧誘を行ったときや、
 長期間の契約、認知症など判断力が不足している状態での契約、
 本人や配偶者以外の名前での契約、未成年者の契約で解約の申し出があった場合、
 規約※2の上限を超える景品類を渡されていた場合などは、直ちに解約申し出に応じるべきとしています。

 訪問販売で新聞購読を契約した場合は、契約から8日以内であればクーリング・オフができます。
 また期間が過ぎてしまった場合でも、このガイドラインに基づいて解約交渉することが可能です。
 困った時は、消費生活センターにご相談ください。


※1「新聞購読契約に関するガイドライン」は平成25年11月21日に、日本新聞協会及び新聞公正取引協議会にて定められた。
※2「新聞業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約(略称:新聞公正競争規約)」によれば、
  勧誘で提供される景品については、契約金額の8%または6カ月分の購読料金の8%のいずれか低い金額、と定められている。


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新聞だけでなく、長期間契約する場合は、
契約終了まで継続できるのかどうかを判断することが重要です。
なんらかの理由により途中解約する場合はどうなるのかを
契約する前に、しっかり確認しましょう!

クーリング・オフの期間が過ぎてる場合でも、
違う法律で解決できる場合がありますので、
消費生活センターに相談しましょう!
消費者ホットライン ☎188(いやや!)を覚えておいてください🖕

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当選した無料バスツアー 高額商品の販売勧誘に注意!

2023-05-31 10:20:37 | 日記
国民生活センター 2023年5月23日:公表より

当選した無料バスツアー 高額商品の販売勧誘に注意!

見守り新鮮情報 第451号
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen451.pdf

内容
日帰りバスツアーの当選ハガキが届いた。
心当たりはなかったが、無料ならと思い参加した。
ツアー中に敷物の工場に立ち寄った際、高額なムートンのシーツを勧められた
「今買うなら安くする。約60万円でいい」と言われたが、高額なので断った。
しかし、出発時間が迫り焦っている中「分割払いなら大丈夫」と強く言われ、慌てて契約してしまった。
クーリング・オフしたい。(70歳代)

ひとこと助言
〇懸賞等で当選し、無料または格安のバス旅行に参加したところ、
 途中で立ち寄った施設で高額なネックレスや布団類等を勧められたという相談が寄せられています。
〇その場の雰囲気にのまれたり、旅という非日常の中で気分が高揚したりしてつい購入してしまうケースがみられます。

 強引に勧められても、冷静になり、本当に必要なものかをよく考えましょう。
 必要なければきっぱりと断ることが大切です。

要件を満たせばクーリング・オフ等ができる場合もあります。
 困ったときは、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

  消費者ホットライン ☎188(いやや!)


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旅行に行きたいですよね!
無料または格安と聞くと参加したくなる気持ちもわかります。
心当たりがないものでしたら、まずは断るのが一番!

どんなときでも、強引に勧められた時には、
少し時間をおいて冷静になることが必要です。
本当に必要な物かよく考えてみましょう!

周りが買っているのに(雰囲気)自分だけと思う気持ちもわかります。
ただその雰囲気も「さくら」かもしれません。

商売の方法には消費者の心理を上手く利用したしかけがあります。
必要か否かをしっかり考え、いらない場合きっぱりと断ることができるようになりたいですね🖕

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災害に便乗した消費者トラブルに注意!-2023年石川県能登地方地震-

2023-05-30 13:26:56 | 日記
国民生活センター 2023年5月23日:公表より

災害に便乗した消費者トラブルに注意!-2023年石川県能登地方地震-
 
 2023年5月5日に石川県能登地方で発生した地震で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
 被災地域の方から地震に関連した相談が寄せられています。
 地震に便乗した不審な訪問等に注意してください。

相談事例
自宅を訪問した事業者に、「損害保険金請求の申請サポートをする」と勧誘を受けた
 自宅を訪問した事業者から、「震度6強の場合に、損害保険からお見舞金が出る。受け取り方の紙だけを渡している
 などと手書きで書かれたチラシを渡され、「損害保険金請求の申請サポートをする」と勧誘を受けた。
 契約後、誤字脱字の多い書面で不審に感じ、知人に相談し、契約を取り消すことができたが、他の家にも個別訪問をしているようだ。
 (2023年5月受付 80歳代 男性)


地震の後、ブルーシートを高額で訪問販売する事業者がいる
 地震の後、ブルーシートを約10万円という高額で訪問販売する事業者が市内を巡回しているので情報提供する。
(2023年5月受付 年代性別不明)


消費者へのアドバイス
突然の訪問でも、その場で契約せず、しつこく契約を迫る業者には特に注意しましょう。
 また、不審な電話があってもすぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。
〇「申請サポートをする」と勧誘をされてもすぐに契約せず
 損害保険金の請求でわからないことがあれば、加入先の保険会社や保険代理店に相談してください。
 保険金の請求は加入者自身で行うことが基本です。
〇少しでも不安を感じたら、すぐに最寄りの消費生活センター等(消費者ホットライン「188」番)や警察に相談してください。


*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
 最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
*警察相談専用電話「#9110」
 最寄りの警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号です。

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奥能登広域消費生活センターの相談員さんが
珠洲での地震後、不審な電話や訪問が増えていると言っていました。
昨年度の大きな地震の後もあったようですが、
コロナが5類になり、人が動くようになって
災害に便乗した悪質な事業者が入りやすくなっているのではとのこと。

石川県だけではなく、日本中で大きな揺れを観測しています。
このような便乗した悪質業者を防ぐためにも
「その場で契約せず」誰かに相談してください。
消費生活センターには情報提供をいただければと思います🖕

傷を受けている方々にさらに塩をすり込むような事!
断じて許しません!
地域ぐるみで警戒し、情報を共有してください👍

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5月30日は「ごみゼロ」の日です!~~~ごみ減量していますか?

2023-05-30 10:56:21 | 日記
5月30日はごみゼロの日ですが、ご存じでしたか?
「ご(5)、み(3)、ゼロ(0)」の語呂合わせで、毎年5月30日は「ごみゼロの日」です。
「530(ごみゼロ)運動」は、1970年代に愛知県豊橋市の山岳会会長・夏目久男さんの呼びかけで始まり、その後、全国に広まりました。
 1993年には厚生省(現・厚生労働省)が5月30日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を正式に制定しました。

 現在は5月30日~6月5日(環境の日)を「ごみ減量・リサイクル推進週間」として、
 ごみ減量やリサイクル推進のための啓発活動や美化清掃活動が各地で行われています。

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今朝新聞を読んでいたら、
5月30日~6月5日は「ごみ減量・リサイクル推進週間」です。
私たちも進めています。
との業者の広告記事でした。

石川県生活学校連絡会では、5月30日が「ごみゼロの日」
平成27年5月30日を食品ロス見直しデーとし
食品ロスの実態について調査いたしました。
その結果、調味料が多く捨てられていることや
いただいた菓子類、野菜類などが食品ロスとなっている実態を知りました。
その後、自分はいらないものの他の誰かのためにと
「フード・ドライブ」を実施して現在に至っています。

今年度は「食品ロス削減」に向け
メンバー全員で
1.買い物前に冷蔵庫をチェック!
2.つくりすぎない
3.残さず食べる
を実践していきましょうと総会で申し合わせました。

今日は食品ロスについて、皆さんの家の在庫を見直すよい機会です。
おいしく食べきりましょう!

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ベビーカーからの転落などに注意!-安全な使用の心がけと周囲の協力を-

2023-05-30 10:17:17 | 日記
子ども安全メールfrom消費者庁 Vol.627より

ベビーカーからの転落などに注意!-安全な使用の心がけと周囲の協力を-


ベビーカーは子どもを連れて移動するのに便利な製品ですが、
正しく使わないと転落や身体の挟み込みなどの思わぬ事故につながるおそれがあります。
消費者庁・国民生活センターには、ベビーカー使用中に起こった事故の情報が医療機関から寄せられています(※1)。

事例
 施設で、別の階にエレベーターで移動しようとしたが、目的の階に止まらなかったため、下りエスカレーターを利用した。
 乗る際に、ベビーカーが引っかかり、シートベルトをしていなかった子どもが投げ出されて10段下まで転落した
 救急搬送され、頭蓋内損傷のため入院となった。(0歳)

 散歩中、子どもがベビーカーの座席に立ち上がり、バランスを崩してコンクリートの地面に後頭部、背中から落下した。
 頭部に大きな腫れがあり、検査で頭蓋骨骨折と診断され、通院が必要となった。(1歳)

 保護者がベビーカーから子どもを抱き上げようと持ち手から手を離したところ、
 持ち手にかけていた荷物の重みでベビーカーが倒れ、子どもが後頭部に擦り傷等を負った。(2歳)

 ベビーカーに犬のリードを繋いでいたところ、犬が暴れてベビーカーが横転した。
 その際、乗っていた子どもが地面で側頭部を打った。救急を受診し、傷を処置して帰宅となった。(4歳)
 
 折りたたまれたベビーカーを子どもがつかんでいたが、それに気づかず保護者が開いたところ、
 子どもの指がフレームに挟まれた。挟まれた指には腫れと赤みがあり骨折していた。(1歳)

<安全な使用のためのポイント>
シートベルトをしっかり締める。子どもをステップや座席の上に立たせない。
○荷物はベビーカーごとに決められた収納場所に入れる。
○不安定な場所に置かない。段差や溝、傾斜に注意して使用する。
○子どもを乗せたままエスカレーターや階段は利用しない。エレベーターを利用する。
○ベビーカー開閉時には、そばに子どもがいないことを確認する。
○本体や部品にがたつきや亀裂などの不具合がないか、日常的に点検する。リコール対象でないか確認する。


ベビーカーでの事故を防ぐために、上記の安全な使用のためのポイントを確認して、正しい使用を心がけましょう。
また、安全でスムーズな移動には、周囲の方の理解と協力も欠かせません

公共交通機関等でベビーカーを利用しやすい環境づくりに向けて、
ベビーカー使用者及び周囲の方のお互いの理解を深めるため、
国土交通省・こども家庭庁・関係事業者等が連携して、
ベビーカー利用に関するキャンペーン(※2)を、5月1日から1か月間、実施しています。


(※1)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、
    平成22年12月より、医療機関(令和5年5月現在で32機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(※2)国土交通省「ベビーカー利用に関するキャンペーンを実施します-ベビーカー利用者の方々へのご理解とご協力を-」
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000356.html

(参考)
政府広報オンライン「知ってほしい!公共交通機関等でのベビーカー利用」
https://gov-online.go.jp/pr/media/tv/jouhoubin/movie/20220429.html

(独)国民生活センター「ベビーカーの転倒による乳幼児の事故に注意-ベビーカーから転落し、頭部にけがを負い入院する事例も!-」
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20191212_1.html

(独)製品評価技術基盤機構「“危険なお散歩”していませんか? ~パパ・ママに知ってほしい「おでかけベビー用品」の思わぬリスク~」
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2022fy/prs22072801.html

ベビーカー安全協議会「ベビーカーの安全性」
http://ikuji-tokyo.com/babycar/safety.html

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みなさんは「ベビーカーマーク」をご存じでしたか?
5月にキャンペーンをしているのですね。
クリックして別紙1~をご覧ください。
読むのが面倒の方は、
政府広報オンラインは動画です。是非ご覧ください。

事故の事例はどれもありがちなものです。
簡単に考えないで、ただしい使い方をしましょう。
大切なベビーを守るために保護者の理解と実践が必要です。

またベビーカー利用者の困ったに手を差し伸べることができる大人でありたいですね🖕

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